
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

今回は、こちらのお悩みにお答えしますね。
▼アリエクとタオバオの違いに関するPost▼
アリエクとタオバオの違いを理解した上で中国輸入している人ってどれくらいいるのでしょう。コンサル先生のやり方に起因することもあるでしょうし、気になったブログ記事やYoutubeで言っていることに影響を受けることもあるでしょう。総合的にみると、無在庫でアリエク仕入れは厳しいかな。
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠🇨🇳🇯🇵🇺🇸🇰🇷 (@makoto1688) October 4, 2024
この記事は、長年、タオバオ輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

それでは、いっしょに見ていきましょう。
【結論】タオバオとアリエクの違い一覧表と、目的別の使い分け
まずは、いちばん知りたいところから結論をお伝えしますね。
タオバオ(淘宝網)は、アリババグループが運営する中国国内の人に向けたショッピングモールです。
一方、アリエクスプレス(AliExpress)は、同じアリババグループが運営する海外(日本を含む)の人に向けた通販サイトになります。
どちらも中国・杭州に本社を置くアリババグループのサービスなので、まったくの別会社というわけではありません。
ただ、向いているお客さんが違うぶん、価格・買い方・届くまでの日数に、はっきりとした差が生まれているんです。
その差を7つの項目にまとめたのが、こちらの表になります。
| 比較項目 | タオバオ | アリエクスプレス |
|---|---|---|
| ①ユーザー層 | 中国国内の人向け | 海外(日本を含む)向け |
| ②価格 | 最安(中国の現地価格) | 割高(利益・送料が上乗せ) |
| ③購入方法 | 代行業者を通すのが基本 | クレカ・PayPayで直接購入 |
| ④配送・納期 | 代行経由でおよそ1〜3週間 | 日本へ直送でおよそ2週間〜1ヶ月 |
| ⑤送料 | まとめ発送で1点あたりが安い | 1点なら安い/複数店舗だと割高 |
| ⑥言語・検索 | 中国語のみ(画像検索が優秀) | 日本語対応(翻訳はやや不自然) |
| ⑦検品 | 可能(不良品を事前に除去) | 不可(届くまで分からない) |
表を踏まえた「あなたへの答え」は、実はとてもシンプルなんです。
- 自分用に1〜2個だけ、手軽に買いたい方 → アリエクスプレス
- 1円でも安く買いたい・まとめ買いしたい方 → タオバオ(代行業者を利用)
- メルカリやAmazonで売るために仕入れたい方 → タオバオ(代行業者を利用)
「どちらか一方だけが正解」ということはありませんので、どうぞ安心してくださいね。
慣れてくると、用途によって両方を上手に使い分けている方がとても多いですよ。
タオバオとアリエクの違い7つ

ここからは、先ほどの表の7項目を、ひとつずつ噛みくだいて解説していきます。
ご自身が気になるところだけ読んでいただいても大丈夫ですよ。
それでは、詳しくみていきましょう。
①ユーザー層|中国国内向けか、海外(日本)向けか
すべての違いの出発点が、この「誰に向けたサイトか」という部分です。
タオバオは、中国に住んでいる人が日用品や洋服を買うための、いわば現地の楽天やAmazonのような存在です。
中国の人が中国国内で受け取る前提なので、価格も送料も、中国の暮らしに合わせた設定になっています。
一方、アリエクスプレスは、最初から中国の外に住む私たちのために作られたサイトです。
日本語表示に対応していて、日本の住所にそのまま送ってくれるのは、そのためなんですね。
なお、どちらもアリババグループのサービスで、企業向けの卸売サイトである「アリババ(1688.com)」も同じグループの兄弟サイトにあたります。
「タオバオ=中国国内の個人向け」「アリエク=海外の個人向け」「1688=中国国内の業者向け」と覚えていただくと、頭のなかがすっきり整理できますよ。

②価格|同じ商品でもアリエクが高くなる理由
「まったく同じ写真の商品なのに、タオバオのほうが半額だった」というご相談を、本当によくいただきます。
これはお店が悪いわけでも、あなたが騙されているわけでもありません。
実は、アリエクで売られている商品の多くは、もともとタオバオや1688に出品されている商品なんです。
それを海外向けに販売するにあたって、出品者の利益と国際送料が上乗せされています。
つまりアリエクの価格は「タオバオの価格+α」という構造になっているわけですね。
ですから「1円でも安く手に入れたい」という方は、大元であるタオバオを見にいくのが近道になります。
ただし、ここで焦らないでいただきたいのが、タオバオの表示価格には日本までの送料がまったく入っていないということです。
タオバオが4,000円、アリエクが8,000円だったとしても、代行手数料と国際送料を足したら差が縮まる、というケースもあります。
安さを比べるときは、必ず「日本の玄関に届くまでの総額」で見てくださいね。

③購入方法|クレカで直接買うか、代行業者を通すか
買い方のハードルは、この2つでかなり差があります。
アリエクスプレスは、日本のクレジットカードがあれば、その場ですぐに買い物ができます。
住所もローマ字で入力するだけですし、最近はPayPayが使えるお店も増えてきて、ますます手軽になりました。
海外通販がはじめてという方でも、Amazonとほとんど同じ感覚で注文できるはずです。
一方、タオバオは、中国国内の人が使う前提のサイトなので、そう簡単にはいきません。
会員登録に中国の携帯番号が必要だったり、支払いにアリペイ(支付宝)の中国本人確認が求められたりします。
さらに、商品について質問したいときは、中国語でお店とチャットする必要があります。
こうしたハードルをまとめて肩代わりするのが、私たちのような輸入代行業者です。
手数料はかかりますが、注文から日本への発送まで日本語だけで完結できるので、はじめての方ほどメリットが大きいと思います。
④配送と納期|日本に届くまでの日数の違い
「注文してから、どのくらいで届くの?」というのも、気になるところですよね。
アリエクスプレスは日本へ直送してくれますが、到着までの目安はおおむね2週間〜1ヶ月です。
配送方法や時期によってはもっとかかることもあり、忘れた頃にポストに入っていた、なんて話も珍しくありません。
タオバオの場合は、まず中国国内の倉庫まで商品が集まり、そこから日本へまとめて発送する流れになります。
買付から到着まで、代行業者を使った場合の目安はおおむね1〜3週間ほどです。
一見すると遠回りに思えますが、航空便を選べばアリエクの直送より早く届くことも多いんですよ。
いずれにしても、日本のネット通販のような「翌日配送」は期待できません。
イベントやプレゼントに使う予定があるなら、余裕をもって注文しておくと安心ですね。

⑤送料|直送とまとめ発送、どちらが安く済むか
送料は、実は「何個買うか」で有利不利がひっくり返る項目です。
アリエクスプレスは1点あたりの送料が価格に含まれていることが多く、少量なら送料無料で買えるお店もあります。
ただし、複数のお店で買うとそれぞれ別便で届くため、その都度コストが乗ってきます。
タオバオは中国国内の送料が非常に安く、無料の店舗もたくさんあります。
そのため、いろいろなお店の商品を代行業者の倉庫にいったん集めて、1つの箱にまとめて日本へ送るという買い方ができるんです。
まとめられるぶん、1点あたりの国際送料をぐっと下げられるのが、タオバオ+代行の大きな強みですね。
なお、タオバオにも海外発送に対応した店舗はありますが、そちらの送料はかなり高めに設定されています。
ご自身のケースで比べたいときは、下の記事で送料の目安を確認してみてください。
⑥言語と検索|日本語対応と画像検索の精度
アリエクスプレスは日本語に対応しているので、言葉の心配なく買い物ができます。
ただ、商品名が機械翻訳のままになっていることが多く、検索してもお目当てのものが出てこない、ということが起こりがちです。
タオバオは中国語のみですが、そのぶんアプリの画像検索がとても優秀です。
欲しい商品の写真をアップロードするだけで、よく似た商品がずらりと並びます。
中国語が読めなくても、画像さえあれば目的の商品にたどり着けるので、あまり身構えなくて大丈夫ですよ。
ブラウザの翻訳機能を併用すれば、商品ページの内容もおおよそ把握できます。
⑦検品|届く前に不良品を除けるかどうか
最後の違いは、あまり語られませんが、実はとても大きなポイントです。
アリエクスプレスは中国のお店から日本へ直送されるため、途中で誰も中身を確認しません。
箱を開けてはじめて「色が違う」「サイズが合わない」と気づくことになります。
いっぽうタオバオ輸入で代行業者を使う場合は、中国の倉庫にいったん荷物が集まります。
このタイミングで、日本へ送る前に中身をチェックし、不良品を返品・交換できるんです。
国際送料を払ってから不良品だと分かるのと、送る前に気づけるのとでは、精神的にも金銭的にもまったく違いますよね。
品質にこだわりたい商品や、人に渡す予定のものは、検品できるルートを選んでおくと安心です。

どっちが安全?偽物・不良品とトラブル対応の違い
海外通販でいちばん心配なのは、やはり「ちゃんと届くのかな」「詐欺じゃないかな」という点ですよね。
その不安、まったく自然なものだと思います。
ここでは、安全性とトラブルが起きたときの違いを、正直にお伝えしますね。
詳しくみていきましょう。
偽物・粗悪品が届くリスクの違い
先にお伝えしておくと、偽物や粗悪品のリスクは、どちらのサイトにもあります。
「アリエクだから安全」「タオバオだから危ない」という単純な話ではないんですね。
大切なのはサイトの名前ではなく、そのお店が信頼できるかどうかです。
販売実績の件数、レビューの写真、評価コメントの中身を見れば、危ないお店はかなりの確率で避けられます。
そのうえで両者の差を挙げるとすれば、届いたあとの対応力です。
アリエクは直送なので、届いてから「あれ?」と気づくことになります。
タオバオ+代行なら、先ほどお伝えしたとおり、日本に送る前に一度確認できます。
このワンクッションがあるかどうかが、実際の満足度をけっこう左右しますよ。
返金・返品の仕組みの違い(Open Disputeと代行交渉)
万が一のときの返金の仕組みも、両者でかなり異なります。
アリエクスプレスには「バイヤー保護」という制度があり、商品が届かない場合や説明と違う場合に返金を申請できます。
この申請手続きが、いわゆるOpen Dispute(オープンディスピュート)です。
証拠写真を用意して、英語または日本語でやりとりを進めていく流れになります。
しっかりした仕組みではあるのですが、申請できる期間に限りがあるため、届いたら早めに中身を確認する習慣をつけておくと安心です。
タオバオの場合は、お店とのやりとりを代行業者が中国語で引き受けます。
返品や交換の交渉を丸ごとお任せできるので、ご自身は日本語で状況を伝えるだけで済みます。
「何かあったときに日本語で相談できる相手がいる」というのは、想像以上に大きな安心材料になりますよ。
日本語アプリ「TAO」はタオバオ・アリエクと何が違う?
ここ最近、「タオバオって日本語のアプリがありますよね?」というご質問が増えてきました。
そのとおりで、アリババグループは2024年10月に、日本向けの越境ECアプリ「TAO(タオ)」をリリースしています。
日本国内には淘宝日本株式会社が置かれ、問い合わせにも日本語で対応してもらえます。
つまり「タオバオの商品を、日本語で、日本の住所に直接届けてもらえる窓口」が生まれた、というわけですね。
支払いにPayPayが使えるなど、日本のユーザーが使いやすいように作られている点も特徴です。
ただし、TAOはタオバオの全商品が並んでいるわけではなく、日本向けに厳選された商品が中心です。
価格も、中国国内向けのタオバオそのままではなく、送料や手数料を織り込んだ設定になっています。
ですので位置づけとしては、「アリエクに近い、もう1つの日本向け直送サービス」と考えていただくのが実態に近いと思います。
個人のお買い物には便利ですが、品数と原価が命になるビジネス仕入れでは、やはりタオバオ本体+代行が有利です。

関税・消費税のかかり方の違い
最後に、避けては通れない税金の話にも触れておきますね。
海外から荷物を輸入すると、商品代金とは別に「関税」や「輸入消費税」がかかることがあります。
個人で使う目的であれば、課税価格(海外小売価格のおよそ60%)が1万円以下、つまり商品代金でおおよそ16,666円以下なら免税になるのが原則です。
いっぽう転売など商売が目的の場合は、この免税ルールが使えず、金額にかかわらず課税されるのが原則になります。
ここが、個人利用のアリエクとビジネス仕入れのタオバオで、体感がいちばん分かれる部分ですね。
また、代行業者を使ってまとめて1箱で送る場合は、箱の中身の合計で判断されます。
「1点ずつなら免税だったのに、まとめたら課税された」というのは、この仕組みによるものです。
なお税制は変更されることもありますので、大きな金額のお買い物をされる前には、最新の情報を確認しておくと安心ですよ。

中国輸入ビジネスの仕入れで使うならどっち?
ここからは、メルカリやAmazonでの販売を考えている方に向けた、少し踏み込んだお話です。
これからはじめる方にこそ知っておいてほしい、現場の視点をお伝えしますね。
詳しくみていきましょう。
アリエク仕入れが無在庫転売に向かない理由
アリエクスプレスは手軽ですが、仕入れ先として使うとなると、いくつか壁が出てきます。
いちばんの理由は、納期が読みにくいことです。
「2週間で届くはずが1ヶ月かかった」となれば、注文後に仕入れる無在庫販売では、お客様をお待たせしてしまいます。
また、個人のお買い物向けに梱包されているため、外箱が潰れた状態で届くことも珍しくありません。
そのままお客様へ転送すると、評価に響いてしまいます。
副業として小さくはじめる場合でも、納期と品質の管理は売上に直結しますので、ここは慎重に考えたいところですね。
利益を出すなら「タオバオ×代行業者」
販売で利益を残す鉄則は、なんといっても原価を抑えることです。
すでにお伝えしたとおり、アリエクの価格にはすでに出品者の利益が乗っています。
つまり仕入れ先としてアリエクを選ぶと、スタート地点から不利になってしまうんですね。
大元のタオバオ、さらにロットが増えるならアリババ(1688.com)を使えば、原価をぐっと下げられます。
そのうえ代行業者を使えば、検品はもちろん、タグの付け替えや丁寧な再梱包もお願いできます。
自分のブランドとして販売できるようになるので、ライバルとの差別化もぐっとやりやすくなりますよ。
はじめは少量からで大丈夫ですので、早い段階でタオバオに慣れておくことをおすすめします。
タオバオとアリエクの違いに関するよくある質問
最後に、お客様からよくいただくご質問にまとめてお答えしますね。
詳しくみていきましょう。
タオバオとアリエクは同じ会社が運営しているの?
はい、どちらも中国・杭州に本社を置くアリババグループが運営しています。
ただし、タオバオは中国国内の人向け、アリエクスプレスは海外の人向けと、対象とするお客さんが異なります。
同じグループの、役割の違うサービスだと考えていただくと分かりやすいですよ。
タオバオとアリエク、結局どっちが安い?
商品そのものの価格は、中国の現地価格で売られているタオバオのほうが安いです。
アリエクの価格には出品者の利益と国際送料が上乗せされているためですね。
ただし、タオバオは代行手数料と国際送料が別途かかります。
1〜2点だけならアリエク、3点以上まとめ買いするならタオバオ+代行のほうが総額で安くなりやすい、という目安で考えてみてください。
タオバオは日本語で買えるの?
タオバオ本体(taobao.com)は中国語のみで、日本語には対応していません。
ただし、アリババグループが2024年10月にリリースした日本向けアプリ「TAO」を使えば、日本語でタオバオの商品を購入できます。
また、日本語対応の代行業者を利用すれば、タオバオ本体の商品も日本語だけで注文できますよ。
アリエクのほうが偽物が多いって本当?
「アリエクだから多い」「タオバオだから少ない」という関係はありません。
偽物や粗悪品のリスクは、サイトの違いよりも、どのお店で買うかによって大きく変わります。
販売実績やレビュー写真を確認してからカートに入れる習慣をつけておくと、失敗をかなり減らせますよ。
アリババ(1688)とタオバオ・アリエクの違いは?
アリババ(1688.com)は、中国国内の業者向けの卸売サイトです。
まとめ買いを前提としているぶん単価が安く、3つのなかでは最安値になりやすいのが特徴です。
「1688=中国国内の業者向け」「タオバオ=中国国内の個人向け」「アリエク=海外の個人向け」と整理すると、迷わなくなりますよ。
まとめ|タオバオとアリエクは目的で使い分ける
- タオバオは中国国内向け、アリエクは海外向け。ここがすべての違いの出発点
- 同じ商品でアリエクが高いのは、利益と国際送料が上乗せされているから
- 自分用に手軽に買いたいなら「アリエクスプレス」
- 安さ・まとめ買い・ビジネス仕入れなら「タオバオ+代行業者」
- 日本語でタオバオ商品を直接買いたいなら「TAO」という選択肢も


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