CBMの計算方法とは?意味・kg換算・容積重量の計算式までわかりやすく解説

こんにちは!

中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

子パンダ
船便を利用する予定です。CBMという単位をよく目にしますが、kg換算できますか?計算方法など教えていただきたいです。

今回は、こちらのお悩みにお答えします。

 

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この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長
CBMの意味から計算方法、kg換算やコンテナの目安まで、実務目線でやさしく解説します。読み終わる頃には、ご自身で送料の見当がつけられるようになりますよ!

それでは、見ていきましょう!

 

CBM(シービーエム)とは?貨物の容積を表す単位

まずは、CBMという言葉の基本的な意味から、一緒に確認していきましょう。

CBMは「Cubic Meter(キュービックメーター)」の頭文字をとった略語で、読み方はそのまま「シービーエム」です。

貨物の容積(体積)を立方メートルで表す単位のことで、物流や貿易の世界では送料を決める基準として、とても大切な役割を持っています。

難しく聞こえるかもしれませんが、実は中学校で習った「体積」とまったく同じ考え方なので、身構えなくて大丈夫ですよ。

 

詳しくみていきましょう。

 

CBMとm3(立方メートル)の違い

結論からお伝えすると、CBMとm3(立方メートル)は、まったく同じ体積を表す単位です。

縦1m×横1m×高さ1mの立方体が、1CBMであり1m3と覚えてください。

呼び方が違うだけで、意味の違いは一切ありません。

では、なぜ2つの呼び方があるのかというと、貿易や国際物流の見積書・書類では、慣習として「CBM」が使われてきたからなんです。

現場では「M3(エムスリー)」と呼ばれることもありますが、これも同じ意味なので、あわせて覚えておくと戸惑わずに済みますよ。

当社もCBMで仕入れ、kg換算して小出しにしています。キロ単価として皆さんへ提供させていただいていますよ!

 

CBMが使われる場面(LCL貨物の運賃計算・B/Lなどの書類)

CBMが最も活躍するのは、船便の混載便(LCL)の運賃計算です。

LCLとは、1つのコンテナを複数の荷主でシェアする輸送方法のこと。

コンテナの中で「どれだけのスペースを使ったか」で料金を分け合うため、「1CBMあたり◯◯ドル」という形で運賃が決まる仕組みになっています。

また、船会社が発行するB/L(船荷証券)やアライバルノーティス(貨物到着案内)といった書類にも、貨物の容積はCBMで記載されます。

書類でCBMという文字を見かけたら、「自分の荷物が使うスペースの大きさ」を表しているんだな、と理解していただければ大丈夫です。

なお、コンテナを丸ごと1本借りるFCLの場合は、コンテナ単位の料金になるため、CBMで運賃が変わることは基本的にありません。

 

CBMの計算方法【計算式と具体例】

段ボールの縦・横・高さからCBMを計算する例

それでは本題の、CBMの計算方法をみていきましょう。

電卓が1つあれば、どなたでもすぐに算出できますので、ぜひ手を動かしながら読み進めてみてください。

 

詳しくみていきましょう。

 

基本の計算式:縦(m)×横(m)×高さ(m)

計算式は、とてもシンプルです。

CBMの計算式

  • 縦(m) × 横(m) × 高さ(m) = CBM

 

ここでの最大のポイントは、cm(センチ)をm(メートル)に直してから掛けることです。

50cmなら0.5m、30cmなら0.3mと、先に単位を変換しておきましょう。

cmのまま計算すると数字がどんどん大きくなり、あとで「1,000,000で割る」というひと手間が増えて、計算ミスの原因になってしまいます。

最初にmへ直しておくことが、正確に計算するいちばんの近道ですよ。

 

【具体例】150サイズ段ボール10箱の合計CBMを計算

中国輸入でよく使われる、150サイズの段ボール箱で実際に計算してみましょう。

サイズは「縦60cm × 横50cm × 高さ40cm」だとします。

まず、mに直すと「0.6m × 0.5m × 0.4m」になりますね。

これらを掛け合わせると、1箱あたり「0.12CBM」という答えが出ます。

複数の箱がある場合は、1箱分のCBMに箱数を掛けるだけでOKです。

今回の例なら10箱なので、0.12CBM × 10箱 = 合計1.2CBMという計算になります。

サイズの異なる箱が混ざっている場合も、それぞれのCBMを計算してから合算すれば大丈夫ですよ。

 

端数処理と「1CBM未満は1CBM」のルール

計算式そのものは簡単なのですが、実務では知っておきたいルールが2つあります。

1つめは、端数処理のルールです。

CBMは一般的に小数点第2位や第3位まで計算されますが、切り上げ・切り捨ての扱いは船会社やフォワーダーによって異なります

2つめは、船便(LCL)では「1CBM未満の貨物は、1CBMとして扱われる」のが一般的というルールです。

たとえば計算結果が0.3CBMでも、運賃は1CBM分が最低ラインとして請求されるケースが多いんですね。

「計算上は小さいのに、思ったより送料がかかった」という誤算を防ぐためにも、ぜひ覚えておいてください。

少量なら、無理に船便を選ばず航空便のほうが安く済むこともあります。当社では物量に合わせた輸送方法をご提案していますので、迷ったらご相談くださいね!

 

CBMを重量(kg)に換算する方法

CBMを輸送方法別の重量に換算する例

送料を決める際には、実際の重さ(実重量)だけでなく、CBMをkgに換算した「容積重量」も重要になります。

まずは、輸送モードごとの換算基準を一覧でご覧ください。

輸送モード換算基準(目安)
船便(LCL)1 CBM = 1,000 kg
航空便1 CBM ≒ 167 kg
トラック1 CBM = 280 kg

 

詳しくみていきましょう。

 

船便(LCL):1CBM=1,000kg

船便の混載便(LCL)では、「1CBM = 1,000kg(1トン)」が換算の基準です。

これは「1CBMの大きさがあるなら、1,000kg分の重さとみなしますよ」という意味です。

たとえば実重量が500kgしかなくても、容積が1CBMあれば、1,000kg分の運賃がかかることになります。

つまり船便は、「大きくて軽いもの」ほど容積計算の影響を受けやすいのです。

かさばる商品を扱う方は、この点を頭に入れて仕入れ計画を立てると安心ですよ。

 

航空便:1CBM≒167kg(容積重量の計算式)

飛行機は積めるスペースがとても貴重なため、船便よりも基準が厳しくなります。

一般的に「1CBM = 約167kg」として計算されます。

この167kgという数字は、次の計算式から導かれる「容積重量」に基づいています。

容積重量の計算式(航空便)

  • 縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 6,000 = 容積重量(kg)

 

たとえば1CBM(100cm×100cm×100cm)なら、1,000,000÷6,000=約167kgとなるわけですね。

なお、除数は6,000が一般的ですが、キャリアや業者によっては5,000で計算する場合もあります。

同じ荷物でも請求額が変わってくるため、利用する業者のレートは事前に確認しておきましょう。

航空便を使うときは、できるだけ小さく梱包することが、コスト削減のいちばんの近道です。

箱の中の隙間を減らすだけで容積重量はグッと下がります。当社の青島倉庫でも、緩衝材を調整して1箱でも小さくまとめる工夫をしていますよ!

 

国内トラック:1CBM=280kg

日本国内のトラック輸送でも、CBMの考え方は使われています。

一般的には「1CBM = 280kg」として換算されることが多いです。

これは、日本独自の単位である「才数(さいすう)」から来ている基準なんですね。

商品が日本に到着したあとの、国内配送料を見積もる際に役立つ知識ですので、あわせて覚えておくと便利ですよ。

 

実重量と容積重量はどちらで請求される?(R/T・課金重量)

ここまでで、「実重量」と「容積重量」という2つの重さが出てきました。

では、実際の運賃はどちらで計算されるのでしょうか。

答えは、「実重量と容積重量を比べて、大きい方が採用される」です。

これを「重量勝ち・容積勝ち」と呼ぶこともあり、見積書では「R/T(レベニュートン)」という言葉で表されます。

R/T(レベニュートン)の意味

  • 実重量(kg)と容積重量(CBM換算)を比べる
  • 大きい方の数字が「課金重量」として採用される

 

なぜこのようなルールがあるかというと、船会社や航空会社がスペースを公平に販売するためです。

軽くて巨大な荷物ばかりを実重量で運んでいたら、輸送会社は赤字になってしまいますよね。

難しく考えず、「実重量と容積、重い方で計算される」とだけ覚えておけば大丈夫ですよ。

 

1CBMはどれくらい?コンテナ積載量と箱数の目安

数字だけでは、「1CBMってどのくらいの量なの?」とイメージしにくいですよね。

ここでは、コンテナと段ボール箱の2つの視点から、量の感覚をつかんでいただきます。

 

詳しくみていきましょう。

 

20ft・40ftコンテナに入るCBM数

コンテナ1本に、どれくらいの荷物が入るのかの目安です。

コンテナの種類積載量の目安
20フィート約 25 ~ 28 CBM
40フィート約 55 ~ 58 CBM

 

理論上の容積より少なめなのは、積み込みの際にどうしても隙間ができてしまうためです。

物量が20CBMを超えてくるあたりから、混載(LCL)よりコンテナ貸切(FCL)のほうが割安になるケースが出てきます。

コンテナ貸切を検討する際の、判断材料にしてくださいね。

 

段ボール箱なら何個分?

もっと身近な、段ボール箱でもイメージしてみましょう。

一般的なミカン箱(100サイズ)なら、1CBMに約30〜35箱入ります。

150サイズの大きな箱なら、約8箱分が1CBMです。

「1CBM=かなり大きな箱が8個分」とイメージすると、量の感覚がつかみやすいと思います。

意外とたくさんの荷物が運べると感じませんか?

 

CBM計算の注意点:最外寸ルール

CBM計算でつまずきやすいのが、パレットや変わった形の商品です。

「思ったより送料が高かった…」とならないよう、ここで注意点を押さえておきましょう。

 

詳しくみていきましょう。

 

パレットを含めて計算する

パレット(荷役台)に載せて運ぶ場合、CBMはパレットも含めて計算されます。

段ボール単体のサイズではなく、パレットの厚みや、荷物のはみ出し部分まで含めた寸法が基準になるんです。

この一番外側の寸法のことを、「最外寸(さいがいすん)」と呼びます。

数センチの差でも、箱数が多くなると送料に大きく響いてきますので、パレット輸送の際は注意してくださいね。

 

球形・いびつな形は「外接する直方体」で計算

球体などのいびつな形の荷物は、それがすっぽり入る「直方体」に置き換えて計算されます。

つまり、荷物のまわりの何もない空間(デッドスペース)まで、容積としてカウントされてしまうのです。

球体は実際の体積よりかなり大きなCBMになり、送料が割高になりがちです。

可能なかぎり四角く梱包することが、送料を安く済ませるプロのコツですよ。

実際、ぬいぐるみのような柔らかい商品は圧縮梱包するだけでCBMが半分近くになることも。梱包の工夫は、いちばん手軽な送料削減策です!

 

才数からCBMへの換算方法(1CBM=約35才)

日本の物流現場では、「才(さい)」という単位が今でも根強く使われています。

国内の運送業者さんと話していると、「これ、何才くらい?」と聞かれることも珍しくありません。

CBMとの換算方法を知っておくと、そんなときも慌てずに済みますよ。

才数の換算

  • 1CBM は 約35.3才
  • 1才 は 約0.028CBM(=約30cm角の立方体)

 

「1CBM=約35才」と覚えておけば、大まかな換算はすぐにできます。

30cm角の立方体が、だいたい1才のイメージですね。

海外輸送はCBM、国内配送は才数、と使い分けられるようになれば、もう一人前です。

 

CBMに関するよくある質問(FAQ)

最後に、CBMについてよくいただく質問にお答えします。

 

CBMの読み方は?何の略ですか?

読み方は「シービーエム」です。

英語の「Cubic Meter(キュービックメーター=立方メートル)」の略で、貨物の容積を表す単位です。

書類や現場では「M3(エムスリー)」と表記・呼称されることもありますが、意味はまったく同じです。

 

複数の箱がある場合は、どう計算しますか?

1箱ごとのCBMを計算し、すべてを合算してください。

同じサイズの箱であれば、「1箱のCBM × 箱数」で合計CBM(トータルCBM)が求められます。

サイズが異なる箱が混ざっている場合は、サイズごとに計算してから足し合わせましょう。

 

CBMと運賃はどのような関係がありますか?

船便の混載便(LCL)では、「1CBMあたり◯◯ドル」という単価に、貨物のCBM数を掛けて運賃が計算されます。

ただし実重量が容積重量を上回る場合は、実重量ベースで請求されます(重い方が採用されるR/Tルール)。

つまりCBMは、運賃を決める「ものさし」そのものと言えます。

 

CBMを自動計算できるツールはありますか?

計算式は「縦(m)×横(m)×高さ(m)」だけなので、電卓やスマホでも十分計算できます。

送料までまとめて概算したい方は、当社の見積シミュレーターをご活用ください。

商品サイズと数量を入れるだけで、輸送コストの目安がすぐに分かりますよ。

 

まとめ:CBMの計算をマスターして輸送コストを最適化しよう

  • CBMは「1m角のサイコロ」をイメージすれば簡単です。
  • 計算は「cmをmに直してから掛ける」のがミスのないコツ。
  • 船便(LCL)は1CBM未満でも1CBM扱いになる点に注意。
  • 船便なら1CBM=1,000kg、航空便なら1CBM≒167kg(÷6,000)が目安。
  • 運賃は実重量と容積重量の「重い方」で請求されます(R/T)。
  • パレットやいびつな形は「最外寸」で計算されるので注意。
  • 1CBM=約35才と覚えれば、国内配送の見積もりにも役立ちます。

CBMの計算ができるようになると、仕入れの段階から送料込みの利益計算ができるようになり、輸入ビジネスがぐっと計画的になります。

当社「誠」では、小口から大口まで中国輸入代行を幅広くサポートしています。

計算で迷ったときは、いつでもお気軽にご相談くださいね!

ご質問、いつでも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^
中国輸入代行 誠
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