
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼タオバオの偽物・評価に関するPost▼
タオバオやアリババの店舗評価。初心者は、「描述」「服务」「物流」のすべてが4.8以上を満たす店舗を選ぶのがオススメ。絶対4.8以上と決めておくと、リサーチも早くなりますし、不具合率も格段に下がります。「4.7ならまぁいいか」が後々後悔することになります。雑念は不要です。経験談。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) December 29, 2021
この記事は、長年、タオバオ輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、見ていきましょう!
タオバオに偽物が多い理由と「天猫(Tmall)」との違い
まず大前提として、「タオバオ(Taobao)」と「天猫(Tmall)」の違いを理解しておきましょう。
同じアリババグループですが、安全性は天と地ほど違います。
詳しくみていきましょう。
構造:個人出店の「C2C」だから監視が緩い
タオバオは、個人でも簡単に出店できる「C2C(個人対個人)」の市場です。
毎日数億点の商品が動くため、AIによる監視も完璧ではありません。
「ノーブランド品」に見せかけて、裏でコピー品を売る手口も横行しています。
だからこそ、私たち購入者の側が「目利き」を身につける必要があるんですね。
対策:本物が欲しいなら「天猫」や「公式旗艦店」を選ぶ
一方、「天猫(Tmall)」は厳しい審査を通った法人しか出店できません。
日本でいう「百貨店の公式ショップ」のような存在です。
ブランド品を買うなら、迷わず天猫(赤い猫のマーク)を選びましょう。
さらに確実なのが、ブランドが直営する「公式旗艦店」です。
店舗名の末尾に「官方旗舰店(公式旗艦店)」と付いていれば、メーカー直営の公式ショップという証になります。
逆に「专卖店(専売店)」「专营店(専営店)」は代理店なので、公式より一段リスクが上がると覚えておいてください。

【最重要】偽物を避ける「店舗評価」3つのチェックポイント

ここが本記事の核となる部分です。
タオバオで安全な店を見分けるには、以下の3つを必ず確認してください。
詳しくみていきましょう。
ランク:「青い王冠」以上の店舗を選ぶ
取引数と「良い」評価の数に応じて、店舗にランクがつきます。
ランクは「ハート → ダイヤ → 青い王冠 → 金の王冠」の順に上がっていきます。
初心者の方は、最低でも「青い王冠」以上の店舗を選んでください。
ダイヤ以下の店舗は、実績が少なすぎるか、評価を買っている可能性があるため、避けるのが無難です。
| マーク | 店舗ランク | 安全性の目安 |
|---|---|---|
| ハート | 初級 | 危険(避ける) |
| ダイヤ | 中級 | 注意(レビュー必須) |
| 青王冠 | 上級 | 安全(ここから選ぶ) |
| 金王冠 | 最上級 | 非常に安全 |
スコア:3項目すべて「4.8以上」が絶対条件
店舗名の近くにある3つの数字(5点満点)を見てください。
- 商品説明(描述):写真と実物が同じか
- サービス(服务):店員の対応が良いか
- 物流(物流):発送が早いか
私の経験上、3つ全てが「4.8以上」かつ「赤色(平均以上)」の店を選べば、まず失敗しません。
「4.7」や「緑色(平均以下)」の店は、品質トラブルの確率が跳ね上がります。

レビュー:「写真付き(买家秀)」で実物を確認
評価スコアが良くても、サクラがいる可能性はゼロではありません。
必ず「写真付きレビュー(晒图)」を見て、素人が撮った実物を確認しましょう。
また、「追評(追加レビュー)」も重要です。
「最初は良かったけど、すぐ壊れた」といったリアルな本音が書かれています。
本物の証!信頼できる店舗にある「保証マーク」一覧

店舗評価と合わせて確認したいのが、タオバオ公式の「保証マーク」です。
これがある商品は、万が一の時に守ってもらえます。
詳しくみていきましょう。
金メダル:「金牌卖家」は優良店の証
金色のメダルアイコンは、タオバオが認めた優良店の証です。
売上、評価、リピート率などの厳しい基準をクリアしています。
このマークがある店で、あからさまな偽物を掴まされることは、まずありません。
迷ったら、このメダルがある店を優先しましょう。
保証:「正品保障」「假一赔三」なら安心
「正品保障」は、100%本物であることを保証するマークです。
「假一赔三」は、もし偽物だったら代金の3倍を賠償するという宣言です。
偽物を売れば店が大赤字になるため、商品への絶対的な自信の表れといえます。
ブランド品や家電を買う時は、このマークを必須条件にしてください。
返品:「七天退換」対応なら返品可能
商品到着後7日以内なら、理由を問わず返品・交換できる制度です。
「イメージと違った」という理由でも対応してくれます。
実物が見られない輸入ビジネスにおいて、心強い保険となります。
ただし、日本へ輸入した後では「7日」を過ぎていることが多いので、その点だけ注意してくださいね。
【保存版】偽物商品を示す危険な「キーワード」と価格のサイン

商品検索の段階で、偽物を排除するテクニックがあります。
以下のキーワードや価格のサインが見えたら、その商品は避けるようにしてください。
詳しくみていきましょう。
模倣品:「同款(同じデザイン)」は偽物
「同款」とは「同じデザイン」という意味です。
「〇〇(ブランド名)同款」とあれば、それは「〇〇風の偽物」です。
「明星同款」は、有名人が着ている服を真似した商品を指します。
これらは権利侵害品であり、税関で没収されるリスクが高いです。
コピー:「高仿(スーパーコピー)」「原単」はコピー品の隠語
「高仿」はスーパーコピー、「原単」は工場の横流し品やB級品を指します。
「1:1」という表記も、本物そっくりに作ったという意味の隠語です。
これらの漢字がタイトルに含まれていたら、100%偽物です。
「安い!」と飛びつく前に、商品名をしっかり確認しましょう。
価格:相場より安すぎる商品は疑う
危険単語がなくても、「価格」は偽物を見抜く重要なサインです。
同じ商品を複数の店舗で見比べて、1店舗だけ極端に安い場合は、まず疑ってください。
正規品の仕入れには原価があるため、相場を大きく下回る価格では本物を売れないからです。
また、「定価の1〜2割引き」程度に設定して本物らしく見せる、巧妙な店もあります。
安すぎても、微妙に安くても、最終的には店舗評価とレビューで裏を取るのが鉄則です。
なお、海外で買い付けた体で偽物を送る「代購(代理購入)」業者も存在するため、タオバオでの代購利用はおすすめしません。

ジャンル別!タオバオで偽物が多い「危険地帯」

キーワードだけでなく、そもそも「手を出してはいけないジャンル」があります。
詳しくみていきましょう。
スニーカー(NIKE・Adidas):99%偽物
タオバオで売られている有名ブランドのスニーカーは、ほぼ全て偽物だと思ってください。
中国はスニーカーのコピー工場が多く、精巧な偽物が出回っています。
「定価より少し安い」程度の価格設定で騙そうとする店もあるので、要注意です。
ハイブランド(GUCCI・LV):税関没収リスク大
ハイブランドのバッグや財布も同様に危険です。
これらは日本の税関でのチェックが最も厳しく、高い確率で没収されます。
商品が手に入らないだけでなく、没収通知への対応など面倒な手続きも発生します。
コスメ・化粧品:健康被害のリスクあり
ブランド化粧品の偽物は、中身に有害物質が含まれている可能性があります。
肌荒れなどの健康被害が出ても、誰も責任を取ってくれません。
肌につけるものだけは、絶対に正規ルートで購入しましょう。
偽物を買ってしまったら違法?税関没収と法律リスク
「もし偽物を買ってしまったら、自分も罪に問われるの?」という不安をお持ちの方も多いはずです。
結論からお伝えすると、個人使用が目的なら処罰はされませんが、商品は没収され、販売目的なら重い刑事罰の対象になります。
詳しくみていきましょう。
個人使用目的でも税関で没収される
以前は「個人使用ならOK」というグレーな時代もありました。
しかし、2022年10月の改正商標法・意匠法の施行により、海外の業者から送られてくる偽ブランド品は、個人使用目的でも税関の取り締まり対象になりました。
没収された商品は戻ってきませんし、支払ったお金も基本的に返ってきません。
「知らずに買ってしまった」場合、購入者本人がただちに処罰されることはありませんが、金銭的には丸損になってしまいます。
偽物と知って転売すれば商標法違反になる
さらに危険なのが、偽物を「販売目的」で輸入・転売するケースです。
これは商標法違反にあたり、10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金(または併科)という重い刑事罰の対象になります。
「偽物かもしれない」と記載してメルカリ等で売っても、違法性は変わりません。
物販ビジネスをされる方は、ブランド品・キャラクター品には最初から手を出さないのが正解です。

もし偽物が届いたら?返金・返品の対処法

どんなに注意しても、トラブルに遭う確率はゼロではありません。
万が一、偽物が届いてしまった場合の対処法を解説します。
詳しくみていきましょう。
手順:「受取確認」は絶対に押さない!
まず、ロゴの違いや縫製の粗さなど、偽物とわかる証拠写真を撮ります。
そして絶対に、タオバオ上の「受取確認」ボタンを押さないでください。
これを押すと代金が店舗に支払われてしまい、返金が極めて困難になります。
交渉:アリワンワンで証拠写真を送りつける
公式チャット「阿里旺旺(アリワンワン)」で店舗に写真を送ります。
同時に、注文画面から「返金申請」の手続きをおこないます。
店舗が拒否した場合は、タオバオ運営(客服)に介入を求めましょう。
証拠写真とチャット履歴があれば、運営が強制返金してくれるケースが多いです。
予防:代行業者で「中国国内検品」をするのが最強
個人輸入の最大のリスクは、日本に届いてから偽物だと気づくことです。
日本から中国への返品送料は数千円かかるため、実質泣き寝入りになってしまいます。
代行業者を使えば、中国国内の倉庫で「検品」をおこないます。
偽物や不良品があれば、その場で返品できるので、損害を最小限に抑えられますよ。
タオバオの偽物に関するよくある質問
最後に、タオバオの偽物についてよくいただく質問にお答えします。
詳しくみていきましょう。
偽物かどうか、購入前に店舗へ確認できますか?
アリワンワンで「是正品吗?(本物ですか?)」と質問することは可能です。
「正品保障」マークの有無と合わせて、判断材料の一つにはなります。
ただし、偽物を売る店ほど平気で「本物です」と答えるため、店舗の回答を鵜呑みにするのは危険です。
スニーカーやハイブランドなどの危険ジャンルは、確認以前に「買わない」のが正解です。
偽物が税関で没収されたら、罰金や刑事罰はありますか?
個人使用目的で、偽物と知らずに購入した場合、罰金や刑事罰を科されることは基本的にありません。
ただし、商品は没収され、代金も戻らないため、金銭的な損害は避けられません。
一方、販売目的での輸入は商標法違反となり、懲役や罰金の対象になります。
ノーブランド品なら偽物の心配はありませんか?
ロゴがなくても、安心とは言い切れません。
有名ブランドのデザインを模倣した商品は、ロゴなしでも意匠権などの侵害で税関に止められることがあります。
キャラクターものの雑貨も、無許可のライセンス違反品が多いジャンルです。
「どこかで見たデザインだな」と感じたら、画像検索で元ネタがないか確認する癖をつけましょう。
まとめ:評価とキーワードで偽物を完全回避しよう!
- タオバオの偽物は、店舗評価(DSR)で見抜くことができる。
- 商品説明・サービス・物流のすべてが「4.8以上」の店を選ぶ。
- 「正品保障」や「金メダル」などの信用マークがある店は安全。
- 「同款」などの危険キーワードと、安すぎる価格の商品は避ける。
- 偽物は個人使用目的でも税関で没収され、転売すれば商標法違反になる。
- 不安な場合は、検品サービスのある代行業者(誠)を利用する。


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