中国輸入の化粧品は販売できる?個人輸入の24個ルール・関税・薬機法の許可を解説

こんにちは!

中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

 

パンダ娘
中国の化粧品で気になっているブランドがあります。個人輸入できますか?

今回は、こちらのお悩みにお答えします。

 

化粧品に関するPost

この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長
結論。自分用なら少量であれば輸入できますよ!販売目的の場合は「許可」が必要でハードルが高いです。この記事を読めば、どこまでがOKで、どこからがNGなのかスッキリわかります^^

それでは、一緒に見ていきましょう!

 

この記事のもくじ
  1. 【結論】中国輸入の化粧品は「自分用ならOK・販売は許可が必要」
  2. 化粧品の輸入が規制される理由|薬機法の定義と対象範囲
  3. 中国コスメを個人輸入する数量ルール|標準サイズで1品目24個以内
  4. 中国輸入の化粧品にかかる関税・消費税はいくら?
  5. 中国コスメを安全に輸入する方法|購入先・配送・品質リスク
  6. 【事業者向け】中国の化粧品を仕入れて販売する条件
  7. 中国輸入の化粧品に関するよくある質問
  8. まとめ|中国輸入の化粧品はルールを守れば安全に楽しめる

【結論】中国輸入の化粧品は「自分用ならOK・販売は許可が必要」

中国輸入化粧品の個人利用と販売許可の違い

中国から化粧品を輸入するとき、いちばん大切なのは「目的」です。

「自分で使うのか」、それとも「誰かに売るのか」。

たったこれだけの違いで、法律上の扱いが天と地ほど変わってしまうんです。

個人輸入は「自分自身で使用すること」が大前提です。

 

ひとつずつ、やさしく解説していきますね。

 

自分で使う「個人輸入」は少量なら許可不要

自分が使う分だけを輸入する場合、特別な許可はいりません。

中国のサイトで気になるコスメを見つけたら、少量の個人輸入なら問題なく購入できます。

ただし「自分で使うこと」が条件で、数量にもルールがあります。

数量の上限は、のちほど詳しく解説しますので安心してくださいね。

 

無許可の販売・転売・有償譲渡は薬機法違反(メルカリ出品もNG)

個人輸入した化粧品を、メルカリなどのフリマアプリで売ることは法律違反です。

「自分用に買ったけど、合わなかったから出品しよう」も、残念ながらアウトなんです。

また、代金をもらって友人に譲る行為も「販売」にあたります。

日本で海外の化粧品を売るには、国から「化粧品製造販売業許可」を得る必要があります。

無許可での販売は「薬機法違反」となり、厳しく罰せられますので、絶対にやめましょう。

 

家族・友人の分をまとめて買う「代理輸入」も原則NG

個人輸入は、あくまで「輸入する本人が使う」ことが前提です。

そのため、家族や友人の分をまとめて代わりに輸入する「代理輸入」もできません。

「自分用」と言いつつ他人に渡してしまうと、販売・譲渡と同じ扱いになってしまいます。

せっかくの楽しいお買い物でトラブルにならないよう、ルールを正しく知っておきましょうね。

 

化粧品の輸入が規制される理由|薬機法の定義と対象範囲

そもそも、なぜ化粧品だけ輸入のルールが厳しいのでしょうか。

それは、化粧品が「薬機法(医薬品医療機器等法)」という法律で規制されているからです。

肌に直接使うものなので、安全性の観点から国がしっかり管理しているのですね。

 

詳しくみていきましょう。

 

化粧品・医薬部外品・化粧雑貨の違い(許可の要否が変わる)

まず知っておきたいのが、何が「化粧品」に当たるのかという線引きです。

口紅・ファンデーション・スキンケアなどは、薬機法上の「化粧品」に該当します。

美白や育毛など効果をうたうものは「医薬部外品」となり、さらに規制が厳しくなります。

一方、メイクブラシや化粧ポーチなどの「化粧雑貨」は薬機法の対象外です。

同じ「美容アイテム」でも、どこに分類されるかで扱いがガラッと変わると覚えておいてくださいね。

 

「個人輸入」と「商用輸入」で適用ルールが変わる

同じ化粧品でも、目的によって必要な手続きはまったく違います。

自分で使う「個人輸入」なら、少量に限り許可は不要です。

しかし、売るための「商用輸入」になると、許可の取得が必須になります。

「誰が・何のために輸入するのか」で扱いが変わる、と覚えておけばバッチリです。

 

中国コスメを個人輸入する数量ルール|標準サイズで1品目24個以内

ここからは、個人輸入の具体的なルールを確認していきます。

「どこまでなら自分用としてOKなのか」を正しく押さえておけば、税関で慌てることもありませんよ。

 

詳しくみていきましょう。

 

24個ルールの数え方(口紅は色違いでも合計24個)

個人輸入は、無制限に買えるわけではありません。

「標準サイズで1品目24個以内」という数量制限があります。

たとえば口紅なら、ブランドや色が違っても「口紅」という品目で合計24個までが目安です。

これを超えると、税関で「商用(販売目的)」とみなされ、没収されてしまうことがあります。

パンダ社長
長年の代行経験からのアドバイスです。24個ギリギリを狙うより、余裕をもった数量にするのが安全ですよ。同じ商品を大量に買うと、個数が範囲内でも「販売目的では?」と疑われやすくなります。

 

24個を超える場合は「薬監証明」が必要になる

化粧品の個人輸入でよく心配されるのが「薬監証明」です。

自分で使う分(標準サイズで1品目24個以内)であれば、薬監証明は原則必要ありません。

ただし、この数量を超える場合は、地方厚生局で薬監証明の取得が求められます。

その時点で「気軽な個人輸入」の枠を超えてしまうので、まずは24個以内に収めるのがおすすめです。

 

中国輸入の化粧品にかかる関税・消費税はいくら?

個人輸入で気になるのが、商品代金以外にかかるコストですよね。

あとで「思ったより高かった!」とならないよう、関税の基本を知っておきましょう。

 

詳しくみていきましょう。

 

関税・消費税がかからない条件|免税ルール「16,666円の壁」

個人輸入には、関税や消費税が免除されるうれしい特例があります。

課税価格(商品代金の60%)が1万円以下の場合、税金がかかりません。

つまり、「購入金額が16,666円以下」であれば原則無料なんです。

自分用の化粧品を買う場合は、この金額内に収めるのがお得ですよ。

 

化粧品の関税率(0%)と輸入消費税の計算方法

もし購入金額が16,666円を超えた場合は、どうなるのでしょうか。

実は、化粧品(リップ、ファンデーション等)の関税率は「無税(0%)」です。

ただし、免税ラインを超えると「輸入消費税(10%)」がかかります。

商品代金と国際送料の合計に消費税が加算される点に、注意してくださいね。

パンダ社長
「化粧品は関税0%だから全部タダ!」と勘違いされる方が本当に多いです。免税ラインを超えると消費税はしっかりかかるので、まとめ買いのときは事前に計算しておきましょう^^

 

中国コスメを安全に輸入する方法|購入先・配送・品質リスク

中国コスメ輸入の購入先と配送リスク対策

はじめての輸入は、不安がいっぱいですよね。

でも大丈夫。

ここでは、安全な購入先の選び方から、配送や品質のリスク対策まで、まとめて解説します。

 

詳しくみていきましょう。

 

安全な購入先はタオバオ・天猫(Tmall)の公式旗艦店

個人で1個から買うなら、タオバオが便利です。

その中でも「天猫(Tmall)」というモールに出店している店舗を選びましょう。

天猫は出店審査が厳しいため、ブランドの公式旗艦店が多く存在します。

花西子(フローラシス)やFlower Knows(フラワーノーズ)、Perfect Diary(パーフェクトダイアリー)といった人気ブランドも、公式旗艦店から購入できますよ。

公式店を選べば、偽物をつかまされるリスクをほぼゼロにできます。

 

香水・マニキュアは「危険物」扱い|航空便の配送規制

化粧品選びで、もっとも気をつけたいのが「液体」です。

特に香水やマニキュアなど、アルコールを含むものは「危険物」扱いになります。

引火性があるため、通常の航空便では送れないことがほとんどです。

船便や特殊なルートが必要になり、送料が高くなりやすい点も覚えておきましょう。

 

禁止成分・偽物・液漏れのリスクと対策

中国と日本では、化粧品に配合できる成分のルールが異なります。

極端に安いノーブランド品には、日本で禁止されている成分(重金属・メタノール等)が含まれている危険もゼロではありません。

購入する際は、SNSで日本人の口コミが多い有名ブランドを選ぶと安心です。

また、国際配送ではガラス瓶やパウダーが割れて届くこともあるため、梱包はしっかり依頼しましょう。

商品が届いたら、顔に使う前に腕の内側などで「パッチテスト」をおこなうことも忘れないでくださいね。

 

輸入代行業者を活用するメリット(禁制品チェック・梱包)

中国のショップは、日本へ直接発送してくれないことが多いです。

そこで頼りになるのが、店舗とのやり取りや発送を任せられる「輸入代行業者」です。

禁制品(送れないもの)の確認も、プロが事前におこなってくれます。

言葉の壁や決済トラブルを避けるためにも、はじめての方こそ利用をおすすめします。

 

【事業者向け】中国の化粧品を仕入れて販売する条件

中国化粧品を販売するための許可と表示対応

「どうしても中国の美容アイテムを仕入れてビジネスをしたい!」

そんな方に向けて、合法的に販売するための条件を整理します。

なお、必要な許可は「会社(法人)か個人か」「誰が輸入し、誰が売るか」で変わります。

 

詳しくみていきましょう。

 

必要な許可一覧(化粧品製造販売業許可・化粧品製造業許可)

化粧品を仕入れて販売する場合、「輸入する人」と「売る人」の組み合わせで必要な許可が変わります。

下記の表で整理しました。

輸入と販売の形態必要な許可
自社で輸入し、自社で販売する化粧品製造販売業許可 + 化粧品製造業許可
他社が輸入し、自社で販売する化粧品製造販売業許可
自社で輸入し、他社が販売する化粧品製造業許可

「化粧品製造販売業許可」は、製品を市場に出す“責任者”になるための許可で、品質と安全の最終責任を負います。

「化粧品製造業許可」は製造をおこなうための許可で、輸入品の「包装・表示・保管」だけをおこなう場合にも、この区分の許可が必要です。

いずれも、個人や小規模な副業レベルで取得するのは、正直かなりハードルが高い許可です。

 

許可の人的要件と届出先|総括製造販売責任者・都道府県/PMDA

許可のハードルが高い理由は、「人」の要件にあります。

製造販売業許可には、薬剤師など一定の資格・経験を満たす「総括製造販売責任者」を置く必要があります。

製造業許可にも、同様に「責任技術者」の設置が求められます。

申請・届出の窓口は、営業所のある都道府県(薬務課)です。

さらに、海外の製造元については「化粧品外国製造販売業者(製造業者)届書」をPMDA(医薬品医療機器総合機構)へ提出します。

なお、許可の有効期間は5年間で、更新申請も必要です。

パンダ社長
要件や手続きの詳細は自治体によって運用が異なる部分もあります。本気で取得を目指す方は、必ず管轄の都道府県(薬務課)へ事前相談してくださいね。

 

成分の国内検査と日本語ラベル表示の義務

許可を取れば、どんな化粧品でも売れるわけではありません。

販売前に、配合成分が日本の基準(化粧品基準)に適合しているかを確認する必要があります。

中国で売られている成分が、そのまま日本でOKとは限らないからです。

また、容器や外箱には、日本語での全成分表示などの「法定表示」が必須となります。

 

自社で許可を取らずに販売する方法|薬事対応の輸入代行・許可保有企業への委託

「許可のハードルが高すぎて無理…」と諦めるのは、まだ早いですよ。

実は、許可を持つ国内の化粧品輸入代行会社(製造販売業者)に「輸入元」になってもらうという方法があります。

成分検査から行政への届出、日本語ラベルの作成・貼付まで、薬事対応をまるごと任せられる仕組みです。

自社は販売に専念できるので、小ロットからスモールスタートしたい方には現実的な選択肢です。

ただし、代行費用や検査費用がかかるため、利益計算はしっかりおこないましょう。

パンダ社長
「無許可で売って摘発された」というご相談を受けることが、実際にあります。薬事対応済みのルートを使えば、コストはかかっても安心してビジネスができますよ。急がば回れです^^

 

許可不要ではじめる「化粧雑貨(メイクブラシ・ポーチ等)」の仕入れ

初心者でもすぐにはじめられるのが「雑貨」の仕入れです。

メイクブラシ、化粧ポーチ、手鏡などは薬機法の対象外です。

これらであれば特別な許可は不要で、メルカリなどでも自由に販売できます。

美容ジャンルで稼ぐなら、まずは雑貨から攻めるのが賢いやり方ですよ。

 

中国輸入の化粧品に関するよくある質問

最後に、化粧品の中国輸入でよくいただく質問にお答えします。

 

詳しくみていきましょう。

 

逆に、日本から中国へ化粧品を輸出する場合の規制は?

この記事とは逆に、日本の化粧品を中国で販売する場合は、中国側の法律「化粧品監督管理条例」に従う必要があります。

中国のNMPA(国家薬品監督管理局)への登録・届出が必要で、日本の薬機法とはまったく別の手続きです。

中国輸出を検討される方は、JETRO(日本貿易振興機構)の最新情報を確認するのがおすすめです。

 

美白・育毛など効果をうたう商品(医薬部外品相当)は個人輸入できる?

美白や育毛などの効果をうたう商品は、日本では「医薬部外品」や「医薬品」に該当する可能性があります。

その場合、化粧品より数量制限が厳しくなります(医薬品は用法用量からみて2ヶ月分以内など)。

化粧品と同じ感覚で大量に買うと税関で止まることがあるため、少量にとどめるのが安全です。

 

韓国コスメなど、中国以外の化粧品も同じルール?

はい、同じです。

この記事で解説した個人輸入の数量ルールや、販売に必要な許可は、日本の法律(薬機法)に基づくものです。

そのため、韓国・欧米など、どこの国から輸入する場合でも共通のルールが適用されます。

 

まとめ|中国輸入の化粧品はルールを守れば安全に楽しめる

項目詳細・注意点
個人輸入の条件自分用のみ。標準サイズ1品目24個以内。代理輸入もNG。
関税・免税16,666円以下なら原則無料。化粧品の関税率は0%(超過分は消費税10%)。
要注意アイテム香水・マニキュア(危険物扱いで航空便不可の可能性)
販売(事業者)の条件製造販売業許可+製造業許可(自社輸入・自社販売の場合)。成分検査・日本語表示も必要。
許可なしで販売するには薬事対応の輸入代行・許可保有企業への委託、または許可不要の「化粧雑貨」から。

 

中国コスメの個人輸入は、ルールさえ守ればとても楽しいものです。

違法な転売は避けて、安全にお買い物を楽しんでくださいね。

  • 個人輸入は「自分用」に限りOK。転売・譲渡・代理輸入はNG。
  • 数量は「標準サイズで1品目24個以内」。超えると薬監証明が必要。
  • 購入金額が16,666円以下なら、関税・消費税はかからない。
  • 香水や液体は「危険物」として配送を断られることがある。
  • 販売するなら製造販売業許可などが必要。自社で難しければ、薬事対応の代行や許可保有企業への委託という道もある。
  • 手軽にはじめるなら、許可不要の「化粧雑貨」がおすすめ。
個人利用の範囲で、素敵なコスメを見つけてくださいね!代行業者を使えば、面倒な手続きもスムーズですよ^^
中国輸入代行 誠
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