
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えしますね。
▼OEMに関するPost▼
タオバオで「オリジナル商品を作りたい」と思っても、実は落とし穴がたくさん。販売店経由では品質や納期が安定せず、権利トラブルのリスクも。OEMをするなら、信頼できる工場を見極めることが第一歩です。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) November 2, 2025
この記事は、長年、中国OEM代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、一緒に見ていきましょう!
タオバオOEMとは?結論:簡易OEMは可能、本格OEMは1688向き
タオバオOEMとは、タオバオで売られている既製品をベースに、自分のブランド名やロゴを入れてオリジナル商品として販売することです。
「この商品に自分のロゴが入っていたら売れそう!」と感じたことがある方は、きっと多いのではないでしょうか。
ただ、タオバオは「既製品を売る場所」であって、「モノを作る場所」ではありません。
そのため、できるOEMとできないOEMがはっきり分かれるのがタオバオの特徴です。
詳しくみていきましょう。
タオバオでできるOEM(ロゴ入れ・タグ付け・パッケージ変更)
タオバオでできるのは、商品そのものには手を加えない「簡易OEM」です。
具体的には、次のような加工が中心になります。
- 既製品に自社の布タグ・紙タグを付ける(タグ付け・付け替え)
- 既製品にロゴをプリント・刻印する(ロゴ入れ)
- 透明袋をロゴ入りの袋や化粧箱に変える(パッケージ変更)
- 複数の商品を組み合わせてセット商品にする(セット組み)
これらは10個ほどの少量からでも対応できることが多く、テスト販売にはぴったりの方法ですよ。
タオバオでできないOEM(素材・型・仕様の変更)
一方で、商品の中身そのものを変える「本格OEM」は、タオバオではおすすめできません。
たとえば、次のような依頼です。
- 生地や素材を別のものに変えたい
- サイズや形状を変えたい(金型・型紙の変更)
- 機能やパーツを追加・変更したい
- 数百個〜数千個を安定した品質で量産したい
タオバオの店舗は「作る側」ではなく「売る側」なので、こうした要望を受け止める体制がないのです。
本格OEMをしたい場合は、工場と直接取引できる1688(アリババ)を使いましょう。
タオバオが本格OEMに向かない理由と実際のトラブル

「なぜタオバオでは本格OEMが難しいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
その理由は、タオバオの「出店者の構造」にあります。
実際に起きたトラブルとあわせて、順番にご説明しますね。
詳しくみていきましょう。
出店者は「販売店」が中心で工場直ではない
タオバオは、日本でいう「楽天市場」や「メルカリ」に近い、巨大なショッピングモールです。
個人や小規模な販売者が多く、基本的には消費者に向けた「小売サイト」なんですね。
出品者の多くは、工場から商品を仕入れて売っている「転売業者」です。
そのため「ロゴを入れたい」と頼んでも、彼らがさらに別の工場に依頼することになります。
間に人が入ることで、伝言ゲームになり、細かい指示がうまく伝わらないのです。

仕入れ元が変わり品質が安定しない
タオバオの店舗は、その時々で一番安い工場から仕入れることがあります。
つまり、前回と同じページから買っても、仕入れ元の工場が変わっている可能性があるのです。
「サンプルのときは良かったのに、量産したら品質が落ちた」というトラブルは、これが原因です。
私たちはこれを「品質ガチャ」と呼んでいます。
継続して販売する商品にとって、品質が安定しないのは大きな不安材料ですよね。
権利意識が低くコピー品・商標侵害のリスクがある
タオバオには、権利関係が怪しい商品や、いわゆる「偽物」も混ざっています。
「このデザインでロゴを入れて」と頼んだら、実は有名ブランドのコピー品だった、ということも珍しくありません。
店舗が良かれと思って、勝手に有名ブランドのパーツを流用してしまうケースもあります。
これを知らずに輸入すると、税関で没収されたり、権利者から警告を受けたりする恐れがあります。
日本で販売するために必要なタグや表示の知識がないセラーも多いので、法的なリスク管理は自分側でおこなう必要があるのです。
仕様違い・納期遅延・コスト増の実例
ここからは、実際にご相談いただいたトラブルをご紹介します。
「自分にも起こりそう」と感じたら、ぜひ対策の参考にしてくださいね。
| トラブル | 実際に起きたこと | 原因 |
|---|---|---|
| 仕様違い | 「赤」を頼んだのに「ピンク」が届いた | 店舗が在庫を持たず、工場から取り寄せたまま検品せずに発送 |
| 納期遅延 | 「明日送る」と言われて1ヶ月待たされた | 店舗が工場の遅れを把握しておらず、納期管理が甘い |
| コスト増 | サンプルの作り直しと不良品の返送料で赤字になった | 店舗がOEMのプロではなく、指示ミス・不良品が頻発 |
どのトラブルも、「販売店が間に入っている」という構造が原因になっています。
結局、最初から工場や代行業者に頼んだほうが安上がりだった、というケースは本当に多いのです。
タオバオ商品で簡易OEMをするやり方【5ステップ】

ここからは、タオバオの商品を使って「簡易OEM」を進める具体的な手順をご紹介します。
ポイントは、タオバオの店舗にOEMを頼むのではなく、代行業者の提携工場で加工することです。
タオバオはあくまで「ベース商品の仕入れ先」として使う、と考えてくださいね。
順番にみていきましょう。
①ベース商品を選ぶ(売れ筋・ノーブランドを優先)
まずは、オリジナル化するベース商品をタオバオで探します。
このとき大切なのは、ブランドロゴやキャラクターが入っていない「ノーブランド品」を選ぶことです。
他社のロゴが入った商品にタグを付け替えると、商標権侵害になってしまいます。
また、まったく売れていない商品をオリジナル化しても売れませんので、レビュー数や販売数が多い「売れ筋」を選びましょう。
同じ商品を扱う店舗が複数ある場合は、評価が高く、運営歴の長い店舗を選ぶと安心ですよ。
②ロゴ・タグ・パッケージのデータと資材を用意する
次に、ブランド名やロゴのデータ(aiファイルやPNG)を用意します。
布タグ・紙タグ・ロゴ入りシール・袋などの資材は、中国側で作ったほうが安くて早いです。
代行業者に依頼すれば、提携している資材工場で手配してもらえます。
ロゴを商品に直接プリントする場合は、印刷方法(シルク印刷・刺繍・レーザー刻印など)も一緒に決めておきましょう。
「どの方法が向いているか分からない」という場合は、遠慮なく代行業者に相談してくださいね。
③代行業者経由で店舗に発注しサンプルを確認する
資材の目処が立ったら、代行業者を通じてタオバオ店舗にベース商品を発注します。
いきなり本発注はせず、まずは1〜2個をサンプルとして取り寄せてください。
実物の色味・サイズ感・縫製の質を確認し、タグを付ける位置やロゴの大きさもこの段階で決めます。
サンプルで問題がなければ、必要な数量を本発注しましょう。

④提携工場でタグ付け・ロゴ入れをおこなう
本発注した商品が代行業者の倉庫に届いたら、提携工場でタグ付けやロゴ入れの加工をします。
タオバオ店舗に加工を頼まないのは、先ほどお伝えした理由のとおり、品質や納期が安定しないからです。
代行業者の提携工場であれば、日本人スタッフが加工内容を確認しながら進められるので、指示のズレが起こりにくいんですね。
パッケージ変更やセット組みも、このタイミングで一緒におこないます。
⑤出荷前検品をして日本へ発送する
加工が終わったら、日本に送る前に必ず「出荷前検品」をしてもらいましょう。
タグの付け位置やロゴのズレ、汚れ・ほつれなどを中国側で確認し、問題があればその場で直してもらえます。
日本に届いてから不良品が見つかると、返品の手間もコストも一気に膨らんでしまいます。
「中国国内で問題を解決してから発送する」のが、簡易OEMを成功させる鉄則です。
検品が終われば、あとはエア便や船便で日本の倉庫やAmazon FBAへ直送できますよ。
タオバオOEMの費用・最低ロット・納期の目安

「実際、いくらくらいかかるの?」というのが、いちばん気になるところですよね。
ここでは、タオバオ商品を使った簡易OEMにかかる費用・ロット・納期の目安をお伝えします。
商材や加工内容によって変わりますので、あくまで「目安」として参考にしてください。
詳しくみていきましょう。
タグ付け・ロゴ入れの加工費と資材費の相場
簡易OEMの費用は、「ベース商品代」+「資材費」+「加工費」+「代行手数料・国際送料」で構成されます。
このうち、資材費と加工費の目安は次のとおりです。
| 項目 | 費用の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 布タグ・紙タグ | 100枚〜で数千円程度 | 枚数が増えるほど1枚あたりは安くなる |
| タグ付け加工 | 1点あたり数十円〜 | 縫い付けか取り付けかで変動 |
| ロゴプリント・刻印 | 版代数千円+1点あたり数十〜数百円 | 印刷方法・色数・サイズで変動 |
| ロゴ入り袋・化粧箱 | 袋は数百枚〜、箱は数百個〜 | 最低ロットが大きめなので注意 |
初回は「タグ付けだけ」からはじめると、資材費と加工費を合わせても数万円以内に収まることが多いですよ。
正確な費用を知りたい方は、当社の手数料・送料ページや見積シミュレーターもご活用ください。
最低ロットは10個〜、100個以上で単価が下がる理由
タグ付けやロゴ入れの簡易OEMは、10個ほどの少量からでも対応できます。
これが、数百個単位のMOQ(最低発注数)が必要になりがちな1688の工場OEMとの大きな違いです。
ただし、少量だと1個あたりのコストはどうしても割高になります。
理由は、タグの版代やプリントの版代といった「固定費」が、数量に関係なくかかるからです。
たとえば版代が5,000円なら、10個作れば1個あたり500円、100個作れば1個あたり50円になりますよね。
そのため、まず10〜30個でテスト販売し、売れる手応えがあれば100個以上に増やすのがおすすめの進め方です。

納期の目安と遅延しやすいポイント
簡易OEMの納期は、発注から日本到着までおおむね2〜4週間が目安です。
内訳は、次のようなイメージになります。
- タオバオ店舗からの買付・倉庫到着:3〜7日
- 資材の制作(タグ・袋など):5〜10日 ※買付と並行して進める
- タグ付け・ロゴ入れ加工と検品:3〜7日
- 国際配送(エア便):5〜10日 ※船便はさらに長め
遅れやすいのは、「タオバオ店舗が在庫を持っておらず取り寄せになるケース」と「資材の手配を後回しにしたケース」です。
特に、中国の大型連休(春節・国慶節)をまたぐと、店舗も工場も止まってしまいます。
販売開始日が決まっている場合は、連休を避けて1ヶ月以上の余裕を持って発注してくださいね。
タオバオと1688(アリババ)どちらでOEMすべきか
「タオバオとアリババ(1688)って何が違うの?」というご質問も、本当によくいただきます。
どちらも同じアリババグループのサイトですが、OEMという視点では役割がはっきり異なります。
詳しくみていきましょう。
比較表:出店者・OEM対応・品質・コスト・ロット
OEMを成功させるには「誰から買うか」が重要です。
タオバオと1688の違いを表にまとめました。
| 項目 | タオバオ | 1688(アリババ) |
|---|---|---|
| 主な出店者 | 販売店・転売業者 | 工場・メーカー |
| 向いているOEM | 簡易OEM(タグ・ロゴ・袋) | 本格OEM(素材・型・仕様変更) |
| 品質安定性 | 低い(仕入れ元が変わる) | 高い(同じ工場が作る) |
| 1個あたりコスト | 割高(中間マージン有) | 割安(工場直価格) |
| 最低ロット | 1個〜(少量に強い) | 数十〜数百個〜(MOQあり) |
| 偽物・コピー品リスク | 高め(出品者を選ぶ必要あり) | 比較的低い(工場の実績を確認できる) |
テスト販売はタオバオ、量産・仕様変更は1688という使い分け
表を見ていただくと分かるとおり、どちらが優れているというより「得意なことが違う」のです。
そこでおすすめしたいのが、タオバオと1688を段階的に使い分ける方法です。
- ステップ1:タオバオで簡易OEM 10〜30個でタグ付けし、売れるかをテスト販売で確認する
- ステップ2:1688で本格OEM 売れると分かった商品を、工場で仕様改良・量産してコストを下げる
この順番なら、在庫リスクを最小限に抑えながら、自社ブランドを育てていけますよ。

タオバオOEMは代行業者経由が現実的|依頼の流れと選び方
ここまで読んで、「自分ひとりでやるのは大変そう…」と感じた方もいるかもしれません。
その感覚は正しくて、タオバオOEMは代行業者を通すのがいちばん現実的で、失敗も少ない方法です。
ただし、代行業者ならどこでも良いわけではありません。
依頼できることと、業者の見極め方をお伝えしますね。
詳しくみていきましょう。
代行業者に依頼できること(交渉・決済・タグ付け・検品)
中国語が話せなくても、タオバオの決済手段を持っていなくても大丈夫です。
代行業者に依頼すると、次のことを日本語だけで進められます。
- タオバオ店舗への在庫・仕様の確認と価格交渉
- 中国側の決済(アリペイ等)の代行
- タグ・袋・ロゴ資材の手配と提携工場での加工
- 出荷前検品と不良品の交換・返品交渉
- 日本の倉庫やAmazon FBAへの国際発送
あなたがやることは、「どの商品に、どんなタグやロゴを入れたいか」を日本語で伝えるだけです。
タオバオ店舗とのやり取りで起こる伝言ゲームを、代行業者が受け止めてくれると考えると分かりやすいですよ。
代行業者を選ぶ3つの基準(OEM実績・提携工場・検品体制)
「買付代行」はできても「OEM」は苦手、という代行業者は意外と多いです。
タオバオOEMを任せる業者は、次の3つの基準で見極めてください。
| 基準 | 確認するポイント |
|---|---|
| ①OEM実績 | 簡易OEMの事例や料金がサイトに明記されているか。「OEM対応可」の一言だけの業者は要注意 |
| ②提携工場 | タグ付け・プリント・資材制作を自社倉庫や提携工場でおこなえるか。外注先に丸投げだと納期が読めない |
| ③検品体制 | 出荷前検品の内容と、不良品が出たときの対応(交換・返金交渉)が決まっているか |
あわせて、日本語での問い合わせにどれくらいの速さで返事が来るかも、実際に相談して確かめてみてくださいね。

タオバオOEMに関するよくある質問
最後に、タオバオOEMについてよくいただく質問にお答えします。
順番にお答えしますね。
タオバオの店舗に直接ロゴ入れを頼めますか?
頼むこと自体はできますが、おすすめはしません。
タオバオの店舗は工場ではなく販売店なので、ロゴ入れを別の工場に丸投げすることが多く、仕様違いや納期遅延が起こりやすいからです。
ロゴ入れやタグ付けは、代行業者の提携工場でおこなうほうが確実ですよ。
タオバオ商品のタグを付け替えて販売するのは違法ですか?
ノーブランドの既製品に自社のタグを付けて販売すること自体は違法ではなく、簡易OEMとして広くおこなわれている方法です。
ただし、他社のブランドロゴが入った商品のタグを付け替えるのは商標権侵害にあたります。
また、日本で販売する際は、洗濯表示や原産国表示など法律で定められた表示が必要になりますので、この点は代行業者に相談しながら進めてください。
個人・副業でもタオバオOEMはできますか?
はい、できます。
タグ付けなどの簡易OEMは10個ほどからできるので、まとまった資金がなくてもはじめやすいのが魅力です。
中国語や中国側の決済は代行業者が引き受けてくれますので、法人でなくても問題ありませんよ。
タオバオOEMの最低ロットと費用はどれくらいですか?
簡易OEMであれば、最低ロットは10個ほどからが目安です。
費用は、ベース商品代のほかに、タグなどの資材費と加工費が数千円〜数万円かかります。
10〜30個のテスト販売なら、合計で数万円以内に収まることが多いです。
詳しい目安は費用・最低ロット・納期の章をご覧ください。
まとめ:タオバオは簡易OEM、本格OEMは1688で
- タオバオでもタグ付け・ロゴ入れ・パッケージ変更などの「簡易OEM」なら、10個ほどの少量からできます。
- 素材や型を変える「本格OEM」は、販売店中心のタオバオでは品質・納期・権利リスクが高く、工場と直接取引できる1688(アリババ)が向いています。
- 簡易OEMは、タオバオ店舗に頼むのではなく、代行業者の提携工場で加工し、出荷前検品をしてから日本へ送るのが成功のコツです。
- まずタオバオで少量テスト販売し、売れた商品を1688で量産する「使い分け」が、在庫リスクを抑えながら自社ブランドを育てる近道です。


中国OEMは「難しそう」と思っていませんか?
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