
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダの社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^
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今回は、こちらのお悩みにじっくりお答えしていきますね。
▼並行輸入品に関するPost▼
輸入物販で並行輸入品!といえば、欧米からの仕入れをイメージすることが多いです。加えて最近では、中国ブランドも世界的に名が知られてきています。たとえば、化粧品やアパレルなどに加え、DJIなどのドローン勢もあります。中国並行輸入品についてさらに理解を深めるのもよいかもしれません。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) March 1, 2024
この記事は、長年輸入品を扱う物販ビジネスを営み、数え切れないほどの商品の真贋を見てきたパンダの社長が書いています。

先に結論を3行で
- 並行輸入品(読み方:へいこうゆにゅうひん)は偽物ではなく、正規代理店を通さずに輸入された「本物(真正品)」です。
- ただし輸入の途中でブランド側の真贋チェックを通らないため、購入先によっては偽物が紛れ込むことがあります。
- 「商品より先に売り手を見る」——これだけで、偽物リスクの大半は避けられますよ。
それでは、順番に見ていきましょう!
結論:並行輸入品は偽物ではなく本物|正規品との違いは「輸入ルート」だけ
はじめに、いちばん知りたいところからお伝えしますね。
並行輸入品は、海外で正規に販売されている「本物(真正品)」であるケースがほとんどです。
正規品との違いは商品そのものではなく、日本に入ってくるまでの「輸入ルート」だけなんですよ。
ネットショップでよく見かける「インポート品」「海外インポート品」「海外正規品」「海外直輸入」といった表記も、実質的にはこの並行輸入品を指していることが多いです。
ただし、正規代理店を通らない分、一部に偽物が紛れ込むスキがあるのも事実なんですね。
だからこそ大切なのは、「並行輸入品かどうか」ではなく「誰から買うか」なんです。
詳しくみていきましょう。
並行輸入品とは?正規品・偽物(コピー品)との違い【比較表】
まずは、言葉の意味から整理しておきますね。
並行輸入品とは、海外ブランドの正規品を、日本の正規代理店を通さずに第三者の業者が海外で買い付けて輸入した商品のことです。
消費者庁も、正規代理店を通じて輸入される「正規輸入品」と、それ以外のルートで入ってくる「並行輸入品」を区別して説明しています。
「正規品と並行輸入品って、物は同じなの?」というご質問をよくいただくのですが、答えは「品番が同じなら、同じ工場で作られた同じ本物」です。
つまり中身は同じ本物で、通ってきた道だけが違う、ということなんですね。
ちなみに、日本メーカーの海外向けモデルが海外経由で戻ってくる「逆輸入品」も並行輸入品の仲間なので、「日本製なのに並行輸入品」と書かれていても、何もおかしなことではありませんよ。
一方で、偽物(コピー品)はそもそも別物です。
混同されやすい3つを、表で整理しておきましょう。
| 比較項目 | 正規品(正規輸入品) | 並行輸入品 | 偽物(コピー品) |
|---|---|---|---|
| 商品そのもの | 本物 | 本物(真正品) | 本物ではない |
| 輸入ルート | メーカー → 日本の正規代理店 | 海外の正規店・免税店 → 第三者の業者 | 無許可の製造元 |
| 真贋チェック | 正規代理店が入荷時に検品 | 販売業者まかせ | なし |
| 合法性 | 合法 | 合法 | 違法(商標権侵害) |
| 価格 | 原則、定価 | 販売店が自由に設定(安いことが多い) | 相場から極端に安い |
| 保証・修理 | メーカー保証あり | 販売店独自の保証が中心 | なし |
並行輸入品は「本物なのに、通ってきた道が違うだけ」——ここが今回の大前提になりますね。
なお、海外市場向けの商品なので、説明書の言語やサイズ表記といった細部が日本仕様と異なることはあります(詳しくはデメリットで解説しますね)。
並行輸入品は違法ではない(最高裁判例・特許庁の3要件)
「正規ルート以外で輸入するなんて、違法じゃないの?」と心配になる方も多いですよね。
ご安心ください。
本物(真正品)の並行輸入は、最高裁判例(平成15年2月27日・フレッドペリー事件)で商標権を侵害しないと認められた、れっきとした合法行為なんです。
特許庁の知的財産Q&Aでも、次の3つを満たす「真正商品の並行輸入」は商標権侵害にあたらないと整理されています。
- 海外の商標権者などが、適法にその商標を付けた本物であること
- 海外と日本の商標権者が、同一人または同一視できる関係にあること
- 日本の正規品と比べて、品質に実質的な差がないこと
出典:特許庁「商標権にかかる並行輸入」
もちろん、購入した側が罪に問われることもありません。
違法になるのは、あくまで「偽物(コピー品)」を輸入・販売した場合だけなんですね。
つまり、怖がるべきは「並行輸入」という仕組みではなく、そこに紛れ込む一部の悪質な業者ということになります。

並行輸入品が「偽物」と言われる理由|偽物が紛れ込む仕組み

「本物のはずなのに、どうして偽物の話をよく聞くの?」
ここが、いちばん引っかかるところですよね。
結論からお伝えすると、並行輸入という「仕組み」そのものに問題があるわけではなく、その仕組みのスキを突く「一部の業者」が原因なんです。
偽物が紛れ込む理由を押さえたうえで、悪質な業者の手口と、よく見かける「すべて正規品です」という表記の見方まで整理していきましょう。
詳しくみていきましょう。
輸入時にブランド側の真贋チェックを通らないから
並行輸入品に偽物が紛れ込む根本の理由は、とてもシンプルなんです。
正規輸入品は「メーカー→日本の正規代理店」という一本道で入ってきて、代理店が入荷時に検品をしています。
一方、並行輸入品は海外の正規店・免税店・卸業者などから第三者が買い付け、いくつもの業者の手を経て日本に届きます。
この道のりの途中に、ブランド側が真贋を確認する工程がないんですね。
つまり、本物かどうかを確かめる役目は、すべて「販売する業者」に委ねられているということです。
真面目な業者は自分で検品体制を整えていますが、最初から偽物を売るつもりの業者も「並行輸入品」という同じ看板を使えてしまいます。
実際に税関も、ネット通販やフリマアプリを通じて偽ブランド品が流入していることに注意を呼びかけています。
これが、「本物のはずなのに、偽物の話を聞く」というギャップの正体なんです。

偽物を「並行輸入品」と偽る悪質業者の手口
並行輸入そのものが合法だからこそ、その言葉を悪用する業者がいます。
「ルートが不透明で説明しづらい」という並行輸入の特徴を逆手に取り、偽物を「並行輸入品だから」と言い訳して売りつけてくるんですね。
たとえば、こんな説明には少し立ち止まってみてください。
- 「並行輸入品なので、箱・保証書はありません」
- 「海外仕入れのため、付属品は省いています」
- 「並行輸入品なので、細かい仕様の質問にはお答えできません」
- 「即購入はせず、まずLINEにご登録ください」
もちろん、本物の並行輸入品でも付属品に差が出ることはあるので、この一言だけで「偽物だ」と決めつける必要はありませんよ。
ただ、こうした説明が「極端な安さ」や「情報の少ない出品者」とセットになっていたら、警戒レベルを一段上げましょう。
「当店の商品はすべて正規品です」の表記は信用できる?
商品ページでよく見かける、この一文。
「本当に信じていいのかな…」と迷った方も多いのではないでしょうか。
正直にお伝えすると、この表記そのものに法的な裏付けはありません。
書こうと思えば、誰でも書けてしまうからです。
とはいえ、「書いてあるから怪しい」というのも早合点なんですね。
真面目なお店ほど「偽物ではないですよね?」という問い合わせが多いため、あらかじめ明記しているケースがとても多いのです。
大切なのは、表記の有無ではなくその根拠が示されているかです。
- どこから仕入れているか(海外正規店・免税店など)が説明されているか
- 真贋鑑定や検品の体制について具体的に触れているか
- 「万が一偽物だった場合の返金保証」を明記しているか
- 特定商取引法に基づく表記が具体的か
宣言だけで根拠がないお店は、判断材料としてカウントしない。
そう考えておくと、迷いがぐっと減りますよ。

並行輸入品はなぜ安い?「安すぎ」を疑うべき価格ライン
「本物なのに、どうしてこんなに安いの?」
安すぎると、かえって不安になってしまいますよね。
でも大丈夫ですよ。
並行輸入品が安いのには、ちゃんとした理由があります。
そして同時に、「ここから先は安すぎておかしい」というラインも存在するんです。
両方を知っておくと、価格を見ただけで危険を察知できるようになりますよ。
詳しくみていきましょう。
安くできる3つの理由(中間マージン・為替と内外価格差・自由な価格設定)
並行輸入品が安い理由は、大きく分けて3つあります。
理由①中間マージン・販管費のカット
正規品の価格には、代理店の中間マージン、テレビCMや雑誌広告の宣伝費、一等地の路面店の家賃や接客スタッフの人件費といったコストが上乗せされています。
一方、並行輸入業者はネット販売が中心なので、華やかな店舗も広告も持たない分、同じ本物でも思い切って安く出せるんですね。
理由②為替と内外価格差
海外の商品価格は為替の影響を大きく受けるので、円高のタイミングでまとめて仕入れた商品は、国内定価よりぐっと安く販売できます。
また、同じ商品でも国によって定価が違う「内外価格差」があるため、並行輸入業者は世界中の市場を見比べて「いま一番安く買える国」を選んで仕入れているのです。
理由③定価に縛られない価格設定
正規代理店はブランドイメージを守るため、全国どこでも同じ価格で売ることが求められます。
並行輸入店にはそうした縛りがないので、海外のアウトレットやセール時期を狙って大量に仕入れ、「薄利多売でたくさん売ろう」と判断すれば自由に価格を下げられるんですね。
つまり、「安い=偽物」とは限らないということなんです。
何割引までが正常?「安すぎる」の危険ライン【目安表】
とはいえ、安さには限度があります。
ここは判断に迷いやすいところなので、目安を数字で示しておきますね。
| 正規価格からの値引き幅 | 判断の目安 |
|---|---|
| 10〜30%オフ | ごく一般的な水準。特に不自然ではありません |
| 30〜40%オフ | 円高・大量仕入れ・旧モデルなど条件が揃えばあり得ます |
| 50%オフ超 | 安さの理由を説明できるお店かどうか、必ず確認を |
| 70%オフ以上 | 偽物、または詐欺サイトの可能性が高い水準です |
「定価10万円が1万円!」は、残念ながらほぼ間違いなく偽物と考えてよいでしょう。
ただし、廃盤品や不人気モデル、シーズン落ちのアパレルなどは、正当な理由で大きく下がることがあります。
逆にロレックスやエルメスの人気モデルのように、並行輸入のほうが定価より高いケースも珍しくありません。
大切なのは「定価と比べる」ことではなく、他の並行輸入店の相場と比べることなんです。
同じ商品を扱う店を3つ見て、そこだけが飛び抜けて安いなら、その安さには理由がないと考えてくださいね。

並行輸入品の偽物の見分け方7チェック【購入前・届いた後】

ここからが本記事のメインです。
騙されないために確認してほしい7つのポイントを、①②は購入前に、③〜⑦は届いた後(または実物を見られるとき)に使う順でご紹介しますね。
すべてを完璧にチェックする必要はありません。
気になる項目が2つ以上重なったら見送る——このくらいの気持ちで読み進めてください。
詳しくみていきましょう。
①相場より極端に安くないか
価格は、もっとも手軽で、もっとも精度の高い判断材料です。
購入前に、次の3つを調べるクセをつけましょう。
- ブランド公式サイトの正規価格
- 他の並行輸入店・大手モールでの販売価格(3店舗ほど)
- 中古市場(買取店・フリマ)での相場
この3つから極端に外れている場合は、どんなに魅力的でも手を出さないのが鉄則です。
「今だけ」「最後の1点」といった煽り文句がついているときは、なおさら落ち着いて調べてくださいね。
②販売元の会社情報・評価は確認できるか
ネットショップには「特定商取引法に基づく表記」の掲載が義務付けられています。
怪しいお店ほどボロが出やすい場所なので、じっくり見てみましょう。
- 運営者情報(会社名・住所・固定電話・代表者名)がきちんと書かれているか
- 住所を地図で検索して、実在が確認できるか
- 運営歴が長く、購入者のレビュー・評価が十分にあるか
- 日本語の表現に不自然さはないか
怪しいショップは、この表記が曖昧だったり、コピーできないよう画像で作られていたりします。
並行輸入店に特別な資格は必要ないので、長く運営できていること自体が、ひとつの実績になるんですね。
高額な買い物の前には、このひと手間をかけておくと安心ですよ。
③シリアルナンバー・型番は一致するか
ハイブランド品や家電には、シリアルナンバーや製造番号(型番)が刻印・印字されています。
この番号が、公式サイトの情報や正規品のルールと合っているかを照合しましょう。
- 桁数・書式が正規品のルールと合っているか
- 刻印が浅い・歪んでいる・打ち直した跡がないか
- 商品ページの型番と、実際に届いた商品の型番が一致しているか
- 化粧品なら「ロット番号」から製造時期を確認できるか
番号がない、桁数が違う、印字が雑。
いずれも、はっきりとした危険信号ですね。
④ロゴ・刻印・印刷に違和感がないか
偽物は、パッケージやロゴの作りに「雑さ」が出ます。
どれだけ精巧に作られていても、ここだけは完全には再現しきれないんですね。
- ロゴのフォントや文字の間隔が微妙に違う
- 印刷が滲んでいる・色味がくすんでいる
- タグや箱の日本語・英語の表記がどこかおかしい
- 箱の角が潰れている(扱いの雑さが出やすい部分です)
公式サイトの商品画像と並べて、細部までじっくり見比べてみてください。
「なんとなく違和感がある」という直感は、意外と当たるものですよ。
⑤素材・縫製・金具の仕上げは丁寧か
バッグや財布などのハイブランド品は、作りの精度に本物と偽物の差がはっきり出ます。
- 縫い目の幅(ピッチ)が均一で、糸の処理が丁寧か
- 金具に安っぽいメッキの剥がれ・色ムラがないか(偽物は軽く、音も安っぽいことが多いです)
- レザーの質感・匂い・重さに違和感がないか(化学的な匂いが強いものは要注意)
- ファスナーの滑りが引っかからないか
手に取れる場合は、この「作り込み」を必ず確認しましょう。
ネット購入の場合も、届いた直後にここをチェックすることがとても大切ですよ。
⑥付属品・箱・ギャランティカードは揃っているか
本物には本来、「ギャランティカード(保証書)」「タグ」「保存袋」などが付いています。
これらが無かったり、印字の日本語が不自然だったりする場合は要注意です。
「並行輸入品だから箱はありません」という言い訳も、ハイブランド品では一度疑ってみるべきですね。
ただし、最近は付属品まで精巧に模倣した偽物もあります。
カードが付いているからと安心せず、本体の作りと合わせて総合的に判断してくださいね。
⑦表示ラベル・仕様に不自然な点はないか(化粧品の日本語ラベル・プラグ形状)
家電であれば、コンセントのプラグ形状が日本仕様と違うことがありますが、これ自体は「海外から来た証」なので偽物のサインではありません。
見てほしいのは、表示ラベルや印字の「作り」のほうなんです。
化粧品や香水なら、日本語の成分表示ラベルが貼られているかを確認してみましょう。
国内で販売される化粧品には日本語の表示ラベルが義務付けられているので、ラベルがまったくないものは、正規の輸入手続きを経ていない可能性があります。
ラベルや印字があまりに粗雑なもの、ロット番号が読み取れないものも、偽造のサインかもしれません。
特に化粧品・香水は肌に直接使うものなので、少しでも違和感があれば、迷わず使用を中止してくださいね。
自分で判断できないときは鑑定サービス・買取店・メーカー窓口を使う
ここまでの7チェックをしても、「やっぱり自信がない…」というときもありますよね。
そんなときは、無理に自分だけで判断せず、プロの目を借りましょう。
- メルカリの「あんしん鑑定」など、プラットフォームの鑑定サービスを使う
- ブランド買取店や質屋の無料査定に持ち込む(買取できるかどうかで、真贋の目安がわかります)
- 第三者の鑑定サービスに写真や現物で依頼する
- 並行輸入品の修理を受け付けているメーカー窓口に相談する(偽物なら修理を断られます)
高額なブランド品ほど、鑑定にかかる数千円は「安心を買う費用」と考えるのがおすすめです。

偽物を避ける買い方|信頼できる販売店の基準とAmazon・楽天・メルカリ別の注意点

ここまで何度もお伝えしてきたとおり、並行輸入品でいちばん大事なのは「どこで買うか」です。
同じ並行輸入品でも、買う場所によって偽物に当たる確率も、見るべき場所もまったく変わるんですね。
あくまで長年の実務上の体感ですが、購入先ごとのリスクはおおよそ次のとおりです。
| 購入先 | 偽物リスク | 理由 |
|---|---|---|
| 運営実績のある並行輸入専門店 | ほぼ0%に近い | 仕入れルートと検品体制が確立している |
| 楽天・Amazonなど大手モールの優良店 | 低い | 出店審査と真贋対策の仕組みがある |
| メルカリ・ヤフオク・ラクマ(個人出品) | 中〜高 | 真贋を保証してくれる人がいない |
| 運営元がわからない激安サイト・海外通販 | 極めて高リスク | 最初から偽物販売や詐欺が目的のことも |
差が生まれる理由は、とてもシンプルです。
実績あるお店は偽物を売ってしまえば一発で信用を失うので、長く続けるほど「本物を売ること」が最大の資産になり、真贋管理に本気にならざるを得ません。
一方、個人間取引や正体不明のサイトには、その動機がないのです。
まずはどの購入先でも使える「信頼できるショップの3つの基準」を押さえてから、Amazon・メルカリ・楽天それぞれの確認ポイントを見ていきましょう。
詳しくみていきましょう。
信頼できる並行輸入ショップの3つの基準(AACD加盟・返品規定と真贋保証・運営実績)
自分から「うちは信頼できません」と言うお店はありませんよね。
そこで、外側から見極めるための3つの基準をご紹介します。
基準①AACD(日本流通自主管理協会)の加盟店か
AACDは、偽造品や不正商品の流通防止を目的とした民間団体です。
加盟店には独自の基準による真贋チェックが求められるため、加盟マークはひとつの安心材料になります。
ネットショップの会社概要ページや、実店舗の入り口付近に記載がないか確認してみてください(もちろん「非加盟=危険」ではありませんよ)。
基準②返品規定と真贋保証が明記されているか
信頼できるお店は、情報を隠しません。
最近は「万が一偽物だった場合は全額返金」といった真贋保証や、第三者機関の鑑定書を付けるお店も増えています。
これはお店側がリスクを引き受けているという意思表示で、自信のない商品を扱っていたらとても掲げられない条件なんですね。
「並行輸入品だから返品不可」と一方的に突き放すお店ではなく、万が一の不備にどう対応するかまで書いてあるお店を選びましょう。
基準③運営実績と対応の誠実さ
会社情報や運営歴の確認は7チェック②のとおりですが、もうひとつおすすめなのが、購入前にメールやチャットで質問してみることです。
商品知識があやふやだったり、「とりあえずご購入ください」と押してくるお店は避けましょう。

Amazonの並行輸入品は偽物?「販売元」と「出荷元」を必ず確認する
Amazonでは、同じ商品ページに複数の出品者が相乗りする仕組みがあります。
つまり、同じページから買っても、届く商品の出どころが違うことがあるんですね。
「Amazonだから安心」と考えてしまうのが、いちばん危ないパターンです。
- カート横の「販売元」「出荷元」を必ず確認する
- 販売元と出荷元の両方が「Amazon.co.jp」なら、Amazon自身が仕入れて販売している商品
- 「出荷元:Amazon」だけの場合は、別の業者の商品をAmazonの倉庫から発送しているにすぎない
- 販売元が聞き慣れない業者名なら、ストア評価ページで「偽物が届いた」という低評価がないか確認する
並行輸入品の多くはマーケットプレイスの出品者が販売しているので、「出荷元」ではなく「販売元」を見る——これが唯一にして最大のポイントですよ。
メルカリの並行輸入品はほぼ偽物?受取評価前の現物確認と「あんしん鑑定」
「メルカリの並行輸入品はほぼ偽物」というイメージをお持ちの方も多いですよね。
さすがに「ほぼ偽物」は言い過ぎですが、真贋を保証してくれる人がいない分、ほかの購入先より慎重になるべき場所なのは確かです。
なお、メルカリでは並行輸入品の出品自体は禁止されておらず、禁止されているのはあくまで偽物(コピー品)の出品です。
ですので、商品説明に「並行輸入品」と書いてあること自体は、「海外で買い付けた本物ですよ」という正直な表記であることも多いんですよ。
ヤフオク・ラクマも、個人出品である点は同じですね。
購入するなら、次の点を徹底しましょう。
- 出品者の評価とコメント内容を必ず確認する
- 同じ商品を大量に出品していないか(個人にしては不自然です)
- 購入時のレシートやインボイスの有無を質問する
- 高額ブランド品は「あんしん鑑定」対象商品を選ぶ
- 届いたら、受取評価をする前に7チェックで現物を確認する
受取評価をしてしまうと取引が完了扱いになり、返金がとても難しくなります。
「届いたらすぐ評価」ではなく、「確認してから評価」を習慣にしてくださいね。

楽天・Yahoo!ショッピングの並行輸入品は偽物?モールではなくショップ単位で選ぶ
楽天市場・Yahoo!ショッピングは出店審査があるため、個人間取引よりは安全性が高めです。
特にブランド品は出品審査が厳しく、真正品であることを示す書類の提出を求められるケースもあります。
その中でも、さらに確実なお店を選ぶポイントがこちらです。
- 「月間優良ショップ」など、モールからの認定実績があるか
- 運営歴が長く、レビュー数が十分にあるか
- 並行輸入品である旨と、返品・保証の条件を明記しているか
- レビューの中身が具体的か(短文の高評価ばかりは要注意)
モール内であっても「ショップ単位」で信頼性は大きく変わるので、モールを信じるのではなく、ショップを選ぶという意識で見てみてください。
BUYMAのような海外バイヤー型のサービスを使う場合も考え方は同じで、バイヤーの取引実績・買い付け先の明記・補償制度の有無を確認しましょう。
海外発送はトラブル時のやり取りに時間がかかるので、「補償制度があるか」は、価格と同じくらい大切な判断材料ですよ。
並行輸入品のメリット・デメリット|保証なし・海外仕様は本物でも起こること
ここまで「偽物を疑うポイント」をお伝えしてきましたが、逆に本物でも普通に起こることを知っておくのも同じくらい大切なんです。
「保証書がない=偽物」「説明書が英語=偽物」と早合点してしまうと、せっかくの本物を手放したり、誠実なお店を疑ったりすることになりかねません。
並行輸入品ならではのメリットとデメリットを、ここで整理しておきましょう。
詳しくみていきましょう。
メリット:正規品より安く、日本未発売・廃盤モデルも手に入る
並行輸入品を選ぶいちばんの理由は、やはり同じ本物を正規品より安く手に入れられることです。
ただ、魅力は価格だけではありません。
- 正規品より安い(中間マージン・為替・自由な価格設定が理由)
- 日本未発売モデルや海外限定カラーが手に入る
- 国内では完売・廃盤になったモデルが、海外在庫で見つかることがある
「周りと被りたくない」「廃盤になったお気に入りをもう一度」という方には、正規店にはない選択肢になりますね。
なお、人気モデルでは並行輸入のほうが定価より高くなることもあるので、「必ず安い」とは限らない点だけ覚えておいてください。
デメリット:国内保証・メーカー修理の対象外(並行差別)と海外仕様の違い
いちばん注意したいのが、購入した後の保証と修理です。
並行輸入品には、日本の正規店が発行する国内保証書は付きません。
これは偽物だからではなく、正規代理店を通っていない以上、当然のことなんですね。
また一部のブランドでは、正規ルート以外で購入した商品の修理を受け付けなかったり、修理代金を高く設定したりする「並行差別」と呼ばれる対応があります。
とはいえ、国際保証制度があるブランドなら並行輸入品でもメーカー保証を受けられることがありますし、ファッション系ブランドでは差を設けないところも多いので、心配なときは購入前に販売店の独自保証とメーカー対応の両方を確認しておくと安心ですよ。
もうひとつが、海外仕様との違いです。
- 説明書が外国語のまま(組み立て家具・アウトドア用品などは要注意)
- サイズ表記が海外規格(衣類・靴は日本サイズと違います)
- カラーバリエーションや同梱品が日本仕様と異なる
- 電化製品の電圧・プラグ形状が日本と違う
- 化粧品・香水は、日本語の表示ラベルが後から貼られている
これらはどれも「海外から来た証」であって、偽物のサインではありません。
見分けるポイントは「海外仕様かどうか」ではなく「作りが粗雑かどうか」なんです。
ただし、ハイブランド品でギャランティカードや海外正規店の購入証明まで一切ない場合は、7チェック⑥のとおり一度立ち止まってくださいね。

並行輸入品が偽物だったときの対処法(受取評価をしない・補償制度・188)
どれだけ気をつけていても、偽物をつかまされてしまうことはあります。
そんなときも、慌てずに順を追って対応すれば大丈夫ですよ。
泣き寝入りする必要は、まったくありません。
手順①受取評価をせず、証拠を残して返品・返金を求める
フリマアプリで届いた商品が偽物だと疑われる場合、絶対に受取評価をしないでください。
評価をすると取引が完了扱いになり、返金がとても難しくなってしまいます。
連絡を入れる前に、まず証拠を残しておきましょう。
- 開封前の梱包・伝票の写真
- ロゴ・刻印・縫製・シリアル番号の接写
- 正規品の公式画像との比較スクリーンショット
- 商品ページと出品者とのやり取りのスクリーンショット
商品ページは削除されると証拠が消えてしまうので、少しでも怪しいと感じたら真っ先にスクリーンショットを撮っておいてくださいね。
証拠が揃ったら、運営に報告したうえで、出品者(ネットショップなら販売元)に返品・返金を求めましょう。
このとき、感情的にならず「どこがどう正規品と違うのか」を具体的に伝えるのがコツですよ。
手順②プラットフォームの補償制度・チャージバックを申請する
販売者が応じてくれない場合は、購入したプラットフォームの制度を使いましょう。
- Amazon:マーケットプレイス保証の申請
- 楽天市場:あんしんショッピングサービスへの相談
- メルカリ・ヤフオク・ラクマ:事務局への違反報告と取引キャンセル申請
- クレジットカード払い:カード会社へチャージバックを相談
いずれも申請期限が設けられていることが多いので、気づいたらすぐ動くのが鉄則ですよ。
手順③消費生活センター(188)に相談する
販売者もプラットフォームも動いてくれない場合は、局番なしの「188(消費者ホットライン)」に電話してください。
最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員が無料で対処法をアドバイスしてくれます。
なお、偽物だと気づいた商品をそのままフリマで売ってしまうと、今度はご自身が「偽物を販売した側」になってしまいます。
気づいた時点で、転売は絶対にしないでくださいね。

並行輸入品と偽物に関するよくある質問(FAQ)
最後に、並行輸入品と偽物についてよく寄せられる疑問に、まとめてお答えしますね。
詳しくみていきましょう。
「インポート品」「海外正規品」「海外直輸入」と書かれた商品は偽物ですか?
いいえ、これらの表記自体は偽物を意味しません。
「インポート品」「海外インポート品」「海外正規品」「海外直輸入」は、実質的に並行輸入品を指す言い換えとして使われることが多い言葉です。
つまり本物であることがほとんどですが、並行輸入品と同じく「誰から買うか」で偽物リスクは変わります。
表記の名前ではなく、販売店の信頼性で判断してくださいね。
化粧品・香水の並行輸入品は偽物が多いですか?
「特に偽物が多い」というより、偽物だったときの健康被害が大きく、外見だけでは見分けにくいカテゴリです。
国内で販売される化粧品には日本語の表示ラベルの貼付が義務付けられているので、ラベルがまったくないもの、ロット番号が確認できないもの、相場より極端に安いものは避けましょう。
また、本物であっても輸送や保管の環境によって品質が劣化することがあります。
肌に直接使うものだからこそ、購入先の信頼性はいつも以上に重視してくださいね。
正規品と並行輸入品、どちらを買うべきですか?
並行輸入品は「安く本物を手に入れる手段」であって、誰にでも正解というわけではないんです。
次のような場合は、少し高くても正規品を選ぶほうが結果的に安心ですよ。
- 高級時計や家電など、長く使ってメーカー修理を受ける前提の商品
- 化粧品・香水・サプリなど、偽物だったときに健康被害が出る商品
- プレゼント用など、「偽物かも」という不安を絶対に残したくないとき
- 相場を調べる・売り手を確認する時間がどうしても取れないとき
逆に、「相場も売り手も確認できて、保証はお店の独自保証で十分」という方なら、並行輸入品はとても賢い選択肢になります。
「安さ」と「安心」のどちらを優先するか——ご自身の状況で選んでくださいね。
まとめ|並行輸入品は偽物ではない。リスクは「どこで買うか」で決まる
- 並行輸入品=偽物ではなく、基本は合法な「本物」。正規品とは輸入ルートが違うだけで、安いのにも正当な理由がある。
- 偽物が紛れる理由は、輸入時にブランド側の真贋チェックがなく、確認が業者まかせになるから。
- だからこそ偽物リスクは「どこで買うか」で激変する。商品より先に売り手を見る。
- 正規価格から70%以上安い商品は、偽物・詐欺サイトを疑う水準。定価ではなく「他店の相場」と比べる。
- 偽物は「相場との乖離」「販売者情報」「シリアル・縫製・付属品の質」の7チェックで見抜き、迷ったら鑑定に出す。
- Amazonは「販売元」、メルカリは「あんしん鑑定」と受取評価前の確認、楽天はショップ単位の実績を見る。
- 保証書なし・説明書が外国語は本物でも起こること。見るべきは「海外仕様か」ではなく「作りが粗雑か」。
- 万が一のときは、受取評価をせずすぐ連絡。証拠写真を揃え、困ったら188(消費者ホットライン)へ。


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