
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えします。
▼タオバオ・天猫に関するPost▼
中国輸入をはじめると、「天猫とタオバオ、結局どっちで仕入れればいいの?」と迷うことがあります。同じ商品に見えても、価格だけで選ぶと品質や偽物のリスクで失敗することも。大切なのは、それぞれの特徴を知り、仕入れる商品や目的に合わせて使い分けることです。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) August 16, 2026
この記事は、長年、中国輸入で物販ビジネスを営むパンダ社長が書いています。

それでは、さっそく見ていきましょう!
天猫(Tmall)とは?アリババが運営するタオバオ内のB2Cモール

天猫(Tmall)とは、アリババグループが運営する中国最大級のB2C(企業対個人)向けECモールのことです。
もともとはタオバオの中の一区画として生まれたサービスで、いまでもタオバオのサイトやアプリの中に一緒に表示されています。
出店できるのは厳しい審査を通過した企業だけなので、日本でいえば「楽天市場」や「百貨店」に近いイメージですね。
つまり天猫は、まったくの別サイトではなく、タオバオの中にある「信頼できるお店だけを集めたエリア」だと考えると分かりやすいと思います。
ひとつずつ、やさしく見ていきましょう。
天猫の読み方は「テンマオ」|Tmall・天猫商城などの別名も
漢字では「天猫」と書きますが、読み方は「テンマオ(Tiānmāo)」が最も一般的です。
日本語読みで「テンビョウ」「テンネコ」と呼ばれることもありますが、ビジネスの現場ではほとんど使われていません。
代行業者や仕入れ仲間との会話では「テンマオ」、書き言葉では英語表記の「Tmall(ティーモール)」を使っておけば、まず問題なく通じます。
呼び名がいくつもあって混乱しやすいので、下の表で一度スッキリ整理しておきましょう。
| 表記 | 読み方 | 補足 |
|---|---|---|
| 天猫 | テンマオ | 中国語読み。日本のビジネス現場でも主流 |
| 天貓 | テンマオ | 繁体字の表記。台湾・香港でよく見かける |
| Tmall | ティーモール | 英語の正式サービス名。Tモールとも書かれる |
| 天猫商城 | テンマオショウチョン | 正式名称。旧称は「淘宝商城」 |
| 天猫国際 | テンマオコクサイ | 越境EC版。英語では Tmall Global |
| 淘宝網 | タオバオワン | タオバオの正式名称。英語表記は Taobao |
中国語のサイトで「天貓」という見慣れない漢字が出てきても、同じ天猫のことなので戸惑わなくて大丈夫ですよ。

天猫とタオバオの関係|同じアリババグループの別モール
天猫とタオバオは、どちらもアリババグループが運営している「兄弟のような関係」のモールです。
2003年に誕生したタオバオの中に、2008年、企業だけが出店できる「淘宝商城」という区画がつくられました。
これがのちに独立して「天猫」という名前になり、いまの2本立ての形になっています。
運営会社もアカウントも決済システム(Alipay)も共通なので、タオバオにログインしていれば天猫の商品もそのまま同じ買い物カゴに入れられます。
「別サイトの会員登録をやり直さないといけないのかな」と心配される方が多いのですが、その必要はありませんのでご安心ください。
天猫国際(Tmall Global)との違い|日本からの仕入れは国内版
天猫には「天猫(国内版)」と「天猫国際(テンマオコクサイ/Tmall Global)」の2種類があります。
天猫国際は、海外のブランドが中国の消費者に向けて販売するための越境EC専用のプラットフォームです。
つまり「中国の方が海外の商品を買う場所」なので、私たちが中国の商品を仕入れる目的には向いていません。
日本から中国商品を仕入れるときは、基本的に「天猫(国内版)」を使うと覚えておいてください。
天猫国際の商品は発送元が中国国外(日本を含む)になることが多く、送料や配送日数が余計にかかってしまうためです。
天猫(Tmall)とタオバオ(Taobao)の違いは?3つの比較ポイント

天猫とタオバオの決定的な違いは、出店している店舗の信頼性と、商品の品質です。
天猫は厳しい審査を通過した企業だけが出店する「高品質なデパート」のような存在です。
一方のタオバオは、個人でも手軽に出店できる「安さ重視の巨大なフリーマーケット」だとイメージしてください。
どちらが良い・悪いという話ではなく、仕入れたい商品に合わせて使い分けることが、中国輸入で失敗しないコツになります。
| 比較項目 | 天猫 (Tmall) | タオバオ (Taobao) | アリババ (1688) |
|---|---|---|---|
| 運営形態 | B2C(企業対個人) | C2C(個人対個人) | B2B(企業対企業) |
| 出店審査 | 非常に厳しい | 緩い | 普通(工場・卸が中心) |
| 信頼性 | 非常に高い(本物保証) | 普通(偽物リスクあり) | 店舗によって差が大きい |
| 価格帯 | 普通(ブランド定価) | 激安(最安値圏) | 卸価格(中国最安値) |
| 最低ロット | 1個から | 1個から | ロット制限あり |
| イメージ | 百貨店・デパート | フリマ・露店 | 問屋街・卸市場 |
詳しく見ていきましょう。
違い①:運営形態と出店審査の厳しさ(B2CとC2C)
天猫に出店するには、中国の法人登記や多額の保証金、そして厳しい営業許可証の審査が必要になります。
そのため、天猫に並んでいるのはメーカー直営店や正規代理店などの「企業(B2C)」のお店だけです。
一方のタオバオは、身分証さえあれば個人でも簡単に出店できる「フリーマーケット(C2C)」のような形態になっています。
入口のハードルがまったく違うぶん、顧客対応やアフターサービスの手厚さにも、はっきりとした差が出てくるわけですね。
違い②:商品の価格帯と品質の信頼性
天猫はブランドの価値を守るため、基本的にメーカーの定価で販売されており、極端な値引きはされません。
その代わり、品質はメーカーの公式保証があるので非常に高く、不良品が届く確率はとても低くなっています。
一方のタオバオは出店コストが安いため、まったく同じに見える商品でも天猫より激安で売られていることが多々あります。
ただし、安さに惹かれて選ぶと写真とは違う粗悪品が届くこともあり、品質にはどうしてもバラつきが出てしまいます。
違い③:偽物・コピー品リスクの有無
天猫はアリババグループが威信をかけて品質管理をしており、偽物を販売した店舗は即刻退店処分となります。
そのため、天猫で有名ブランドのロゴが入った商品を買っても、偽物リスクはほぼゼロと言ってよいでしょう。
反対にタオバオには、知的財産権を無視したコピー商品や偽物が、平然と売られていることがあります。
ブランド品や家電など「絶対に偽物を掴みたくない」商品は天猫で買う。
これが、中国輸入の世界での鉄則になっています。

タオバオ内で天猫の商品を見分ける方法は?目印は「赤い猫マーク」
天猫の商品を探すために、わざわざ別のサイトを開く必要はありません。
タオバオで検索すると、一般のタオバオ商品の中に天猫の商品も混ざって表示されるからです。
見分ける目印は、商品画像の左上やタイトルの横にある「赤い猫のアイコン」です。
このマークが付いていれば企業の公式ショップの出品なので、まずはこのマークを頼りに探してみてください。
詳しく見ていきましょう。
検索結果や商品ページで「赤い猫アイコン」を確認する
検索結果の一覧では、商品画像の左上や店舗名の前に、小さな赤い猫のマークが表示されます。
商品ページを開いたときは、店舗名に「旗艦店」「専営店」「専売店」といった文字が入っているかも判断材料になります。
なかでも「旗艦店(フラッグシップストア)」はメーカー直営の公式店なので、天猫の中でもいちばん信頼度の高いお店です。
逆に、赤い猫マークがなく店舗名も個人名のようなお店は、タオバオの個人出品者だと考えてください。

検索フィルタで天猫の商品だけに絞り込む
「最初から天猫の商品だけを見たい」という場合は、絞り込み機能を使うのが便利です。
タオバオで商品を検索したあと、検索窓の下に並んでいる条件から「天猫」にチェックを入れてみてください。
これで赤い猫マークの付いた商品だけが一覧に表示され、リサーチの時間をぐっと短縮できます。
品質を重視したい商品を探すときは、この絞り込みをかけた状態からはじめるのがおすすめです。
天猫とタオバオはどっちがおすすめ?目的別の使い分け方

天猫とタオバオは、仕入れたい商品のジャンルや目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
絶対に偽物を避けたいブランド品や、品質が重要な家電・化粧品などは天猫から仕入れましょう。
反対に、安さを重視するノーブランドのアパレルやスマホケースなどの雑貨は、タオバオが適しています。
そして、テスト仕入れはタオバオでおこない、売れ行きが良ければアリババ(1688)で大量仕入れをする。
この流れが、多くのプレイヤーが実践している王道パターンです。
詳しく見ていきましょう。
天猫が向く商品:ブランド品・家電・化粧品など偽物を避けたいもの
有名ブランドのスニーカーやバッグ、スマートフォンなどのPC周辺機器を買うなら、迷わず天猫を選んでください。
また、直接お肌に触れる化粧品やスキンケア用品、ベビー用品も、品質が悪いと大きな事故につながりかねません。
こうしたジャンルは偽物が出回りやすいので、数百円の差をケチらずに天猫の公式ショップから仕入れるのが安全です。
「安全第一で、良いものをお客様に届けたい」という場面では、天猫がいちばん頼りになります。
タオバオが向く商品:ノーブランドの服・雑貨など安さ重視のもの
ノーブランドのレディース服や子供服、スマホケースなどの安価な雑貨は、まさにタオバオの独壇場です。
ハンドメイド用の素材やパーツ、コスプレ衣装なども、タオバオのほうが種類が圧倒的に豊富で価格も安く抑えられます。
品質よりも「デザインの豊富さ」や「原価の安さ」を優先したい商品は、タオバオで探してみてください。
評価スコア(DSR)の高い優良店舗を選べば、タオバオでも十分に質の良い商品は見つかりますので、過度に怖がる必要はありませんよ。
アリババ(1688)が向く場面:売れ筋が確定した後の大量仕入れ
まずタオバオで1〜2個の「テスト仕入れ」をおこない、よく売れることが確定したとします。
その商品をさらに安く大量に仕入れて利益率を上げたい段階で、工場直販の「アリババ(1688.com)」へステップアップします。
アリババは卸売サイトなので単価は中国最安値ですが、「3個以上から」といったロット制限があるのが特徴です。
タオバオでテストし、アリババで本格的に仕入れる。
この2段階を踏むだけで、在庫リスクをぐっと抑えながら利益を伸ばしていけます。
日本から天猫・タオバオで買うには代行業者の利用が現実的
天猫やタオバオの商品を日本から個人で直接買うことは、決済と配送の壁があるため、正直かなり難しいのが現実です。
多くの店舗は中国国内への発送しか想定しておらず、日本の住所を入力してもエラーになってしまいます。
決済面でも、Alipay(アリペイ)が日本のクレジットカードを弾いてしまい、無理に通そうとするとアカウントが凍結されることもあります。
さらに、届いた商品が不良品だった場合、返品や交換の交渉はすべて中国語でおこなわなければなりません。
この3つの壁を代わりに越えてくれるのが、中国輸入の代行業者です。
代行業者を使えば、中国国内の自社倉庫でいったん商品を受け取り、検品したうえで日本へまとめて発送してもらえます。
支払いも日本円の銀行振込などで完結しますので、はじめての方でも安心して仕入れをスタートできますよ。

天猫とタオバオの違いに関するよくある質問(FAQ)
天猫とタオバオの違いについて、中国輸入をこれからはじめる方からよくいただく質問をまとめました。
運営会社の関係や偽物リスクの有無、個人での仕入れ可否など、実務で気になるポイントばかりです。
「こんなこと聞いていいのかな」という素朴な疑問こそ、先に解消しておきましょう。
詳しく見ていきましょう。
天猫とタオバオは同じ会社が運営していますか?
はい、どちらもアリババグループが運営しています。
もともとタオバオの中の一区画だった「淘宝商城」が独立して天猫になったという経緯があり、アカウントも決済システムも共通です。
そのため、タオバオのIDひとつで両方の商品を購入できます。
天猫の商品なら絶対に偽物はありませんか?
天猫は厳しい審査を通過した企業しか出店できず、偽物を販売した際のペナルティも非常に重いため、偽物リスクはほぼゼロと言えます。
ただし「絶対にゼロ」と言い切れるものではありませんので、ブランド品を扱う場合はメーカー直営の「旗艦店」を選ぶと、より安心です。
タオバオのアプリから天猫の商品を買えますか?
はい、買えます。
タオバオのアプリやウェブサイトで検索すると、個人出品の商品に混ざって天猫の公式商品(赤い猫マーク付き)も表示され、同じカートで一緒に購入できます。
個人でも天猫やタオバオから仕入れできますか?
個人でも仕入れは可能です。
ただし、中国語でのやり取りや国際配送、決済の壁があるため、自力での購入はどうしてもハードルが高くなります。
日本語で注文でき、検品もしてくれる中国輸入代行業者を利用するのが、一般的かつ安全な方法です。
まとめ:天猫とタオバオの違いを理解して仕入れ先を使い分けよう
- 天猫(読み方はテンマオ/Tmall)は、アリババが運営するタオバオ内のB2Cモールである。
- 天猫は審査を通過した企業だけの「デパート」、タオバオは個人も出店できる「巨大市場」。
- 天猫の商品は「赤い猫マーク」で見分けられ、検索の絞り込みでも一覧表示できる。
- 日本から仕入れるなら、越境EC版の「天猫国際」ではなく「天猫(国内版)」を使う。
- ブランド品や家電は天猫、ノーブランドの服や雑貨はタオバオ、大量仕入れはアリババ1688。
- 決済・配送・返品の壁を越えるには、検品対応のある代行業者の利用が現実的である。


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