
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダの社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^
![]()
今回は、こちらのお悩みにじっくりお答えしていきますね。
▼並行輸入品に関するPost▼
輸入物販で並行輸入品!といえば、欧米からの仕入れをイメージすることが多いです。加えて最近では、中国ブランドも世界的に名が知られてきています。たとえば、化粧品やアパレルなどに加え、DJIなどのドローン勢もあります。中国並行輸入品についてさらに理解を深めるのもよいかもしれません。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) March 1, 2024
この記事は、長年輸入品を扱う物販ビジネスを営み、数え切れないほどの商品の真贋を見てきたパンダの社長が書いています。

それでは、順番に見ていきましょう!
結論:並行輸入品は偽物ではない。ただし「どこで買うか」でリスクは変わる
はじめに、いちばん知りたいところからお伝えしますね。
並行輸入品(読み:へいこうゆにゅうひん)は、海外で正規に販売されている「本物(真正品)」であるケースがほとんどです。
ネットショップで見かける「海外正規品」「インポート品」「海外直輸入」といった表記も、実質的にはこの並行輸入品を指していることが多くあります。
ただし、正規代理店を通らない分、一部に偽物が紛れ込むスキがあるのも事実です。
だからこそ大切なのは、「並行輸入品かどうか」ではなく「誰から買うか」なんですね。
詳しくみていきましょう。
正規品・並行輸入品・偽物(コピー品)の違い【比較表】
正規品と並行輸入品の違いは、商品そのものではなく「輸入ルート」にあります。
つまり中身は同じ本物で、通ってきた道だけが違うということなんですね。
一方で、偽物(コピー品)はそもそも別物です。
混同されやすい3つを、表で整理しておきましょう。
| 比較項目 | 正規品(正規輸入品) | 並行輸入品 | 偽物(コピー品) |
|---|---|---|---|
| 商品そのもの | 本物 | 本物(真正品) | 本物ではない |
| 輸入ルート | メーカー → 日本の正規代理店 | 海外の正規店・免税店 → 第三者の業者 | 無許可の製造元 |
| 合法性 | 合法 | 合法 | 違法(商標権侵害) |
| 価格 | 原則、定価 | 販売店が自由に設定(安いことが多い) | 相場から極端に安い |
| 保証・修理 | メーカー保証あり | 販売店独自の保証が中心 | なし |
消費者庁も、正規代理店を通じて輸入される「正規輸入品」と、それ以外のルートで入ってくる「並行輸入品」を区別して説明しています。
並行輸入品は「本物なのに、通ってきた道が違うだけ」——ここが今回の大前提になります。
並行輸入品を買うこと・売ることは違法ではない
「正規ルート以外で輸入するなんて、違法じゃないの?」と心配になる方も多いですよね。
ご安心ください。
本物(真正品)の並行輸入は、過去の最高裁判例でも認められている、れっきとした合法行為です。
購入した側が罪に問われることも、もちろんありません。
違法になるのは、あくまで「偽物(コピー品)」を輸入・販売した場合だけです。
つまり、怖がるべきは「並行輸入」という仕組みではなく、そこに紛れ込む一部の悪質な業者ということになりますね。

並行輸入品に偽物が混じる確率は?購入先別のリスク

「で、結局どのくらいの確率で偽物なの?」
ここが、いちばん気になるところですよね。
結論から言うと、偽物に当たる確率は「どこで買うか」で天と地ほどの差が出ます。
商品を見るより先に、売り手を見る。
これだけでリスクの大半は避けられますので、順番に見ていきましょう。
詳しくみていきましょう。
購入先別の偽物リスク早見表
あくまで長年の実務上の体感ですが、購入先ごとのリスクはおおよそ次のとおりです。
| 購入先 | 偽物リスク | 理由 |
|---|---|---|
| 運営実績のある並行輸入専門店 | ほぼ0%に近い | 仕入れルートと検品体制が確立している |
| 楽天・Amazonなど大手モールの優良店 | 低い | 出店審査と真贋対策の仕組みがある |
| メルカリ・ヤフオク(個人出品) | 中〜高 | 真贋を保証してくれる人がいない |
| 運営元がわからない激安サイト | 極めて高リスク | 最初から偽物販売や詐欺が目的のことも |
差が生まれる理由は、とてもシンプルです。
実績あるお店は、偽物を売ってしまえば一発で信用を失います。
長く続けるほど「本物を売ること」が最大の資産になるので、真贋管理に本気にならざるを得ないんですね。
一方、個人間取引や正体不明のサイトには、その動機がありません。

「偽物を並行輸入品と偽る」業者の手口
並行輸入そのものが合法だからこそ、その言葉を悪用する業者がいます。
彼らは「ルートが不透明で説明しづらい」という並行輸入の特徴を逆手に取り、偽物を「並行輸入品だから」と言い訳して売りつけてくるんですね。
たとえば、こんな説明には少し立ち止まってみてください。
- 「並行輸入品なので、箱・保証書はありません」
- 「海外仕入れのため、付属品は省いています」
- 「並行輸入品なので、細かい仕様の質問にはお答えできません」
- 「即購入はせず、まずLINEにご登録ください」
もちろん、本物の並行輸入品でも付属品に差が出ることはあります。
ですので、この一言だけで「偽物だ」と決めつける必要はありません。
ただ、こうした説明が「極端な安さ」や「情報の少ない出品者」とセットになっていたら、警戒レベルを一段上げましょう。
「当店の商品はすべて正規品です」の記載は信用できる?
商品ページでよく見かける、この一文。
「本当に信じていいのかな…」と迷った方も多いのではないでしょうか。
正直にお伝えすると、この記載そのものに法的な裏付けはありません。
書こうと思えば、誰でも書けてしまうからです。
とはいえ、「書いてあるから怪しい」というのも早合点なんですね。
真面目なお店ほど「偽物ではないですよね?」という問い合わせが殺到するため、あらかじめ明記しているケースがとても多いのです。
大切なのは、記載の有無ではなくその根拠が示されているかです。
- どこから仕入れているか(海外正規店・免税店など)が説明されているか
- 真贋鑑定や検品の体制について具体的に触れているか
- AACD加盟などの第三者基準を掲げているか
- 「万が一偽物だった場合の返金保証」を明記しているか
- 特定商取引法に基づく表記が具体的か
宣言だけで根拠がないお店は、判断材料としてカウントしない。
そう考えておくと、迷いがぐっと減りますよ。
並行輸入品はなぜ安い?「安すぎ」を疑うべき価格ライン

「本物なのに、どうしてこんなに安いの?」
安すぎると、かえって不安になってしまいますよね。
でも大丈夫です。
並行輸入品が安いのには、ちゃんとした理由があります。
そして同時に、「ここから先は安すぎておかしい」というラインも存在します。
両方を知っておくと、価格を見ただけで危険を察知できるようになりますよ。
詳しくみていきましょう。
理由①中間マージンと販管費がカットされている
正規品の価格には、商品代金そのもの以外にもさまざまなコストが含まれています。
代理店の中間マージン、テレビCMや雑誌広告の宣伝費、一等地の路面店の家賃、内装費、接客スタッフの人件費。
こうした費用が積み上がって、あの定価になっているんですね。
一方、並行輸入業者はネット販売が中心です。
華やかな店舗も広告も持たない分、同じ本物でも思い切って安く出せる、というわけです。
理由②為替と内外価格差を活用している
海外の商品価格は、為替の影響を大きく受けます。
円高のタイミングでまとめて仕入れた商品は、国内定価よりぐっと安く販売できるんですね。
また、同じ商品でも国によって定価が違う「内外価格差」というものがあります。
並行輸入業者は世界中の市場を見比べて、「いま一番安く買える国」を選んで仕入れています。
この目利きが、そのまま価格差になって表れるのです。
理由③定価に縛られず価格を決められる
正規代理店は、ブランドイメージを守るために全国どこでも同じ価格で売ることが求められます。
一店舗だけ値下げする、といったことができないんですね。
一方、並行輸入店にはそうした縛りがありません。
海外のアウトレットやセール時期を狙って大量に仕入れ、「薄利多売でたくさん売ろう」と判断すれば、自由に価格を下げられます。
つまり、「安い=偽物」とは限らないということです。
何割引までが正常?「安すぎる」の危険ライン
とはいえ、安さには限度があります。
ここは判断に迷いやすいところなので、目安を数字で示しておきますね。
| 正規価格からの値引き幅 | 判断の目安 |
|---|---|
| 10〜30%オフ | ごく一般的な水準。特に不自然ではありません |
| 30〜40%オフ | 円高・大量仕入れ・旧モデルなど条件が揃えばあり得ます |
| 50%オフ超 | 安さの理由を説明できるお店かどうか、必ず確認を |
| 70%オフ以上 | 偽物、または詐欺サイトの可能性が高い水準です |
「定価10万円が1万円!」
残念ながら、これはほぼ間違いなく偽物と考えてよいでしょう。
ただし、例外もあります。
廃盤品や不人気モデル、シーズン落ちのアパレルなどは、正当な理由で大きく下がることがあります。
逆にロレックスやエルメスの人気モデルのように、並行輸入のほうが定価より高いケースも珍しくありません。
大切なのは「定価と比べる」ことではなく、他の並行輸入店の相場と比べることです。
同じ商品を扱う店を3つ見て、そこだけが飛び抜けて安いなら、その安さには理由がないと考えてくださいね。
【購入前】並行輸入品の偽物の見分け方7チェック

ここからが本記事のメインです。
騙されないために、購入前にぜひ確認してほしい7つのポイントをご紹介しますね。
すべてを完璧にチェックする必要はありません。
気になる項目が2つ以上重なったら見送る——このくらいの気持ちで読み進めてください。
詳しくみていきましょう。
①相場より極端に安くないか
先ほどお伝えしたとおり、価格はもっとも手軽で、もっとも精度の高い判断材料です。
購入前に、次の3つを調べるクセをつけましょう。
- ブランド公式サイトの正規価格
- 他の並行輸入店・大手モールでの販売価格(3店舗ほど)
- 中古市場(買取店・フリマ)での相場
この3つから極端に外れている場合は、どんなに魅力的でも手を出さないのが鉄則です。
「今だけ」「最後の1点」といった煽り文句がついているときは、なおさら落ち着いて調べてくださいね。
②販売元の会社情報・評価は確認できるか
ネットショップには「特定商取引法に基づく表記」の掲載が義務付けられています。
ここは怪しいお店ほどボロが出やすい場所なので、じっくり見てみましょう。
- 運営者情報(会社名・住所・電話番号)がきちんと書かれているか
- 住所を地図で検索して、実在が確認できるか
- 電話番号が携帯電話だけになっていないか
- 購入者のレビュー・評価が十分にあるか
- 日本語の表現に不自然さはないか
怪しいショップは、この表記が曖昧だったり、コピーできないよう画像で作られていたりします。
法人であれば、国税庁の「法人番号公表サイト」で実在を照合することもできます。
高額な買い物の前には、このひと手間をかけておくと安心ですよ。
③シリアルナンバー・型番は正規品と一致するか
ハイブランド品や家電には、シリアルナンバーや製造番号(型番)が刻印・印字されています。
この番号が、公式サイトの情報や正規品のルールと合っているかを照合しましょう。
- 桁数・書式が正規品のルールと合っているか
- 刻印が浅い・歪んでいる・打ち直した跡がないか
- 商品ページの型番と、実際に届いた商品の型番が一致しているか
- 化粧品なら「ロット番号」から製造時期を確認できるか
番号がない、桁数が違う、印字が雑。
いずれも、はっきりとした危険信号です。
④ロゴ・刻印・印刷の品質に違和感がないか
偽物は、パッケージやロゴの作りに「雑さ」が出ます。
どれだけ精巧に作られていても、ここだけは完全には再現しきれないんですね。
- ロゴのフォントや文字の間隔が微妙に違う
- 印刷が滲んでいる・色味がくすんでいる
- タグや箱の日本語・英語の表記がどこかおかしい
- 箱の角が潰れている(扱いの雑さが出やすい部分です)
公式サイトの商品画像と並べて、細部までじっくり見比べてみてください。
「なんとなく違和感がある」という直感は、意外と当たるものですよ。
⑤素材・縫製・金具の仕上げは丁寧か
バッグや財布などのハイブランド品は、作りの精度に本物と偽物の差がはっきり出ます。
- 縫い目の幅(ピッチ)が均一で、糸の処理が丁寧か
- 金具に安っぽいメッキの剥がれ・色ムラがないか
- レザーの質感・匂い・重さに違和感がないか
- ファスナーの滑りが引っかからないか
手に取れる場合は、この「作り込み」を必ず確認しましょう。
ネット購入の場合も、届いた直後にここをチェックすることがとても大切です。
⑥付属品・箱・ギャランティカードは揃っているか
本物には本来、「ギャランティカード(保証書)」「タグ」「保存袋」などが付いています。
これらが無かったり、印字の日本語が不自然だったりする場合は要注意です。
「並行輸入品だから箱はありません」という言い訳も、ハイブランド品では一度疑ってみるべきですね。
ただし、最近は付属品まで精巧に模倣した偽物もあります。
カードが付いているからと安心せず、本体の作りと合わせて総合的に判断してください。
⑦製品仕様(プラグ形状・成分表示)は正しいか
家電の場合、コンセントのプラグ形状が日本仕様と違うことがあります。
化粧品や香水なら、成分表示が外国語のままか、日本語ラベルが貼られているか。
これらは本来「海外から輸入された証」でもあるのですが、あまりに粗雑なラベルや印字は偽造のサインかもしれません。
また、国内で安全に使う観点では、電気製品の「PSEマーク」や、Bluetooth・Wi-Fi機器の「技適マーク」の有無も確認しておくと安心です。

【カテゴリ別】偽物が出やすい商品と見分けの勘所

同じ並行輸入品でも、商品カテゴリによって偽物の出やすさも、見るべきポイントも変わります。
ご自身が狙っている商品のところだけでも、目を通しておいてくださいね。
詳しくみていきましょう。
ブランドバッグ・財布
偽物がもっとも多く出回るカテゴリです。
ルイヴィトンやシャネルなど、人気ブランドほど模倣品も精巧になっています。
- 内側のシリアル刻印・製造国表記の位置と書体
- 縫製のピッチと、ステッチの左右対称性
- 金具の重み(偽物は軽く、音が安っぽいことが多いです)
- レザーの匂い(化学的な匂いが強いものは要注意)
高額になりやすいカテゴリなので、可能であれば第三者の鑑定サービスを併用するのが安心です。
腕時計
時計は精密機械なので、外観だけでは判断しきれないのが難しいところです。
- ギャランティカードの記載内容と、本体のシリアルが一致しているか
- 秒針の動き(機械式なのに1秒刻みなら偽物の可能性大)
- 文字盤の印字の滲み、インデックスの取り付け精度
- 裏蓋の刻印の深さ・彫りの均一さ
人気モデルは並行輸入でも定価を上回ることがあるため、「安さ」だけを基準にすると危険です。
購入後のオーバーホール体制まで含めて、お店を選びましょう。
化粧品・香水
肌に直接使うものだけに、偽物のリスクがもっとも怖いカテゴリです。
健康被害につながる可能性もあるため、他のカテゴリ以上に慎重になってください。
- ロット番号が印字され、公式の規則と整合しているか
- 成分表示や日本語ラベルが貼られているか
- 香りが公式のものと明らかに違わないか
- テクスチャーが極端にゆるい・分離していないか
また、本物であっても輸送・保管環境によって品質が落ちることがあります。
温度管理に触れているお店かどうかも、ひとつの判断材料になりますよ。
少しでも違和感があれば、迷わず使用を中止してくださいね。
家電・ガジェット(PSEマーク・技適マーク)
家電は「偽物かどうか」に加えて、「日本で合法・安全に使えるか」という視点が必要です。
- PSEマーク(電気用品安全法)の表示があるか
- Bluetooth・Wi-Fi機器なら技適マークがあるか
- プラグ形状・電圧が日本仕様に対応しているか
- バッテリー内蔵製品は、発火リスクの観点でも要注意
これらのマークがない製品は、たとえ本物でも国内で使えない・使うべきでないケースがあります。
価格以前の問題として、必ずチェックしておきましょう。
【販売サイト別】偽物をつかまないための確認ポイント

同じ並行輸入品でも、買う場所によって「見るべき場所」がまったく変わります。
ここからは、利用者の多い購入先ごとに整理していきますね。
詳しくみていきましょう。
Amazon|「販売元」「出荷元」と相乗り出品
Amazonでは、同じ商品ページに複数の出品者が相乗りする仕組みがあります。
つまり、同じページから買っても、届く商品の出どころが違うことがあるんですね。
ここを知らずに「Amazonだから安心」と考えてしまうのが、いちばん危ないパターンです。
- カート横の「販売元」「出荷元」を必ず確認する
- 販売元が聞き慣れない業者名なら、ストア評価ページまで見る
- 低評価に「偽物が届いた」という報告がないか確認する
- 「出荷元:Amazon」でも販売元は別業者のことがあるため油断しない
「Amazonだから大丈夫」ではなく、「誰が売っているか」を見る。
これが唯一にして最大のポイントです。
メルカリ・ヤフオク|個人取引のリスクとあんしん鑑定
メルカリ・ヤフオクなどの個人間取引には、真贋を保証してくれる人がいません。
「並行輸入品だから」が偽物の言い訳に使われやすい場所でもあります。
購入するなら、次の点を徹底しましょう。
- 出品者の評価とコメント内容を必ず確認する
- 同じ商品を大量に出品していないか(個人にしては不自然です)
- 購入時のレシートやインボイスの有無を質問する
- 高額ブランド品は「あんしん鑑定」対象商品を選ぶ
- 届いたら、受取評価をする前に7チェックで現物を確認する
受取評価をしてしまうと取引が完了扱いになり、返金がとても難しくなります。
「届いたらすぐ評価」ではなく、「確認してから評価」を習慣にしてくださいね。

楽天市場・Yahoo!ショッピング|優良店の見極め方
楽天市場・Yahoo!ショッピングは出店審査があるため、個人間取引よりは安全性が高めです。
特にブランド品は出品審査が厳しく、真正品であることを示す書類の提出を求められるケースもあります。
その中でも、さらに確実なお店を選ぶポイントがこちらです。
- 「月間優良ショップ」など、モールからの認定実績があるか
- 運営歴が長く、レビュー数が十分にあるか
- 並行輸入品である旨と、返品・保証の条件を明記しているか
- レビューの中身が具体的か(短文の高評価ばかりは要注意)
- 日本流通自主管理協会(AACD)の加盟店なら、なお安心
なお、モール内であっても「ショップ単位」で信頼性は大きく変わります。
モールを信じるのではなく、ショップを選ぶという意識で見てみてください。
BUYMA・海外通販サイト|発送元と補償制度の確認
BUYMAのような海外バイヤー型のサービスや、海外の通販サイトを使う場合も考え方は同じです。
- バイヤーの本人確認状況・活動年数・取引実績を確認する
- 発送元の国と、買い付け先の店舗が明記されているか
- 鑑定サービスや補償制度の対象商品かどうかを確認する
- 関税・輸入消費税が別途かかる場合があることを把握しておく
海外発送の場合、トラブル時のやり取りに時間がかかります。
「補償制度があるか」は、価格と同じくらい大切な判断材料です。
信頼できる並行輸入ショップを見極める4つの基準

ここまで何度もお伝えしてきたとおり、並行輸入品でいちばん大事なのは「どこで買うか」です。
とはいえ、自分から「うちは信頼できません」と言うお店はありませんよね。
そこで、外側から見極めるための4つの基準をご紹介します。
詳しくみていきましょう。
①AACD(日本流通自主管理協会)の加盟店か
AACDは、偽造品や不正商品の流通防止を目的とした民間団体です。
加盟店には独自の基準による真贋チェックが求められるため、加盟マークはひとつの安心材料になります。
ネットショップの会社概要ページや、実店舗の入り口付近に記載がないか確認してみてください。
もちろん「非加盟=危険」ではありませんが、迷ったときの後押しにはなりますよ。
②会社概要・返品規定・独自保証が明記されているか
信頼できるお店は、情報を隠しません。
- 会社名・所在地・固定電話・代表者名が記載されているか
- 返品・交換の可否と条件が具体的に書かれているか
- 販売店独自の保証期間と、その範囲が明記されているか
「並行輸入品だから返品不可」と一方的に突き放すお店ではなく、万が一の不備にどう対応するかまで書いてあるお店を選びましょう。
③運営年数・レビュー件数・問い合わせ対応の質
並行輸入店に、特別な資格は必要ありません。
だからこそ、お店ごとのレベル差が大きいカテゴリなんですね。
ここで効いてくるのが「時間」です。
不誠実なお店は、口コミの広がりによって長くは続けられません。
つまり、長く運営できていること自体が、ひとつの実績になるというわけです。
また、購入前にメールやチャットで質問してみるのもおすすめですよ。
商品知識があやふやだったり、「とりあえずご購入ください」と押してくるお店は避けましょう。
④真贋保証や鑑定書の有無を明示しているか
最近は、「万が一偽物だった場合は全額返金」といった真贋保証を掲げるお店が増えています。
第三者機関の鑑定書を付けているお店もありますね。
これは、お店側がリスクを引き受けているという意思表示です。
自信のない商品を扱っていたら、とても掲げられない条件だからです。

偽物以外にもある並行輸入品のデメリット

並行輸入品で気をつけたいのは、実は偽物だけではありません。
「本物だったのに、思っていたのと違った」というがっかりも、意外と多いんです。
購入前に知っておけば防げるものばかりなので、ここで整理しておきましょう。
詳しくみていきましょう。
メーカー保証・修理が受けられないことがある(並行差別)
一部のブランドでは、正規ルート以外で購入した商品の修理を受け付けなかったり、修理代金を高く設定したりすることがあります。
これは「並行差別」と呼ばれるものです。
とはいえ、すべてのブランドがそうなわけではありません。
多くの場合は価格差がつく程度にとどまりますし、ファッション系ブランドでは差を設けないところも多くあります。
心配なときは、購入前に販売店の独自保証とメーカー対応の両方を確認しておくと安心ですよ。
説明書・仕様・サイズが海外向けのまま
並行輸入品は、あくまで海外市場向けに作られた商品です。
そのため、次のような違いが出ることがあります。
- 説明書が外国語のまま(組み立て家具・アウトドア用品などは要注意)
- サイズ表記が海外規格(衣類・靴は日本サイズと違います)
- カラーバリエーションや同梱品が日本仕様と異なる
- 電化製品の電圧・プラグ形状が日本と違う
優良店であれば、日本サイズとの対応表を掲載していることも多いです。
不明な点は、購入前に遠慮なく問い合わせてみてくださいね。
買取時に査定額が下がる・断られることがある
将来の売却を考えている方は、ここも押さえておきましょう。
並行輸入品でも買取自体は可能なお店が多いのですが、正規品と比べて査定額が下がることがあります。
また、ギャランティカードや保証書がないと、買取を断られるケースもあります。
箱・保存袋・カード類は、必ず捨てずに保管しておいてください。
これだけで、数年後の手取り額が変わってきますよ。
偽物をつかまされたときの対処法

どれだけ気をつけていても、偽物をつかまされてしまうことはあります。
そんなときも、慌てずに順を追って対応すれば大丈夫です。
泣き寝入りする必要は、まったくありませんよ。
詳しくみていきましょう。
①受取評価をせず返品・返金を求める
フリマアプリで届いた商品が偽物だと疑われる場合、絶対に受取評価をしないでください。
評価をすると取引が完了扱いになり、返金がとても難しくなってしまいます。
評価はせず、まず運営に報告したうえで、出品者に返品・返金を求めましょう。
ECサイトやネットショップで購入した場合も同様に、購入履歴から販売元へ連絡します。
このとき、感情的にならず「どこがどう正規品と違うのか」を具体的に伝えるのがコツです。
②プラットフォームの補償制度に申請する
販売者が応じてくれない場合は、購入したプラットフォームの制度を使いましょう。
- Amazon:マーケットプレイス保証の申請
- 楽天市場:あんしんショッピングサービスへの相談
- メルカリ・ヤフオク:事務局への違反報告と取引キャンセル申請
- クレジットカード払い:カード会社へチャージバックを相談
いずれも申請期限が設けられていることが多いので、気づいたらすぐ動くのが鉄則です。
③消費生活センター(188)に相談する
販売者もプラットフォームも動いてくれない場合は、局番なしの「188(消費者ホットライン)」に電話してください。
最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員が対処法をアドバイスしてくれます。
無料で相談できますので、「もう諦めるしかないのかな…」と思う前に、ぜひ頼ってみてくださいね。
④証拠の残し方(商品写真・取引画面)
どの窓口に相談するにしても、証拠があるかどうかで結果は大きく変わります。
商品が届いたら、まず次のものを記録しておきましょう。
- 開封前の梱包・伝票の写真
- ロゴ・刻印・縫製・シリアル番号の接写
- 正規品の公式画像との比較スクリーンショット
- 商品ページと出品者とのやり取りのスクリーンショット
商品ページは、削除されると証拠が消えてしまいます。
少しでも怪しいと感じたら、真っ先にスクリーンショットを撮っておいてください。

【物販者向け】並行輸入品を仕入れて売るときの法的リスク

ここからは、並行輸入品を「買う」のではなく「仕入れて売る」方に向けた内容です。
購入目的の方は、FAQまで読み飛ばしていただいて大丈夫ですよ。
物販において、「本物を並行輸入する」のと「偽物を売る」のは、法律上まったく別の話です。
ここを曖昧にしたままはじめると、思わぬところで足元をすくわれます。
詳しくみていきましょう。
商標権侵害と「真正商品の並行輸入」の境界
本物(真正品)を並行輸入して売る分には、原則として商標権侵害にはあたりません。
これは「真正商品の並行輸入」として、過去の最高裁判例(フレッドペリー事件)でも認められている考え方です。
具体的には、次の3つを満たすことが目安とされています。
- その商標が、海外の商標権者等によって適法に付けられた本物であること
- 海外と日本の商標権者が、同一人または同一視できる関係にあること
- 日本側が品質を管理でき、商品の品質に実質的な差がないこと
逆に、偽物(コピー品)の輸入販売や、無断でのタグの付け替えは商標権侵害になります。
「安く仕入れた本物」のつもりが偽物だった場合も、結果的に偽ブランド品を売ったことになってしまうんですね。
※ここでの内容は一般的な情報です。個別の法的判断は、弁護士などの専門家にご相談ください。
税関での差止め・没収リスク
偽ブランド品は、関税法上「輸入してはならない貨物」にあたります。
そのため、税関で差し止め・没収の対象となり、悪質な場合は認定手続きに進むこともあります。
商標権者側から、税関へ「輸入差止申立て」がおこなわれているケースも少なくありません。
海外ECから安く仕入れた商品が税関で止まってしまうのは、多くがこの理由です。
知らずに偽物を売ってしまった場合の対応
自分が知らずに偽物を販売してしまった場合は、被害を広げないことが最優先です。
- すぐに該当商品の出品を停止する
- 購入者に連絡し、返品・返金へ誠実に対応する
- プラットフォームの規約に沿って報告する
- 商標権者から警告が届いた場合は、無視せず誠実に対応する
「知らなかった」では済まないこともあります。
だからこそ、仕入れ段階での真贋チェックが何より重要になるんですね。
偽物リスクを避ける仕入れ方
物販として長く続けるなら、そもそも「偽物が紛れる余地のない仕入れ」に切り替えるのがいちばんの近道です。
- ブランドロゴ入りの激安品には手を出さない
- ロゴなしの良品を仕入れ、OEMで自社ブランド化する
- 信頼できる仕入れ先・代行会社を使う
- 発送前に現地で検品し、サンプルで品質を確認する
特にタオバオやアリババ1688、Temu、SHEINといった中国ECには、ブランドロゴを無断使用したコピー品が紛れています。
これを「並行輸入品」として転売すると、偽物販売として商標権侵害に問われます。
ブランド品を狙うのではなく、ノーブランドの良品を自分のブランドに育てる。
これが、いちばん堂々と長く続けられる正攻法です。

偽物リスクを抑えた仕入れをはじめたい方は、無在庫・買付代行や商品リサーチ代行もご覧ください。
ご相談はお問い合わせから、日本語で承っています。
よくある質問(FAQ)
最後に、並行輸入品についてよく寄せられる疑問に、まとめてお答えしますね。
詳しくみていきましょう。
並行輸入品は本物ですか?偽物ですか?
基本は本物(真正品)です。
海外で正規に販売された商品を、正規代理店とは別のルートで輸入したものを指します。
ただし、悪質な業者が偽物を「並行輸入品」と偽って売るケースがあります。
購入前に、本記事の見分け方7チェックで確認してみてくださいね。
並行輸入品を買うのは違法になりませんか?
いいえ、違法にはなりません。
本物(真正品)の並行輸入は、日本の判例でも認められている合法な行為です。
購入した側が罪に問われることもありません。
違法になるのは、あくまで「偽物(コピー品)」を販売した場合です。
「日本製なのに並行輸入品」と書かれているのはなぜ?
それは「逆輸入品」と呼ばれるケースです。
日本メーカーが海外市場向けに出荷した製品を、第三者が買い付けて日本へ戻して販売しているんですね。
カメラ・時計・楽器・自転車パーツなどでよく見られます。
商品自体は本物ですが、日本語マニュアルが付かない、国内メーカー保証の対象外になるといった違いが出ることがあります。
購入前に、保証条件を確認しておきましょう。
並行輸入品は税関で没収されますか?
真正品であれば、原則として問題ありません。
一方、商標権を侵害する偽ブランド品は、税関で差し止め・没収の対象になります。
個人使用目的であっても、偽ブランド品の輸入は認められていませんのでご注意ください。
メーカー保証は受けられますか?
国内メーカー保証の対象外になることが多いです。
その代わり、販売店が独自の保証や修理対応を用意している場合があります。
購入前に、保証の有無と期間・範囲を必ず確認しておきましょう。
並行輸入品でも買取してもらえますか?
本物であれば、買取可能なお店は多くあります。
ただし、正規品より査定額が下がったり、保証書などの付属品がないと買取を断られたりすることがあります。
将来の売却も考えるなら、箱や付属品は大切に保管しておきましょう。
偽物と気づかずに使っていた場合はどうなりますか?
個人で使用しているだけであれば、購入者が罪に問われることはありません。
ただし、そのままフリマなどで売却すると、今度は「偽物を販売した側」になってしまいます。
気づいた時点で、転売は絶対にしないでください。
購入から日が浅ければ、返金交渉や188への相談も可能です。
まずは購入履歴と証拠写真を揃えることからはじめましょう。
まとめ|並行輸入品のリスクは「どこで買うか」で決まる
- 並行輸入品=偽物ではなく、基本は合法な「本物」。安いのにも正当な理由がある。
- ただし偽物が紛れる確率は「どこで買うか」で激変する。商品より先に売り手を見る。
- 正規価格から70%以上安い商品は、偽物・詐欺サイトを疑う水準。定価ではなく「他店の相場」と比べる。
- 偽物は「相場との乖離」「販売者情報」「シリアル・縫製・付属品の質」の7チェックで見抜く。
- Amazonは販売元・出荷元、楽天はショップの実績、メルカリはあんしん鑑定と受取評価前の確認を徹底する。
- 万が一のときは、受取評価をせずすぐ連絡。証拠写真を揃え、困ったら188(消費者ホットライン)へ。


「仕入れ先が見つからない」「品質が不安」「送料が高い」...。
そんな悩みは、中国輸入代行-誠(Makoto)に丸投げして、あなたは「利益を出すこと」だけに集中しませんか?
- 業界最安水準の手数料でコスト削減
- 青島自社倉庫での徹底検品
- 初心者から上級者までトータルサポート



中国輸入で一番のハードルとなる「言葉の壁」。 「画像検索がうまくいかない」「変な日本語翻訳で意味がわからない」と諦めていませんか?

