
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えします。
▼アリババに関するPost▼
Alibaba.com。日本からも直接購入できます。一見、便利そうですが、商品代は1688に比べ高く、国際送料は代行業者に比べ高いです。また、ロット販売のため、送料が表示されていないことが多く中国語か英語で店舗へ確認する必要があります。高くて手間。よほどほしい商品でない限り、買わないかも。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) July 5, 2024
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、見ていきましょう!
アリババの送料は2種類|国内送料と国際送料の仕組みと目安

まず最初に、いちばん大切な基本からお伝えしますね。
アリババの送料は、大きく分けて「中国国内送料」と「国際送料」の2種類があります。
この2つを分けて考えられるようになると、送料の悩みはぐっと解決に近づきますよ。
詳しくみていきましょう。
中国国内送料と国際送料の違い(1688.comとAlibaba.comの前提)
「中国国内送料」とは、セラー(販売者)の工場や倉庫から、中国国内の発送拠点まで商品を運ぶ送料のことです。
一方の「国際送料」は、中国から日本のあなたの住所まで届けるための送料を指します。
そして、ひとくちに「アリババ」と言っても、実は2つのサイトがあるのをご存じでしょうか。
中国国内向けの卸サイト「1688.com」と、海外バイヤー向けの「Alibaba.com」です。
1688.comは中国国内への配送が前提なので、商品ページに表示されるのは国内送料のみです。
日本へ送るには、代行業者などを経由して国際送料を別途支払う必要があります。
Alibaba.comは日本へ直送できる分、商品代にも送料にも海外向けの価格が乗っている、というのが両者の大きな違いです。

国際送料の目安・相場は1kgあたり1,500〜3,000円
気になる国際送料の相場ですが、航空便(クーリエ)の場合、1kgあたり約1,500円〜3,000円程度が目安です。
ただし、燃油サーチャージ(燃料代)の変動や、後ほどご説明する「容積重量」の適用によって、大きく変わる可能性があります。
また、中国国内送料は数元(日本円で数十円〜百数十円)程度と安く、条件しだいでは無料になることもあります。
相場はあくまで参考として、必ず注文前に見積もりを取るようにしましょう。

送料が正確に表示されない理由(卸売サイトのため要見積もり)
「そもそも送料が表示されない」というお悩みも多いので、その理由をお話ししますね。
アリババは個人向けのショップではなく、企業間の「卸売サイト」だからです。
一度に100個買う人と、1個買う人では、梱包サイズも発送方法も全く違いますよね。
また、燃油サーチャージも時期によって変動しています。
そのため、「あなたの注文内容に合わせてその都度計算します」というスタンスなのです。
商品ページに送料が書いてあることもありますが、あくまで自動計算の目安です。
正確な金額を知るには、セラーへの問い合わせが必要になります。
アリババの国際送料が決まる3つの計算ルール

送料の見積もりを見て「高い!」と驚かないために、計算の仕組みを3つ知っておきましょう。
詳しくみていきましょう。
①「実重量」と「容積重量」の重い方が適用される
国際送料は、実際の「重さ」だけでなく、梱包した箱の「大きさ」でも決まります。
実際の重さを「実重量」、大きさを重さに換算したものを「容積重量」と呼びます。
たとえば、大きなぬいぐるみは軽いですが、飛行機のスペースをかなり取りますよね。
この場合、重さではなく「大きさ(容積重量)」で高い送料が計算されます。
「軽いのになぜ高いの?」と思ったら、商品のサイズが原因かもしれません。
② 配送方法(クーリエ・航空便・船便)で料金と日数が変わる
配送手段によって、料金と届くまでの日数が大きく変わります。
ご自身のビジネススタイルや資金に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
| 配送方法 | 特徴 | 日数目安 | コスト |
| クーリエ (DHL/FedEx等) | ドア・ツー・ドアで最速。小口の仕入れに向いています。 | 3~5日 | 高い |
| 航空便 (Air Cargo) | 空港止めが多いです。中規模の荷物に向いています。 | 5~10日 | 普通 |
| 船便 (Sea Freight) | 大量輸送向けです。時間はかかりますが格安です。 | 2週間〜 | 安い |
③ インコタームズ(EXW・FOB・DDP)でどこまで含むかが変わる
インコタームズとは、「送料にどこまでの費用が含まれているか」という貿易のルールです。
よく使われる「FOB」は、中国の港までの費用しか含まれていません。
つまり、日本までの船賃や保険料は、あなたが別途支払う必要があります。
初心者に優しいのは、関税なども込みで玄関まで届けてくれる「DDP」です。
見積もりをもらう時は、「これはDDPですか?」と確認すると安心ですよ。
| 用語 | 送料に含まれる範囲 |
| EXW(工場渡し) | 商品代のみ。中国国内送料から日本への送料、関税まで全て購入者負担。 |
| FOB(本船甲板渡し) | 中国の港までの送料込み。日本への国際送料や関税は購入者負担。 |
| DDP(関税込持込渡し) | 日本の指定住所までの送料・関税込み。初心者に最もおすすめ。 |
アリババの送料を確認する手順【1688/Alibaba.com別】

それでは実際に、送料を確認する手順を「1688.com」と「Alibaba.com」に分けて解説しますね。
詳しくみていきましょう。
1688.com:商品ページ「物流」欄で国内送料を確認する
1688.comの場合、商品ページにある「物流」という欄で、中国国内送料をその場で確認できます。
手順はとってもかんたんで、次の3ステップです。
① 「请选择(お届け先を選択)」で配送先を選ぶ(代行業者の倉庫住所など)
② 「订购数量(注文数量)」に購入したい個数を入力する
③ 「快递(宅配便)」の横に表示される金額が国内送料
最初に表示されている送料は最安の目安なので、必ず配送先と数量を設定してから確認しましょう。
なお、1688.comで確認できるのは、あくまで中国国内送料までです。
日本までの国際送料は、利用する代行業者の料金表で確認する流れになります。

Alibaba.com:「Shipping」欄の見方と注意点
Alibaba.comの場合は、商品ページの「Shipping」という項目を見てみましょう。
ここに金額や日数が表示されていても、それは自動計算された概算にすぎません。
特に「Lead Time(出荷までの日数)」と「Shipping Time(輸送日数)」は別物なので、混同しないよう注意してくださいね。
あくまで「参考価格」として捉え、必ずセラーに問い合わせをおこないましょう。
セラーへの見積もり依頼と確認ポイント【英語テンプレ付き】
正確な送料を知るには、セラーにメッセージを送って見積もりをもらうのが一番確実です。
英語が苦手でも大丈夫ですよ。以下の文章をコピペして送ってみてください。
Hi, I'm interested in this product.
I would like to order [数量] pcs.
Please verify the shipping cost to Japan (Zip code: [郵便番号]) via Express.
Thanks.
これで、相手もあなたが本気で検討していると分かってくれます。
条件がまとまると、PI(Proforma Invoice)という見積書が送られてきます。
ここで総額だけを見て決済してしまうのはNGです。
「商品代金」と「送料」が明確に分かれているか、必ず内訳を確認してください。
商品代を安く見せて、送料に利益を乗せている業者もいるからです。
アリババの送料を安く抑える5つの方法

見積もりを見て「高すぎて利益が出ない…」と諦めるのは、まだ早いですよ。
送料は工夫と交渉しだいで、しっかり抑えることができます。
詳しくみていきましょう。
① まとめて発注して1kgあたりの単価を下げる
国際送料は、最初の1kg(初回の基本料金)が一番高く設定されています。
そのため、少量で送るよりも、ある程度の量をまとめて送る方が1kgあたりの単価は割安になります。
もし他の商品も検討しているなら、同梱して一度に送れないか、セラーや代行業者に相談してみましょう。
② 国内送料を無料にしてもらう交渉をする
アリババのセラーは工場やメーカーがほとんどなので、発注数しだいで中国国内送料を無料(免运费)にしてもらえることがよくあります。
とくに、ある程度まとまった数量を発注する場合は、交渉に応じてもらえる可能性がぐっと高まりますよ。
代行業者を利用している場合は、「送料を無料にできないか交渉してください」と一言伝えるだけでOKです。
ダメ元でも、お願いしてみる価値は十分にあります。

③ 船便と航空便を重量で使い分ける(30kgが目安)
配送方法の使い分けも、送料を抑える大切なポイントです。
目安として、30kg以下なら航空便、30kg以上なら船便を選ぶと、コストのバランスが良くなります。
大量仕入れなら、時間はかかっても船便が断然お得です。
逆に、少量をスピーディーに売りたいなら、航空便やクーリエで回転率を優先しましょう。
④ 送料の値引き交渉をする【例文付き】
中国のビジネスでは、最初から最安値を提示してこないことがよくあります。
見積もりをもらったら、そのまま払うのではなく一度交渉してみましょう。
「送料が少し予算オーバーです。もう少し安くなりませんか?」と聞くのがコツです。
Thank you for your quotation.
However, the shipping cost is a bit over my budget.
Could you possibly offer a discount on the shipping fee?
If the total price is reasonable, I'm planning to place a long-term order.
⑤ 代行業者経由で1688.comから仕入れる
実は、これが一番強力なコストダウン方法かもしれません。
Alibaba.comは外国人向けのサイトなので、商品代も送料も高めに設定されています。
一方、中国国内向けの卸サイトである「1688.com」は、現地価格で非常に安いです。
中国輸入代行業者を使って1688.comから仕入れ、代行業者の格安配送ルートで日本へ送る。
トータルコストで見ると、Alibaba.comから直接買うより安くなるケースが非常に多いです。
アリババの「送料無料(Free Shipping)」の注意点
アリババで「Free Shipping(送料無料)」の表示を見つけると、嬉しくなりますよね。
しかし、ビジネスの仕入れにおいては注意が必要です。
詳しくみていきましょう。
商品代金に送料が上乗せされているケース
「送料無料」と書いてあっても、ぬか喜びは禁物です。
多くの場合、国際送料があらかじめ商品代金に上乗せされているだけです。
結果として、他のセラーから買って送料を払った方が、総額が安いこともあります。
常に「商品代+送料」のトータルコストで比較するクセをつけましょう。
到着が遅い・追跡できない配送ルートのリスク
本当に送料が無料(または格安)の場合、一番安い配送ルートが使われます。
これは到着までに1〜2ヶ月かかったり、荷物の追跡ができなかったりします。
ビジネスで仕入れる場合、いつ届くかわからないのは致命的なリスクです。
有料でも、DHLやFedExなど追跡可能で確実な配送方法を選ぶことをおすすめします。

アリババの送料に関するよくある質問(FAQ)
最後に、よくある質問をまとめました。
詳しくみていきましょう。
アリババのセラーはなぜ送料無料にできるのですか?
多くの場合、送料分をあらかじめ商品代金に含めているためです。
また、セラーは工場やメーカーが中心のため、まとまった数量の注文であれば、送料を負担しても十分に利益が出るという事情もあります。
「無料=お得」とは限らないので、必ず商品代込みの総額で比較しましょう。
商品ページの配送方法にある「Express」とは何ですか?
「Express」とは、DHLやFedEx、UPSなどの国際宅配便(クーリエ)を指します。
ドア・ツー・ドアで直接自宅まで迅速(3〜5日程度)に届けてくれる配送サービスです。
小口のビジネス仕入れにおいては、追跡も可能で最も安全かつ一般的な配送方法です。
購入後に送料が追加で請求されることはありますか?
基本的には見積もり時の送料で確定しますが、例外として追加請求されるケースがあります。
届け先が北海道や沖縄などの「遠隔地」に該当して追加手数料(Remote Area Surcharge)が発生する場合や、実際の梱包サイズが事前の申告より大きかった場合です。
トラブルを防ぐためにも、見積もりの段階で正確な郵便番号を伝え、梱包サイズも確認しておきましょう。
関税は送料に含まれますか?
基本的には、送料と関税は別物です。
「DDP」という条件で契約した場合を除き、商品が日本に到着した時に着払いで関税を請求されます。
「あとで追加請求が来た!」と慌てないよう、関税の仕組みを理解しておきましょう。
まとめ:アリババの送料は「2種類の把握」と「見積もり・交渉」が鍵
- アリババの送料は「中国国内送料」と「国際送料」の2種類。まずこの区別からはじめましょう。
- 国際送料の相場は1kgあたり約1,500〜3,000円。容積重量や燃油サーチャージで変動します。
- 1688.comは商品ページの「物流」欄で国内送料を確認でき、Alibaba.comはセラーへの見積もり依頼が必須です。
- まとめ発注・国内送料の無料交渉・船便と航空便の使い分けで、送料はしっかり抑えられます。
- 送料無料(Free Shipping)は商品代に上乗せされていたり、到着が遅いリスクがあるため、総額で比較しましょう。
- 送料が高いと感じたら、代行業者を使って1688.comから仕入れるのが最も強力なコストダウン方法です。


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