
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えしますね。
▼おもちゃの輸入に関するPost▼
アパレルや日用品は輸入しやすい分、競合も多くなりがちです。輸入ビジネスの日が浅い頃はそれでもよいのですが、早く慣れて人と違った商材にもチャレンジしてもよいかもしれません。たとえば、おもちゃ。日本税関に食品等輸入届出が必要です。A4一枚で何かが変わるかもしれません。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) March 8, 2025
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
中国のおもちゃとは?押さえておきたい3つのジャンル

ひとくちに「中国のおもちゃ」と言っても、その中身はとても幅広いです。
いま中国の若者が夢中になっているフィギュアもあれば、何百年も受け継がれてきた手作りの人形もあります。
まずは全体像をつかんでおくと、このあとのお店選びがぐっと楽になりますよ。
詳しくみていきましょう。
| ジャンル | 代表的なおもちゃ | 主な買い方 |
|---|---|---|
| IPキャラクター玩具 | 盲盒(ブラインドボックス) デザイナーズフィギュア | 日本の直営店 中国系ECサイト |
| 伝統民間玩具 | 布老虎、不倒翁 泥人形、風筝(凧) | 日本の中国雑貨専門店 現地の廟会・土産物店 |
| 量産玩具 | ブロック、ぬいぐるみ ラジコン、プラモデル | AliExpressなどの通販 1688.com・タオバオ |
いま人気の「盲盒(ブラインドボックス)」とIPキャラクター玩具
最近「中国のおもちゃ」で真っ先に名前が挙がるのが、盲盒(マンフー)と呼ばれるブラインドボックスです。
箱を開けるまで、どのキャラクターが入っているか分からないという仕組みのフィギュアですね。
日本の福袋やガチャガチャの発想が中国に渡り、大人向けのコレクション文化として独自に育ったジャンルです。
火付け役となったのがPOP MART(ポップマート)で、いまでは日本にも直営店が逆進出しています。
価格帯は1体あたり1,000円前後からと手に取りやすく、購入者の中心が子どもではなく大人だという点も、このジャンルならではの特徴です。
布老虎・不倒翁・泥人形などの伝統民間玩具
日本でいう「郷土玩具」にあたるものを、中国では「民間玩具」と呼びます。
代表的なのが、陝西省などで作られる布老虎(布製の虎)です。
虎には邪気を祓う力があると信じられていて、端午節に子どもの健康を願って贈る習わしが今も残っています。
ほかにも、起き上がり小法師のような不倒翁、素朴な味わいの泥人形、北京や天津の風筝(凧)など、地域ごとに驚くほど多彩な世界が広がっています。
どれも女性たちの手仕事で作られてきたものが多く、現地でも年々희少になっているのが実情です。
実物をじっくり見てみたい方には、兵庫県姫路市の日本玩具博物館がおすすめですよ。
中国民間玩具の大規模なコレクションを所蔵していて、企画展のたびに深い解説とともに公開されています。
世界のおもちゃを支える量産玩具(ブロック・ぬいぐるみ・ラジコン)
そして、私たちが日ごろ手に取っているおもちゃの多くも、実は中国生まれです。
なかでも広東省汕頭市の澄海(チョンハイ)区は「おもちゃの都」と呼ばれ、世界のプラスチック玩具の約3分の1がこの地域で作られています。
ブロック、ぬいぐるみ、ラジコン、フィギュア、シリコンスクイーズ、精巧な中華プラモまで、ジャンルは本当に幅広いです。
日本の有名メーカーの製品も、ここで生産されているものが少なくありません。
「中国製だから安っぽい」というイメージは、少なくとも工場のレベルではもう当てはまらなくなってきています。

【目的別】中国のおもちゃが買える通販・仕入れサイト5選

全体像がつかめたところで、「じゃあ、どこで買えばいいの?」という疑問にお答えします。
中国のおもちゃは、目的によってお店を使い分けるのが失敗しないコツです。
自分用に1個だけ買いたいのか、それとも販売用に仕入れたいのかで、選ぶべき場所がまったく違ってきます。
詳しくみていきましょう。
| 目的 | おすすめサイト | 特徴 |
|---|---|---|
| 個人・小口 | AliExpress Temu SHEIN | ・1個から購入可能 ・日本語や日本のクレカOK ・自分用やプレゼントに最適 |
| 商用・転売 | 1688.com(アリババ) タオバオ | ・原価が圧倒的に安い ・商品数が豊富でOEMも可能 ・代行業者の利用が必要 |
個人利用・小口向け(AliExpress・Temu・SHEIN)
お子さん用やプレゼント用に1個だけ買いたい、という場合はこの3つが便利です。
いずれも日本語に対応していて、スマホアプリから直感的に注文できます。
日本のクレジットカードで決済でき、ご自宅への直送にも対応しています。
日本ではあまり見かけない面白いおもちゃに出会えるので、まずは気軽に試してみてください。
商用仕入れ・転売向け(1688.com・タオバオ)
メルカリやAmazonで販売する目的なら、こちらが本命になります。
もともと中国国内向けの通販サイトなので、価格が驚くほど安く設定されているんです。
日本では見かけない珍しい知育玩具やホビー用品も、豊富に見つかりますよ。
ただし、これらは日本のカードや住所が使えないため、購入と発送には中国輸入代行業者の利用が前提となります。
伝統民間玩具や中国雑貨を日本国内で買う場合
布老虎や不倒翁といった伝統的な民間玩具は、実は中国の通販サイトでは意外と見つけにくいジャンルです。
現地でも手作りの作り手が減っていて、量産品として流通していないためですね。
こうした品を探すなら、日本国内の中国雑貨専門店や、郷土玩具・民芸玩具を扱うお店のほうが確実です。
一点ものが多く価格はそれなりですが、産地や由来まで説明してくれるお店を選ぶと、納得して長く楽しめます。
卸で本格的に仕入れるなら「義烏(イーウー)」
おもちゃビジネスを本格的に展開するなら、義烏(イーウー)という都市も選択肢に入ってきます。
世界最大級の卸売市場があり、世界中のおもちゃが集まってくる街です。
アリババ(1688.com)に出店している業者の多くも、実は義烏の事業者だったりします。
代行業者を使えば、現地に足を運ばなくてもネット経由で仕入れられますよ。

中国製のおもちゃは安全?品質と偽物を見分ける方法

「中国のおもちゃは怖い」という声を、私も本当によく耳にします。
でも先にお伝えしておくと、生産国だけで安全性は判断できません。
日本製でも問題が起きたことはありますし、中国製でも国際規格をきちんと通した安全な製品はたくさんあります。
大切なのは「どこで作られたか」ではなく「どの基準をクリアしているか」を見ることなんですね。
ここでは、その具体的な見分け方をご紹介します。
詳しくみていきましょう。
安全基準マークの見方(子供PSC・CE/EN71・ASTM F963・CCC)
まず知っておいていただきたいのが、日本の新しいルールです。
2025年12月25日から、3歳未満向けの乳幼児用玩具には「子供PSCマーク」の表示が義務化されました。
このマークがない3歳未満向けのおもちゃは、日本国内での販売や陳列ができません。
そしてこの技術基準は、ISO8124・EN71・ASTM F963といった国際規格に整合していれば適合とみなされます。
つまり、この3つの規格名が、世界共通の「安全のものさし」だと考えていただければ大丈夫です。
海外通販で商品ページを見るときは、次の点を確認してみてください。
| マーク・規格 | 意味と見るときのポイント |
|---|---|
| 子供PSC | 日本の消費生活用製品安全法にもとづくマーク。3歳未満向け玩具は表示が必須 |
| EN71 | 欧州の玩具安全規格。CE表記だけでは判断できないため、EN71の記載があるかを確認 |
| ASTM F963 | 米国の玩具安全規格。輸出を意識した工場ほど取得している傾向 |
| CCC | 中国国内の強制認証制度。中国で正規流通している商品かどうかの目安になる |
なお、単に「CE」とだけ書かれている商品は珍しくありませんが、それだけでは乳幼児向けの厳しい基準を満たしているとは限りません。
ひとつの目安として、対象年齢の下限が0歳や1歳になっている製品は、EN71に対応していることが多いです。
ぬいぐるみ・塗料など素材別のチェックポイント
規格の話に加えて、素材ごとの実践的な見方も知っておくと安心です。
ぬいぐるみで気をつけたいのは、届いたときの匂い、中材の偏り、そして目や鼻のパーツです。
小さなお子さんが使う場合、刺繍タイプではなくプラスチックパーツが縫い付けられているだけの商品は、外れて誤飲につながることがあります。
塗装されたおもちゃについては、過去に基準値を超える鉛などが検出された事例もありました。
だからこそ、乳幼児向けの製品は国の検査を受けるルールになっているんですね。
購入前は、次の3点を商品ページで確認してみてください。
- 対象年齢と安全規格(EN71・ASTM F963など)の記載があるか
- 購入者の写真付きレビューに「匂い」「破損」「パーツ外れ」の報告がないか
- 同種の商品より極端に安すぎないか(粗悪な素材の可能性)
どうしても不安が残る場合は、代行業者の検品サービスを活用するのがいちばん確実です。
コピー品・海賊版フィギュアに要注意
中国のフィギュア通販でもっとも多いトラブルが、コピー品です。
日本のアニメキャラクターのフィギュアは、特に偽物が多く出回っています。
海賊版を輸入して販売すると、商標権・著作権の侵害にあたります。
税関で没収されるだけでは済まず、悪質な場合は逮捕されるリスクもある大変危険な行為です。
自分用であっても、極端に安いキャラクター商品は避けたほうが無難ですよ。

中国のおもちゃを商用で仕入れるときに確認したい法律

ここからは、販売目的でおもちゃを輸入する方に向けた内容です。
自分用に楽しむだけなら、これらの規制は基本的に関係ありません。
ただし、1個でも利益を目的に売るなら、それは立派な「商用」にあたります。
知らずに販売してしまうと違法になるケースがあるので、ここだけは押さえておきましょう。
詳しくみていきましょう。
乳幼児向け玩具は「食品衛生法」の届出が必須(メルカリ販売も対象)
意外に思われるかもしれませんが、乳幼児向けのおもちゃは「食品衛生法」の規制対象です。
赤ちゃんが直接口に入れるおしゃぶりや歯固めはもちろん、6歳未満向けの積み木やブロックなども該当します。
有害な塗料や成分が溶け出さないかを厳しくチェックするための仕組みですね。
メルカリでの販売も「商用」に含まれるため、無届けでの輸入・販売は法律違反になります。
安全性が証明できない商品は税関で止められ、没収されてしまうこともあります。
磁石・吸水性玩具のPSC、電動玩具のPSE・技適マーク
食品衛生法とは別に、製品の性質に応じた規制もあります。
強力な磁石を使ったマグネットセットと、水で膨らむ吸水性のボールは、誤飲による重大事故が相次いだことを受けて規制対象になりました。
現在はPSCマークがなければ販売できませんので、仕入れの際は必ず確認してください。
レーザーポインターが付いた玩具も、同じくPSCの対象です。
基準を満たさないレーザーは失明のリスクがあるため、取り扱わないことを強くおすすめします。
電気や電波を使うおもちゃにも、それぞれ別のルールがあります。
コンセントにつないで遊ぶタイプはPSEマーク、ラジコンやドローンなど電波を出すものは技適マークが必要です。
技適のない無線機は、国内で使うだけでも電波法違反になってしまいます。
おもちゃの関税は原則0%、ただし輸入消費税はかかる
コストの話もしておきましょう。
実は、フィギュアやぬいぐるみを含むおもちゃ類の多くは関税が無税(0%)です。
ここは仕入れをする方にとって、とてもありがたいポイントですね。
ただし、関税がゼロでも輸入消費税(10%)は必ず発生します。
個人輸入なら商品代金の60%が課税価格となり、それが1万円以下であれば免税です。
一方、商用輸入の場合は商品代金と送料の合計に対して課税されるため、利益計算のときは忘れずに上乗せしておきましょう。

中国のおもちゃに関するよくある質問(FAQ)
最後に、読者の方からよくいただくご質問にお答えします。
疑問をすっきり解消して、安心してお買い物を楽しんでくださいね。
詳しくみていきましょう。
中国の伝統的なおもちゃにはどんなものがありますか?
代表的なのは、布製の虎である布老虎、起き上がり小法師のような不倒翁、素朴な泥人形などです。
ほかにも風筝(凧)や独楽、影絵芝居の人形など、地域ごとに多彩なものが伝わっています。
これらは中国では「民間玩具」と呼ばれ、遊び道具であると同時に、子どもの健康や幸福を願う縁起物としての役割も持っています。
中国でいま流行っているおもちゃは何ですか?
現在の中心は、盲盒(ブラインドボックス)と呼ばれる箱入りのフィギュアです。
開けるまで中身が分からない仕組みが人気を集め、POP MARTなどの専門店が日本にも進出しています。
子ども向けというより、20〜30代の大人がコレクションとして買い集めているのが大きな特徴です。
中国製おもちゃの塗料は舐めても安全ですか?
国際規格の検査を通っていない安価なおもちゃについては、安全とは言い切れないのが正直なところです。
過去には、基準値を超える鉛などの有害物質が塗料から検出された事例もありました。
反対に、EN71やASTM F963に適合した製品であれば、口に入れる前提の厳しい試験をクリアしています。
小さなお子さんが使うものほど、規格の記載を必ず確認してください。
個人で買ったおもちゃをメルカリで売ってもいいですか?
「子どもが遊ばなくなったから不用品として手放す」のであれば問題ありません。
しかし、最初から売る目的で輸入し、継続的に販売する場合は商用とみなされます。
無許可での反復販売は違法になるリスクが高いので、その場合は必ず必要な届出を済ませてからはじめてください。
まとめ:中国のおもちゃは「目的」で買い方を変えるのが正解
- 中国のおもちゃは「盲盒などのIP玩具」「伝統民間玩具」「量産玩具」の3ジャンルに分けられる。
- 個人利用はアリエクやTemu、商用仕入れはアリババやタオバオと、目的でお店を使い分ける。
- 安全性は生産国ではなく、EN71・ASTM F963などの規格で判断する。
- 3歳未満向けの玩具は、日本国内での販売に子供PSCマークが必要。
- 販売目的なら、乳幼児向け玩具は食品衛生法の届出が必須。関税は原則0%だが消費税はかかる。


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