
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダの社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えします。
▼税関に関するPost▼
税関で止まったとき、焦ったりイライラしても解決しないです。ピンチのときこそ冷静さを保つことが大事。税関の話をよく聞き、通関するために、①何が必要なのか、②その処置の期限、③保管料の有無。など、淡々と粛々と教えてもらう。これが、解決の近道です。早く通関したいのですよね?
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) December 3, 2023
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

それでは、見ていきましょう!
【結論】税関で引っかかるとどうなる?起こりうる3つの展開

まず結論からお伝えすると、税関で荷物が引っかかっても、いきなり逮捕されたり前科がついたりすることはありません。
起きる展開は「ハガキが届く」「無事に届く」「没収・廃棄される」の3つだけです。
そして、大半のトラブルは、不足書類を提出するか、関税を支払うことでスムーズに解決します。
ただし、偽ブランド品などの禁止物を輸入した場合だけは、残念ながら商品は全量没収されてしまいます。
事前の知識さえあれば、ほとんどの税関トラブルは冷静に対処できますので、まずは深呼吸して読み進めてくださいね。
詳しく見ていきましょう。
「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」ハガキが届く
まず一番多いのが、自宅にハガキが届くパターンです。
これは「中身の確認が必要だから連絡してね」という、税関からのやさしい合図だと思ってください。
インボイス不備などの専門用語が書かれていても、決して焦る必要はありません。
いきなり荷物が没収されるわけではないので、安心してくださいね。
ハガキには「問い合わせ番号」や「担当部署」がしっかり書いてあります。
まずは、このハガキが手元に届くのを待つのが、トラブル解決のスタートラインですよ。
書類提出や関税の支払いを経て、無事に自宅へ届く(大半はこのパターン)
ハガキの指示通りに対応すれば、荷物はちゃんと届きます。
「買った時の値段がわかる画面」を見せたり、関税を払ったりすればOKなケースが大半です。
関税が発生した場合は、荷物の受け取り時に配達員さんへ現金で支払います。
つまり、ちょっと手続きが増えるだけで、商品はきちんと手に入るんです。
多くのトラブルは、ここで解決して終わりますよ。
「認定手続開始通知書」が届き、商品が没収・廃棄処分される
これが最悪のパターンです。
コピー商品(偽ブランド)や輸入禁止品だと判断されると、この少し怖い名前の通知書が届きます。
こうなると、原則としてその商品は日本国内には入れられません。
没収された商品はその後、税関で「廃棄(滅却)」されるか、発送元へ「積戻し(返送)」されることになります。
残念ですが、商品代金が戻ってこないことも覚悟しなければなりません。
税関で引っかかる確率は?検査対象になりやすい荷物の特徴
そもそも「自分の荷物が引っかかる確率って、どれくらいなの?」と気になりますよね。
結論からお伝えすると、税関はすべての荷物を開封して検査しているわけではありません。
書類審査やX線検査が中心で、開封検査は疑わしい荷物を抜き取っておこなうのが基本です。
つまり、正しく申告された普通の荷物なら、検査で止まること自体がそもそも珍しいのです。
ただし、荷物の中身や申告内容によって、検査対象になりやすい・なりにくいの差は確実にあります。
詳しく見ていきましょう。
個人輸入で検査対象になる確率の目安
税関は検査率の正確な数字を公表していませんが、個人輸入で開封検査の対象になるのは、一般に数%程度といわれています。
体感としても、海外通販の荷物が「毎回」開けられるようなことはまずありません。
大半の荷物は、書類審査とX線チェックだけでスッと通過していきます。
ただし、一度アンダーバリューや禁止品で指摘を受けると、その履歴が残ります。
「なぜか毎回引っかかる」という方は、過去の指摘歴で重点チェックの対象になっている可能性が高いです。

高額品・化粧品・ブランド品など検査されやすい荷物の傾向
検査対象に選ばれやすいのは、ズバリ「税関が確認したくなる要素」を持つ荷物です。
具体的には、次のような荷物が抜き取り検査に当たりやすい傾向があります。
- 課税ラインを超える高額品(個人輸入なら商品代金16,666円超)
- 化粧品・サプリ・食品・医薬品など、他法令の規制がある商品
- ブランド品・キャラクターグッズなど、偽物が混ざりやすいジャンル
- 「Clothing」「Gift」など、品名や価格の申告が曖昧な荷物
- 同じ商品を大量に含む、商用輸入が疑われる荷物
逆にいえば、これらに当てはまらなければ、過度に心配する必要はありません。
正直な申告と正確な品名記載こそが、いちばんの「引っかからない対策」なんですね。
なぜ止まる?海外通販・個人輸入で税関に引っかかる4つの原因

税関で荷物が止まる原因の多くは、輸入書類の不備か、禁止品の混入によるものです。
海外サイトでは、発送業者が関税を安くするために、勝手に申告価格を低く書いてしまうことがあります。
また、個人使用目的の申告なのに同じ商品を大量に輸入すると、商用の疑いで保留されます。
近年は、AliExpressやSHEINなど中国系サイトからの偽ブランド品の流入チェックも、非常に厳格になっています。
これらの原因を知っておけば、不要な税関トラブルを未然に防ぐことができますよ。
詳しく見ていきましょう。
金額の過少申告(アンダーバリュー)やインボイスの品名不備
一番多いのが、書類上の金額と実際の購入額が違うケースです。
海外の発送業者が、関税を安くするために勝手に金額を低く書いてしまうことがあるんです。
税関はプロですから、「この商品がこんなに安いはずがない」とすぐに気づきます。
受取人が知らないうちに、脱税のペナルティを負うリスクもあるため危険です。
また、単に「Clothing(衣類)」としか書かれておらず、詳細不明で止まることもあります。
正しい金額を証明できれば解決しますので、購入履歴のスクショを準備しておきましょう。

個人使用の範囲を超えた「商用輸入」の疑い
「自分用です」と言い張っても、通じないことがあります。
たとえば、同じデザインのTシャツをサイズ違いで10枚買っていたら、どうでしょう?
税関は「これは販売目的(商用)だな」と客観的に判断します。
そうなると、商品代金の60%にだけ課税される個人輸入の優遇措置が受けられなくなり、送料込みの全額に対する一般税率での課税対象になってしまいます。
短期間に何度も輸入を繰り返している場合も、目をつけられやすいので注意してくださいね。

偽ブランド品(コピー商品)などの知的財産権侵害
ブランド品の偽物は、たとえ自分用でも輸入禁止です。
最近は有名アニメのキャラクターグッズや、ハイブランドの偽物が厳しくチェックされています。
AliExpress(アリエク)などには精巧なスーパーコピーも多く、知らずに買ってしまうケースが本当に多いんです。
偽物と判定されると、商品は没収されてしまい、手元には届きません。
安すぎる商品には、必ず裏があると思って警戒してくださいね。
薬機法・食品衛生法など輸入規制・禁止品目に該当
法律や条約で規制されている商品は、許可なく輸入できないことがあります。
たとえば、化粧品やサプリメントは、薬機法で一度に輸入できる量が決まっています。
また、口に触れる食器や調理器具は食品衛生法の対象になり、検査が必要です。
こうした知識を持たずに仕入れてしまい、税関で止められる初心者さんが後を絶ちません。
「知らなかった」では済まされないので、事前の確認をお願いしますね。
詳細な規制品目は、税関公式ページの「輸出入禁止・規制品目」で必ず確認してください。

「税関手続のお知らせ」ハガキが届いた時の対処法3ステップ

実際に税関からハガキが届いてしまったら、焦らず淡々と手順を踏んでいきましょう。
まずはハガキに記載された税関窓口に電話し、保留の理由を正確に聞き出します。
その後、指示されたインボイスや購入証明などを速やかに提出します。
もし偽物などで輸入不可となった場合は、潔く任意放棄書を提出して諦めるのが賢明です。
絶対にやってはいけないのは、面倒くさがってハガキを無視し続けることですよ。
詳しく見ていきましょう。
STEP1:ハガキの通知内容を確認し、指定の税関窓口へ連絡する
ハガキが届いたら、放置せずにすぐ中身を確認してください。
そこには「なぜ止まっているか」と「どこの税関に連絡すべきか」が書いてあります。
まずは記載されている電話番号にかけて、担当者に状況を聞いてみましょう。
電話口で怒られたりはしませんから、冷静に話せば大丈夫ですよ。
「何が必要ですか?」と素直に聞くのが、解決への一番の近道です。

STEP2:価格証明(インボイス・購入画面スクショ等)を提出する
多くの場合、「価格や中身を証明する資料」を求められます。
通販サイトの「注文履歴画面」や「決済完了メール」のスクリーンショットでOKです。
これらを印刷して郵送するか、最近ではメールで送れる税関も増えています。
商品名、個数、価格、材質がしっかり写っているか確認してくださいね。
インボイスの材質不明確による保留も、正しい素材証明を出せば解決します。
資料が受理されれば審査が再開され、荷物が発送されますよ。
STEP3:輸入不可の場合は「任意放棄書」で滅却(廃棄)に同意する
書類を出しても、法律違反などで輸入許可が下りない場合もあります。
その時は、「任意放棄書」を出して税関で処分(滅却)してもらうのが一般的です。
素早く放棄に同意すれば、高額な廃棄費用や保管料を請求されることは稀です。
もし発送元が送料負担や返金に応じてくれるなら、返送(積戻し)の手続きをします。
どちらにせよ手間とコストがかかる、苦渋の決断になります。
こうならないためにも、事前のルール確認が大切なんですね。

絶対NG!税関からの通知ハガキを無視・放置した最悪の末路
「面倒だから無視しようかな…」というのは絶対にNGです!
任意放棄書や認定手続開始通知書も同じで、一定期間連絡がないと、荷物は差出国へ強制返送されるか廃棄処分されます。
さらに怖いのは、何度もトラブルや無視を繰り返すと、ブラックリスト入りしてしまうことです。
そうなると、あなたの荷物が今後毎回、厳しい開封検査の対象になるかもしれません。
輸入を続けたいなら、誠実な対応を心がけてくださいね。

【一覧】税関で没収・引っかかりやすい商品カテゴリー
税関で没収・保留されやすい要注意アイテムを、一覧表にまとめました。
ご自身の荷物に、これらの規制品や許可が必要な商品が含まれていないか確認しましょう。
特に食品や肌に触れる化粧品、知的財産に関わる品は厳格に審査されます。
知らずに輸入するとトラブルに直結しますので、仕入れ前のチェックをおすすめします。
| カテゴリ | 輸入禁止品(没収) | 許可が必要な商品(保留) |
|---|---|---|
| 食品・食器 | 有害物質を含む食品、特定の動物由来食品 | 農薬基準を満たす食品、食器類(食品衛生法) |
| 医薬品・化粧品 | 未承認医薬品、未登録の化粧品 | 個人使用量を超える医薬品、医療機器(薬機法) |
| 動植物 | ワシントン条約に該当する希少動植物(ワニ革等) | 生きた動植物や種子(植物防疫法) |
| 知的財産関連 | 偽造品(スーパーコピー)、海賊版CD/DVD | 特許・商標を取得している商品(権利者の許可) |
| その他 | 麻薬類、爆発物、銃器類 | ドローンや無線機器(技適マーク・電波法) |
追跡が「税関検査のため税関へ提示」「通関手続中」から動かない時の対処法
追跡ステータスが「税関検査のため税関へ提示」や「通関手続中」のまま数日動かず、不安になる方はとても多いです。
でも、これらの表示は「税関が通常の確認をしている」という意味で、異常事態のサインではありません。
日本郵便(EMS)やFedExなど、配送業者によって通関にかかる日数は異なります。
ステータスが長く停滞している場合は、税関へ直接電話で状況を確認することが可能です。
問い合わせたからといって検査が厳しくなることはありませんので、安心して管轄の「税関外郵出張所」へ連絡してみましょう。
詳しく見ていきましょう。
通関にかかる日数の目安(日本郵便・FedEx・DHL)と待つべき期間
EMSなどの国際郵便の場合、通常は1〜3日程度で税関を通過します。
FedExやDHLなどのクーリエ(国際宅配便)は、さらに早い傾向にあります。
「税関検査のため税関へ提示」の表示が出ても、多くは1〜2日でそのまま通過していきますよ。
しかし、書類不備やランダムな内容点検に当たると、数日間ステータスが止まります。
3日以上動かない場合は、何かしらの問題が起きているサインです。
待っているだけでは解決しませんので、こちらからアクションを起こしましょう。
税関外郵出張所へ電話で問い合わせる際の手順と注意点
ステータスが動かない時は、管轄の税関窓口(外郵出張所など)に電話をしましょう。
手元に「荷物の追跡番号」を準備し、担当者に現在の状況を尋ねてください。
「必要な追加書類はありますか?」と聞くことで、スムーズに案内してもらえます。
税関のスタッフさんは親切に対応してくれますので、怒られる心配はありませんよ。
疑問や不安があれば、放置せずに早めに確認することが一番の近道です。

税関トラブルに関するよくある質問(FAQ)
海外通販や中国輸入に挑戦する初心者の方からよくいただく、税関トラブルの疑問にお答えします。
詳しく見ていきましょう。
没収されたら逮捕されたり、罰金を払うことになりますか?
個人輸入で偽ブランド品などを誤って購入し、税関で没収されたからといって、いきなり逮捕や罰金になることは通常ありません。
ただし、没収のハガキを無視したり、販売目的(商用)で意図的に大量のコピー品を密輸しようとした場合は、関税法違反等で刑事罰の対象になる可能性があります。
没収された商品の代金は返金されますか?
残念ながら、日本の税関で没収された場合、商品代金や国際送料は一切返金されません。
輸入禁止品を購入したのは輸入者の責任とみなされるため、販売元(中国のショップ)も補償してくれません。
購入前の確認が最も重要です。
SHEIN・Temu・AliExpressの荷物も税関で引っかかりますか?
はい、SHEIN・Temu・AliExpressなどの海外通販の荷物も、他の国際荷物と同じように税関検査の対象です。
これらのサイトは業者側がまとめて通関することが多く、個別にハガキが届くケースは比較的少なめです。
ただし、有名ブランドやキャラクターに似せた商品が偽物と判定されて没収されたり、追跡が「税関検査のため税関へ提示」のまま止まったりすることは普通にあります。
デザインが本家に酷似した激安商品は、購入自体を避けるのが安全ですよ。
「個人用」と言い張れば、同じ商品を何個でも輸入できますか?
できません。
税関は過去のデータや常識に照らし合わせて、「個人が使用する妥当な量」を客観的に判断します。
たとえば「家族や友人に配るため」という理由であっても、税関では「個人使用」とは認められず、「商用輸入」として扱われるのが原則です。
ハガキに返送(または電話連絡)してから、どれくらいで荷物が届きますか?
不足していた書類(インボイス等)を提出し、税関側で問題ないと判断されれば、通常は1〜3営業日程度で通関許可が下りて発送されます。
ただし、年末年始などの繁忙期や、追加の確認が必要になった場合は、1週間以上かかることもあります。
不良品だった場合、支払った関税は返金されますか?
原則として、一度支払った関税や消費税が後から返金されることはありません。
税関を通過した後に不良品や偽物と気づいても、税金の還付手続きは非常に困難です。
無駄な関税を払わないためにも、代行業者の事前検品を利用するのが確実です。
まとめ:税関で止まっても焦らず、ハガキの指示に従おう
- 税関で荷物が止まっても、逮捕や罰金に直結するわけではないので落ち着いて対応する。
- 検査は抜き取りが基本で、正しく申告された荷物が引っかかる確率はそもそも低い。
- ハガキが届いたら放置せず、記載の電話番号に連絡して必要な書類(インボイス等)を確認する。
- 止まる原因の多くはアンダーバリューや書類不備であり、正しい証明を出せば無事に届く。
- 偽ブランド品など輸入禁止品の場合は、潔く「任意放棄書」を出して諦めることが被害を最小にする。
- 通関手続きが不安な場合は、専門の輸入代行業者を利用してトラブルを未然に防ぐのがおすすめ。


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