
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えしますね。
▼タオバオに関するPost▼
タオバオでの領収書。セラー側の画面では、表示可否を選択することができます。なので、タオバオとして義務ではなく、セラーの意思で領収書を発行するかどうか決めることができます。発行タイミングは3つです。
①決済前の画面
②注文履歴の画面
③①②に申請ボタンがなければ、店舗へ相談— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) August 9, 2024
この記事は、長年、タオバオ輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、ゆっくり見ていきましょう。
タオバオで領収書はもらえる?結論と3つのパターン

はじめに、いちばん気になるところからお伝えしますね。
タオバオには、日本でおなじみの「領収書」とは少しちがうかたちで、証明書類のしくみが用意されています。
結論としては、発行してくれるお店もありますが、出してもらえないケースのほうが多いのが実情です。
とはいえ、それで困ることはありません。
日本の確定申告は、領収書がなくてもきちんと対応できるからです。
順番に見ていきましょう。
タオバオの「発票(Fapiao)」と日本の領収書は別物
中国で領収書にあたるのが「発票(ファーピャオ/Fapiao)」という書類です。
これは中国の税務当局が管理している、とても公式な証憑になります。
ここで大切なのが、発票は「中国国内の税金を管理するための書類」だという点です。
日本の領収書のように「お金を受け取った証明」として気軽に発行するものではないんですね。
そのため、海外に住んでいる購入者に対しては、そもそも発行する義務がありません。
「ボタンが見つからない…」と焦らなくて大丈夫ですよ。
商品に明細書・領収書は同梱される?
日本のネット通販だと、段ボールを開けると納品書が入っていますよね。
ところがタオバオでは、明細書も領収書も同梱されないのが当たり前です。
商品と緩衝材だけ、というのはごく普通の光景なんです。
これは手抜きではなく、中国のネット通販ではそれが標準だから。
「書類が入っていない=トラブル」ではないので、心配しないでくださいね。
3つの入手ルート(店舗発行/自分で作成/代行会社)
経費の証明を用意する方法は、大きく3つに分かれます。
ご自身の状況に近いものを選んでいただくのが、いちばんの近道ですよ。
| ルート | 手に入る書類 | 難易度 | 確定申告での使いやすさ |
| ①店舗に発行してもらう | 中国の電子発票(PDF・中国語) | 高い(対応店舗が少ない) | △ 中国語なので補足が必要 |
| ②自分で作る【推奨】 | 注文詳細の印刷+決済明細 | 低い(5分ほど) | ◎ 日付・金額・内容がそろう |
| ③代行会社に依頼する | 日本語の領収書(PDF・電子印鑑) | 低い(お願いするだけ) | ◎ 日本の様式そのまま |

タオバオで領収書(発票)を申請する手順

まずは、正式なルートから見ていきましょう。
お店が対応していれば、タオバオの機能だけで電子発票を受け取れます。
申請できるタイミングは、決済前と注文後の2回です。
それぞれ見ていきますね。
決済前に申請する|カート画面の領収書発行依頼

いちばんスムーズなのが、支払う前に申請してしまう方法です。
商品をカートに入れて決済画面へ進むと、上の画像のような発票の項目が出てきます。
ここにチェックを入れておけば、決済と同時に発票が発行されるしくみです。
あとから交渉する手間がないので、必要とわかっている方はこちらがおすすめですよ。
なお、この項目が表示されないお店もあります。
その場合は、次の「注文後の申請」を試してみてくださいね。
注文後に申請する|「申請開票」ボタンから発行・ダウンロード

支払いが終わったあとでも、まだチャンスはあります。
購入履歴から該当の注文を開き、注文詳細ページへ進んでみましょう。
対応しているお店なら、上の画像のように「申請開票(領収書を依頼する)」のボタンが表示されます。
こちらを押すと、発行フォームが開きます。
必要事項を入力して申請すると、数日以内に発行されることが多いですね。
発行が完了すると、同じ画面に「下载(ダウンロード)」ボタンが出てきます。
こちらを押せば、PDFファイルとしてパソコンに保存できますよ。
宛名・但し書きの入力ルール(日本語は文字化けに注意)

申請フォームの入力は、4つのポイントを押さえれば大丈夫です。
はじめに、書式で「PDF(電子)」を選びましょう。
次に、個人か企業かを選択します。
3つ目が宛名の記入です。
日本語でも入力できますが、文字化けすることがあるのでアルファベットが無難ですよ。
最後に、但し書きにチェックを入れれば完了です。
なお、企業を選ぶと中国の納税番号(税号)を求められる場合があります。
日本の事業者はこの番号を持っていないため、迷ったら「個人」で発行しておくと手続きがスムーズですね。
「申請開票」ボタンがない・断られた場合の対処法
「ボタンがどこにも見当たらない…」という声は、本当によくいただきます。
じつは、これがいちばん多いパターンなんです。
それでもお店の書類がほしい、という方向けの手段をお伝えしますね。
順番にご説明しますね。
阿里旺旺(アリワンワン)で店舗に直接依頼する
商品ページにある青いしずくマーク、それが阿里旺旺というチャット機能です。
こちらをクリックして、お店に直接お願いしてみましょう。
「発票を発行してもらえますか?」とひとこと送るだけで大丈夫ですよ。
お店によっては、チャット経由でPDFを送ってくれることもあります。
中国語に不安がある方は、次の章の例文をそのままコピペしてくださいね。
それでも断られたときの考え方
「个人不开发票(個人には発行しません)」と返ってくることも、正直よくあります。
がっかりしてしまいますが、これはお店が意地悪をしているわけではないんです。
発票は中国国内の税務手続きに直結する書類なので、海外の個人向けに出すメリットがお店側にありません。
断られたら、粘らずに次の「代わりの書類」へ切り替えるのが正解です。

コピペで使える|領収書発行を依頼する中国語例文集
お店に交渉するときに便利な、そのまま使えるフレーズをまとめました。
中国語がわからなくても、コピペするだけで通じますよ。
まずは気軽にメッセージを送ってみましょう。
| 日本語 | 中国語 |
| 領収書を発行してもらえますか? | 可以给我开发票吗? |
| 領収書は電子でお願いします。 | 请提供电子发票。 |
| 会社名で領収書を発行してください。 | 请以公司名义开发票。 |
| 領収書の金額を正確に記載してください。 | 请准确填写发票金额。 |
| 領収書の宛名は「〇〇」、但し書きは「△△」でお願いします。 | 发票抬头请写“〇〇”,备注请写“△△”。 |
| 領収書は商品と一緒に送ってください。 | 请将发票与商品一同寄送。 |
| 領収書を郵送していただけますか? | 可以邮寄发票给我吗? |
| 領収書に納税番号を記載してください。 | 请在发票上注明税号。 |
| 領収書の日付は〇〇でお願いします。 | 发票日期请写作“〇〇”。 |
| 日本語の領収書を発行することはできますか? | 可以开具日文发票吗? |
| 発票が難しければ、注文明細のスクリーンショットでも構いません。 | 如果开发票有困难,提供订单明细截图也可以。 |
領収書の代わりになる書類と作り方

ここからが本題です。
日本の税務署に提出する書類は、必ずしも「領収書」という文字が入っている必要はありません。
「いつ・どこで・何を・いくらで買い、実際に支払ったか」がわかればOKなんです。
その条件を、自分の手で5分ほどで満たしてしまいましょう。
詳しく見ていきましょう。
【推奨】注文詳細ページを印刷・PDF化する手順
もっとも簡単で確実なのが、注文画面を自分で保存しておく方法です。
お店とのやりとりが不要なので、はじめての方にいちばんおすすめですよ。
まずはタオバオにログインして、購入履歴を開きましょう。
パソコンなら画面右上の「我的淘宝」→「已买到的宝贝(購入履歴)」から進めます。
アプリの場合は、右下の「我的淘宝」→「全部订单(すべての注文)」で同じ画面にたどり着けますよ。
保存したい商品の「订单详情(注文詳細)」をクリックしてください。
すると、商品名・金額・注文日・店舗名がそろったページが開きます。
この画面には、経費計上に必要な情報がすべて載っています。
あとは、この画面を保存するだけです。
画面上で右クリックして「印刷(プリント)」を選びましょう。
送信先をプリンターではなく「PDFに保存」に切り替えてください。
これで、紙とデータの両方で残せるようになりますね。

決済明細を添える(クレジットカード/Alipay対帳単)
注文詳細だけでも十分ですが、支払いの証明を添えるとさらに安心です。
クレジットカードで決済した方は、カード会社の利用明細をそのまま使えますよ。
こちらは日本円で記載されているので、帳簿にも書き写しやすいですね。
Alipay(支付宝)から直接支払った方は、公式の明細をダウンロードしておきましょう。
パソコン版のAlipay公式サイトにアクセスして、「我是个人用户(個人ユーザー)」からログインします。
スマホのAlipayアプリでQRコードを読み取ると、かんたんに入れますよ。
ログインしたら、上部メニューの「交易记录(取引記録)」をクリックしてください。
画面右上にある「下载对账单(明細をダウンロード)」を探します。
必要な期間を指定してダウンロードすると、電子印鑑つきの公式なPDF明細が手に入ります。
これがあれば、税務調査の場面でも心強い証明になりますね。
元→円の換算レートを証憑に残す方法
見落としがちなのが、人民元を日本円に直す作業です。
帳簿は日本円で記帳するため、どのレートを使ったかを残しておく必要があります。
いちばんラクなのは、クレジットカード決済にしてしまうこと。
カード会社が円建てで請求してくれるので、その金額をそのまま使えるからです。
Alipay残高などで支払った場合は、取引日のレートを控えておきましょう。
使ったレートの根拠(銀行の公表レートなど)を、注文詳細のPDFと一緒に保管しておくと安心ですよ。
大切なのは、同じ基準をずっと使い続けることです。
月ごとにコロコロ変えてしまうと、あとで説明がつかなくなってしまいますからね。
代行会社を使えば日本語の領収書が発行される
「やっぱり、ちゃんとした領収書がほしい」という方もいらっしゃいますよね。
その場合は、代行会社を通して購入するのがいちばん確実です。
多くの代行会社では、日本語・電子印鑑つきのPDF領収書を発行しています。
詳しく見ていきましょう。
代行の領収書で経費計上できる理由
代行を使った場合、お金を支払う相手はタオバオの店舗ではなく代行会社になります。
つまり、取引の相手方=代行会社なので、代行会社が発行する領収書が正しい証憑になるんです。
商品代金・手数料・国際送料がまとめて記載されるのも、うれしいポイントですね。
中国語を読む必要もありませんし、宛名も日本語のまま入れてもらえます。
帳簿づけの手間を考えると、時間の節約効果はかなり大きいですよ。
依頼時に伝えるべき3項目(宛名・但し書き・発行形式)
代行会社に依頼するときは、次の3点を先に伝えておくとスムーズです。
- 宛名:屋号か法人名か、正式表記で伝える
- 但し書き:「商品仕入代」「輸入代行手数料」など用途を明確に
- 発行形式:PDFでメール受領か、原本の郵送か
あとから修正をお願いすると、その分だけ時間がかかってしまいます。
はじめの注文時にまとめて伝えておくのが、いちばんラクな進め方ですね。

確定申告での扱いと保存ルール

最後に、集めた書類をどう扱えばいいのかを整理しておきましょう。
ここを押さえておけば、申告の時期に慌てずにすみますよ。
詳しくみていきましょう。
領収書がなくても経費にできる条件
そもそも、経費計上に「領収書という様式」が必須というルールはありません。
支出の事実を客観的に説明できる資料があれば大丈夫です。
具体的には、次の5つがそろっているかを確認してみてください。
- 取引した日付
- 支払先(店舗名・代行会社名)
- 買ったものの内容
- 支払った金額
- 実際に支払った記録(カード明細など)
注文詳細のPDFと決済明細をセットで残せば、この5つはすべて満たせます。
だからこそ、発票がなくても心配いらないんですね。
インボイス制度(適格請求書)は必要ない
「インボイス制度が始まったから、中国のお店にも登録番号が必要では?」
こうしたご相談も増えていますが、結論からいうと不要です。
中国からの仕入れは国外取引にあたるため、日本の消費税が課される取引ではありません。
そもそも海外の事業者は、適格請求書発行事業者に登録できないんです。
つまり、タオバオの店舗からインボイスをもらう必要はありません。
なお、輸入時に支払った輸入消費税については、税関から届く「輸入許可通知書」が控除の根拠になります。
こちらは大切に保管しておいてくださいね。
電子帳簿保存法に沿ったPDFの保存方法
タオバオでの買い物は、すべて画面上で完結する電子取引です。
そのため、印刷した紙ではなく「電子データのまま」保存するのが原則になります。
PDFに保存しておけば、そのまま要件を満たせますよ。
あとから探しやすいように、ファイル名を統一しておくのがコツです。
「20260817_タオバオ〇〇商店_12800円」のように、日付・取引先・金額を入れておきましょう。
年度ごとのフォルダに分けておけば、検索もぐっとラクになりますね。

タオバオの領収書に関するよくある質問
最後に、よくいただくご質問をまとめておきますね。
詳しく見ていきましょう。
タオバオで日本語の領収書はもらえますか?
店舗から直接もらうのは、ほぼ難しいと考えてください。
発票は中国語で発行されるためです。
日本語の領収書が必要な場合は、代行会社を経由するのがいちばん確実ですよ。
発票がなくても経費にできますか?
はい、できます。
注文詳細のPDFと決済明細がそろっていれば、支出の事実を証明できるからです。
「領収書」という様式そのものが必須なわけではありません。
「申請開票」のボタンが見つかりません。
そのお店が発票の発行に対応していない可能性が高いです。
発行するかどうかはセラー側が選べるため、ボタンが出ないお店のほうが多いんですね。
阿里旺旺で相談するか、注文詳細の保存に切り替えましょう。
タオバオの購入履歴はどこから見られますか?
パソコンなら、画面右上の「我的淘宝」から「已买到的宝贝」を開いてください。
アプリの場合は、右下の「我的淘宝」から「全部订单」に進むと確認できますよ。
領収書の宛名を会社名にできますか?
申請フォームで「企業」を選べば、会社名で発行できます。
ただし中国の納税番号を求められることがあり、日本の事業者は入力できません。
その場合は「個人」で発行するか、代行会社に依頼するのが現実的ですね。
タオバオの仕入れにインボイス(適格請求書)は必要ですか?
必要ありません。
中国からの仕入れは国外取引となり、日本の消費税の課税対象外だからです。
輸入消費税の控除には、税関発行の「輸入許可通知書」を使います。
注文詳細は紙に印刷して保管すればいいですか?
紙だけの保管はおすすめできません。
タオバオでの購入は電子取引にあたるため、電子データのまま保存するのが原則だからです。
PDFで保存したうえで、必要に応じて紙も用意しておくと万全ですよ。
まとめ
- タオバオの領収書(発票)は、発行してくれるお店とそうでないお店があります。
- 申請できるタイミングは「決済前」と「注文後」の2回です。
- ボタンがなければ、「注文詳細のPDF」+「決済明細」のセットで確定申告はOKです。
- 日本語の領収書がほしいときは、代行会社に発行してもらいましょう。
- 中国の店舗からインボイス(適格請求書)をもらう必要はありません。
- 保存は紙ではなく、電子データのままが原則です。


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